1
/
5

健康経営優良法人に認定されると何かメリットあるの?

COOの片岡です。
私たちiCAREは2年連続で健康経営優良法人に認定されました!!


2年連続で経済産業省「健康経営優良法人2018」に認定されました | iCARE
2年連続で経済産業省「健康経営優良法人2018」に認定されました 2018.2.20 株式会社iCAREは、経済産業省が発表する「健康経営優良法人2018」に認定されました。 昨年の「健康経営優良法人2017」に続き 2 年連続の認定となります。 ...
https://www.icare.jpn.com/news20180220/

健康経営優良法人とは?

いきなりはじめてしまいましたが、「健康経営優良法人」の認定制度は、昨年度より経済産業省が始めた取り組みで、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

健康経営に取り組む優良な法人を「見える化」することで、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的に評価を受けることができる環境を整備することを目指しています。

2018年は、中小規模法人部門で775法人が認定されました。

健康経営優良法人に認定されると何かメリットあるの?

ヘルスケアに普段携わってない方だと、「健康経営優良法人」に認定されると何かいいことあるんだっけ?と思われた方も多いのではないでしょうか。

健康経営優良法人認定のメリットを検索してみたのですが、健康経営優良法人に認定のメリットがちゃんと書かれている記事って、ほとんどないなというのが正直な感想です。

まあ、そりゃ取得したことのない人が書いているんだから、リアリティがないのもうなずけます…

多くの記事で目にするのが、「生産性が向上する」という類のメリットです。

1ドルの健康投資で3ドルのリターンが…

プレゼンティズムで、○○万円の損失があって健康経営で改善…

という、健康経営関連の資料で必ず目にする内容が書いてあります。

そういう説明を私たちもすることはありますが、実際に健康経営を実践してみて、正直なところ実感が湧きませんw

生産性の向上はあるかもしれないし、ないかもしれないし…

MAツール導入したら売上○万円あがった的なわかりやすさがないので、経営サイドとしてどうも費用対効果を実感しくにいんですよね…

というわけで、2年連続で健康経営優良法人に認定された僕達が、実際に健康経営で感じているメリットを3つお伝えしたいと思います。

①組織の状況が可視化できる

健康経営優良法人に認定されるためには、従業員の健康診断を100%実施することが必要です。また、様々な健康施策を実施する必要がありますが、その項目の1つに「ストレスチェックの実施」があります。

ストレスチェックは50人以上の企業で実施することが義務付けられている制度ではありますが、義務対象ではない弊社でも毎年実施しています。

過去のブログでも紹介しましたが、ストレスチェック後の集団分析からは組織の状態がよくわかります。社内の雰囲気がいいな〜と感じていると、それは「周囲のサポート」だったり、「活気」だったりといったスコアに反映されます。

また、メンバーの多くが「働きがい」や「技能の活用度」を感じて業務にあたっていることがスコアで確認できるのは、経営陣としてはとても安心します。

icare.hatenablog.com

健康診断でフィジカルの組織状態、ストレスチェックでメンタルの組織状態が可視化されることで、「今組織はこういう状態かな?」という肌感覚を、実際のスコアで確かめることができるため、組織や個人の健康問題に早急に気づくきっかけになります。

「早く」「未然に」対処が打てるからこそ、結果として離職の予防につながり、ひいては採用コスト全般を削減できるのです。

②採用力が強化される

健康経営優良法人認定で感じるメリットで大きいのが「採用」です。

朝の情報番組でも新卒採用特集をやっていましたが、現在の学生さんから口々に聞かれたのが「福利厚生の充実」、「ワークライフバランス」といった内容でした。

新卒採用でも、転職サイトで離職した方の口コミを検索するという方もいましたが、「働き方がブラック」というイメージがつくと、一気に採用力は低下してしまいます。

まして、現在は売り手市場真っ只中。

働き方で悪いイメージが先行しては、優秀な人材の採用に影響します。

もちろん、健康経営優良法人を取得している企業だから選考に望むというほどにブランド化されている状態とは言えませんが、年収や業種など様々な条件をクリアしたのちに最後の決め手になるのが「働く環境」という要素だったりするなというのが実感です。

実際に、iCAREで健康経営優良法人認定前の1年間(2016年3月〜2017年2月)でWantedly経由での応募は46名でした。

一方、健康経営優良法人取得後の昨年(2017年3月〜2018年2月)1年間の応募総数はなんと123名!!

