「AIでアプリが作れる時代に、エンジニアっている?」
…最近、こういう問いを目にする機会が増えました。
こんにちは、株式会社イデアルアーキテクツです。
2026年2月、Anthropicの「Claude Cowork」やOpenAIの「Frontier」の登場をきっかけに、世界中で 「SaaSの死」 が話題になりました。SaaS大手4社の時価総額が1ヶ月で数千億ドル消失するという事態。
AIエージェントが業務をこなせるなら、もう業務ソフトはいらないんじゃないか。
この議論、実は エンジニアの存在意義 にも直結する話です。
📉 「SaaSの死」の本質:何が変わったのか
マイクロソフトCEOのサティア・ナデラ氏が以前から指摘していたことがあります。
「多くのSaaSアプリは、本質的にCRUD(データの作成・読取・更新・削除)を行うシンプルな仕組みだ。そのロジック部分はAIが代替できる」
つまり、ユーザーが画面をポチポチ操作してデータを入力する、あのUI。あれをAIエージェントが代行できるなら、そもそもUIは不要になる。
実際、個人向けのシンプルなアプリなら、もうAIだけで作れます。
ChatGPTに「ToDoアプリ作って」と言えば動くコードが出てくる。Cursorで「このデータを集計するダッシュボード作って」と指示すれば、数分でそれっぽいものが完成する。
「作れる」は、もう差別化要因ではなくなった。
▲ AIがCRUD操作を代行する時代。UIすら不要に
⚠️ 「作れる」と「運用できる」の間にある壁
ここからが今日の本題です。
はい、アプリは作れます。個人でも。AIの力を借りれば。
でも、その先は?
バグが出たら誰が直すのか
AIが生成したコードにバグがあった場合、原因を特定して修正するのは誰でしょうか。
AIに「直して」と言えばいい?でも、本番環境で顧客データが壊れたら?リアルタイムで稼働中のシステムを止められる判断ができるのは?
情報が漏洩したら誰が責任を取るのか
個人がAIで作ったアプリに個人情報を入力するユーザーがいたとします。
セキュリティホールからデータが流出したら、その 法的責任 は誰にあるのか。AIに「セキュリティを強化して」と指示した人?AIの開発元?それともアプリを公開した個人?
この問題、まだ誰も明確に答えられません。
スケールしたとき、何が起きるか
10人が使うアプリと10万人が使うアプリでは、求められるものが根本的に違います。
負荷分散、データバックアップ、障害復旧、SLA、ログ監視、コンプライアンス対応…
これらは 「作る」の延長線上にはない、まったく別の専門領域 です。
▲ コードを書くことと、その責任を負うことは別の話
💡 だからこそ「エンジニア」が必要
「SaaSの死」は、SaaSの「消滅」ではなく「進化」だと言われています。
競争軸が 「機能」から「データ・統合・信頼性・ガバナンス・運用」 へ移行する。
これ、まさにエンジニアの領域です。
エンジニアの価値が変わるポイント
従来のエンジニアの価値 → 「コードが書ける」
これからのエンジニアの価値:
- 設計できる — AIが書いたコードの品質とアーキテクチャを担保する
- 守れる — セキュリティ、プライバシー、コンプライアンスを理解した上で実装する
- 運用できる — 障害対応、パフォーマンスチューニング、監視体制を構築する
- 責任を取れる — 「何かあったとき」に対処できる知識と経験を持っている
AIが「作る」を民主化した今、「守る」と「責任を取る」がエンジニアの最大の価値 になっています。
🏢 SES企業が果たす役割
ここでSES企業の存在意義を考えてみます。
個人がAIでアプリを作れる時代に、なぜ企業がエンジニアを雇うのか?
答えはシンプルです。
リスクを組織で引き受けるため。
個人では抱えきれない責任がある。法的リスク、セキュリティインシデント、24時間365日の運用体制。
これらを組織として引き受け、エンジニアが安心してスキルを発揮できる環境を作る。それがSES企業の新しい役割だと、イデアルアーキテクツは考えています。
「技術力 × 組織の信頼性」。この掛け合わせが、AI時代のエンジニアリングを支える基盤になる。
まずは話を聞きに来ませんか?
「AIで仕事がなくなるかも…と不安がある」
「でも逆に、今こそスキルアップのチャンスだと思っている」
「技術の話だけじゃなく、キャリアについても相談したい」
そんな方は、ぜひカジュアルにお話ししましょう。
不安な時代だからこそ、一人で考えず、一緒に考えませんか?
💡 今日の理想をカタチにする一言
> 「AIがコードを書く時代、エンジニアの真価は"コードの先にある責任"を背負えることだ」
#エンジニア採用 #SaaSの死 #AIエージェント #生成AI #SES #エンジニアの働き方 #エンジニアファースト
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