アイデアクラウドではVR/AR事業の一つとして、災害をVRやARを通じて体験できる防災VR/ARをパッケージ販売していますが、火災・地震に加えて、今回、台風の風と雨の被害をVR空間上で体験可能な防災VR台風・暴風雨編を発表しました。
VRは体験できない・しづらい、事象を体験できることが強み
様々なVRコンテンツが日々世の中ではリリースされていますが、VRの良さ・強みは、現段階では、体験できない・しづらい事象を、手軽に視覚的だけでも、体験できることだと思っています。実際に台風を再現できる装置や設備は存在しますが、その場所に行かなくてはならず、また非常に大掛かりなもののため、大きなコストも掛かります。この点、VRであれば、体験性については限定的とはなりますが、非常に手軽に体験することが可能です。
VR体験を通じて、改めて防災に対する意識付けを
災害は起きた直後から一定期間は危機管理の意識が高まりますが、暫く立ってしまうとどうしても風化してしまいます。防災VR/ARも体感で言えば、本当の火災や地震・台風などの体験には、まだまだ程遠く、視覚的な体験に留まりますが、私たちは防災VRを通じて、適切なタイミングで災害を擬似的に体験していただくことで、防災に対する意識を呼び起こし、本当に災害が起きた際に少しでも被害が減らすことができるようにと考えています。
災害が多いと言われる日本で、ほんの少しでも私たちの技術やアイデアが、被害の軽減につながることを願って防災VR/ARの開発を更に進めてまいります。
防災VR暴風雨編は2019年11月4日(月)にリリース予定となります。