応募者数267%アップです!!

もちろん、スタートアップである我々にとって事業進捗具合や、知名度などその他の影響も大きく、健康経営優良法人単独の効果だけというわけは決してないと思いますが、採用力に間接的に貢献しているのは間違いなさそうです。

③組織の一体感が高まる

なんだかんだメリットを書いてきましたが、肌感覚として実感できる一番は、やはりこれです!!

組織の一体感!!

10名超えてチームでの業務が多くなると、チームを横断しての会話ってどうしても減ってきます。

そんな組織間の壁を取っ払ってくれるのが「共通の話題」で、それが健康なのです。

こんな風に、全社員がトレーナー指導のもとで一緒に運動します。

健康になるとかそんなことが目的というより、ただ「楽しい」んです。


2人1組でのストレッチなど、自然と会話が弾みます。


社内に置いてあるストレッチポールや腹筋ローラーで誰かが運動を始めると、俺も俺もとどんどん輪が広がって連鎖していきます。

そこで、会話が生まれる。

これこそが、健康経営をする究極の目的なんじゃないかと思うのです。

なんかよくわからないけど、楽しそうでしょ?w

最近では、メンバーが自主的に部活動を結成し、組織を横断して盛んに交流が加速しています。

ランニング部に参加してみた - iCARE公式ブログ
少し前までは寒くて朝も夜もつらかったですが、 最近、気温が上がってきて外に出やすくなりましたね! (部長が負傷や、路面が凍っている日があったりして、ランニング部久々の活動です 。) 過去の活動はこちら↓ 終業後、新しいオフィスから代々木公園までの5kmぐらいの距離を3名で走りました。 代々木公園内では他のランナーをたくさん見かけて、とても刺激的でした! ...
http://icare.hatenablog.com/entry/nobu20180218


初めてのボルダリング - iCARE公式ブログ
こんにちは、カスタマーサクセスの佐藤です。 2018年もどうぞよろしくおねがいします。 さて、突然ですが先日人生初のボルダリングを体験してまいりました。 近所にボルダリング施設があり、普段はそれを外から見てるだけだった自分。 ボルダリングに対する今までの印象は、 「おいおい、なんだあの意識高そうなアクティビティは。俺とは一生無縁だぜ。」 でした。 しかしながら、いざ会社の同僚に誘われてみると、 「え、ボルダリング?い、い、行ってもいいよ?」と思うわけで。 ほんとは行ってみたかったことに自分自身驚くのです。
http://icare.hatenablog.com/entry/daisuke20180124


健康経営優良法人って、あくまで「マーク」にすぎません。

個人情報を取り扱う企業がISMSやプライバシーマークを取得するように、うちは従業員の働き方やライフスタイルに対してしっかりコミットするよという姿勢を証明するひとつの手段として「健康経営優良法人」の認定制度の認知が高まっていくのではないかと感じています。

でも、認定ってどうやって取るの?、何すればいいの?という疑問にお応えすべく、セミナーを開催することにしました。

健康経営優良法人認定対策セミナー(3/22)を開催します
【第一部】 ・今注目の「健康経営」とは? ・「健康経営優良法人認定制度(中小規模法人部門)」の取得方法と認定対策 【講師】 健康経営アドバイザー 株式会社iCARE 取締役 COO 片岡 和也 【第二部】 ・健康経営優良法人取得の背景 ・実施している施策内容紹介 【講師】 社会保険労務士 BEENOS 株式会社 HR室 室長 竹内 巌 【第3部】 ・健康経営優良法人を支えるサービスのご紹介 【講師】 健康経営アドバイザー 株式会社iCARE 中野 雄介
https://www.icare.jpn.com/seminar/20180322/

あ、ちょっと興味あるかもという方はお気軽にお越しください。

それでは〜!!

株式会社iCARE's job postings
3 Likes
3 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Kazuya Kataoka's Story
Let Kazuya Kataoka's company know you're interested in their content