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ジョインして1年経ったので、心に響いた言葉で振り返ってみる

どうも石野です。

早いもので、2/1でジョインしてちょうど1年が経ちました。


ということで、振返りをしてみたいと思いますが

「やってきたこと」は大体ブログに書いてしまったので、

心に響いた記事やSNSに合わせながら、

どのような組織・会社にしたいと思ってやってきたかを書きたいと思います。


ジョインしたての時期

管理職の延長線上に「CxO」があるという大きな誤解
経営職、すなわちCEO(最高経営責任者)やCOO(最高執行責任者)などのCxO(最高○○責任者)と管理職は全く異なる業務。それにもかかわらず、意外とこれが一緒くたにされていたり、両者の違いが理解されていないようです。
http://diamond.jp/articles/-/113535
経営職の仕事はビジョンを掲げて戦略を策定し、
全社的視点に立ってヒト・モノ・カネの経営資源を獲得し、
どう使うかを決めて動かしていくことです。
一方、管理職の仕事は経営陣の策定した戦略を忠実に実行し、
メンバーが仕事をしやすいように環境を整えたり
人材育成を行ったりすることです。
...中略...
また、大企業ではいかにミスを犯さないかが重視されるのに対し、
中小企業・ベンチャー企業ではミスよりもスピードの速さが重視される
といった違いもあります。これはどちらが良いか悪いかでなく、大企業と
中小企業・ベンチャー企業のCxOは同じ名称であっても、
異なる職種の様相があるということです。

スタートアップでも初期段階のCTOは、

この記事で言う「経営」と「管理職」の両方を実施する必要があります。

ゼロから開発チームを作って行くので、

「俺は経営者だからっ!」

だけでは人は着いてこないですし、

ただの仲良しチームでは事業がスケールしないので

バランスを大事にしながらやっていこうと思っていました。


採用活動したての時期

伸びているベンチャーで必要な人、いてはいけない人
ベンチャー企業、スタートアップと呼ばれる、創業間もない小さな会社は、上手くいくか上手くいかないか常にギリギリのところで事業を行っている。そのように事業の成長を模索する中で、企業にとって欠かせないのが
https://newswitch.jp/p/9320

採用は本当に難しいですよね。

つい、即戦力になりそうな人がいたら採用したくなるのですが、

そこはグッと抑えてフィット感やマインドを重視してきました。

この記事にもありますが、「悲観的」な部分が何気ない趣味や日常のことから

垣間見えないかどうかを意識していました。

前々職から数えると(たぶん)500人ぐらいの面接をやってきましたが

やはり必勝法みたいなのは無く、良くも悪くも経験してわかることが多いなと

痛感しております。

どこかの記事で「この人と朝まで酒を飲めるか?」という基準を見ましたが、

結構良いポイントをついてるなと個人的には思ってます。

(もちろん最低限の技術レベルや事業への理解をクリアした方ですよ)

ちなみにですが、数多く面接を経験すると「これはダメだな...」という感覚は

かなり研ぎ澄まされて来るので、会社の扉を開いた瞬間にわかることも多々あります。


会社に必要なのは「やる気のある人」より「機嫌の良い人」<仕事ができる人はなぜモチベーションにこだわらないのか>相原孝夫 - 幻冬舎plus
本人のモチベーション云々に関わらず、結局、周囲に影響を及ぼすのは、その人の振る舞いである。常に機嫌よく振る舞える人もいれば、不機嫌を前面に出してしまう人もいる。
http://www.gentosha.jp/articles/-/7599

↑これもとっても大事


仲間が増えて、文化や働き方を考える時期

コミュ力もリーダーシップもいらない。元Google社員が語る、本当に"優秀な人材"とは
「コミュニケーション能力」「リーダーシップ」「協調性」――。長らく日本企業が「理想の人材」としてきた、紋切り型の言葉たち。「声の大きい人」の意見が通りやすい会社では、こうした特性も必要なのかもしれない。 そんな人材論に「NO」を突きつけるのが、Googleで人材開発に従事し、現在は退職して国内外の企業で人材育成のコンサルティングをおこなうピョートル・フェリークス・グジバチ氏だ。 ...
http://www.huffingtonpost.jp/2018/01/16/piotr_a_23334437/
上司が部下を信頼し、尊重すれば、それはきちんと返ってくる。
その中で社員が「そっか、自分でもできることがあるんだ」と
「自分にも価値があるんだ」と再確認ができれば、
非常に大きなパフォーマンスを発揮してくれます。

これは本当にそうだと思います。一番大事なこと


働き方改革に取り組んでいるのに、日本の労働生産性はなぜいまだほかの国と比べて低いのか?
「働き方改革」の傘下で行われている活動を見ると、正直とてもがっかりする。
http://www.huffingtonpost.jp/rochelle-kopp/workstyle-japan_a_23316399/
しかし、最近「働き方改革」の傘下で行われている活動を見ると、
正直とてもがっかりする。働き方を根本的に変えるのではなく、
多くの企業の活動の重点は「従業員の仕事時間の監視強化」や
「従業員が残業しないように忠告する」ということだけに置かれている。
...中略...
日本の組織のあり方や人事管理慣行は日本の経済の足を引っ張っている。
無駄な作業をなくして付加価値が与えられる仕事に集中できるような
ポジティブな環境で従業員が生き生きと働けることは必要である。
働き方改革がそれをもたらすことを当初期待していたが、
監視に重点が置かれすぎて実際そのような結果を生み出していない。
生産性の向上を実現するために、日本企業がより深い取り組みを
しなければならない。
「百貨店はもっと休業日を。働き手の幸せを考えて」500年続く虎屋社長の危機感
2018年のお正月も百貨店の初売りで長蛇の列がニュースをにぎわせたが、小売りの現場は人手不足が深刻化している。そうした人手不足対策の一環として、大...
https://www.businessinsider.jp/post-160107
「働き手の幸せを考える経営でなければならない。
休日を増やして売り上げが落ちると言うのなら、そうならないよう
考えるのが経営者の仕事。(何日休む休まないの)環境だけで
変わるほど、商売はそんなに甘くないでしょう」

「働き方」はスタートアップにおいては、本当に難しい問題だと思ってます。

人よりがんばらないと会社が成り立たないですし、

とはいえ根性論だけでは生産性は高くなりません。

一人一人にとって今の生活で大事なこと(お金、時間、趣味)を理解した上で

いかに信頼関係を築き最高のパフォーマンスを出してもらえるか・出せるか

をひたむきに考え実践していくしかないと思ってます。


最後に

システム・サービス改善、内製化なども大変でしたが、

それ以上に働き方や文化の部分は難しいことを痛感した1年でした。

でも、とても楽しくやりがいのある仕事だと心から思っていますので

今後も突っ走っていきます!!

今までそんなに成長してなかったスタートアップが急に成長した時、理由を聞くと大体帰ってくる答えは「KPIを絞ったから」。

当たり前だけどリソースが少ないフェーズは選択と集中が大事。
— Hiro Maeda (前田ヒロ) (@djtokyo) 2018年1月18日

まさに!

成長します!

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