※こちらの記事は2021年3月時点の内容です。
はじめまして、エンジニアのいづかです。
博報堂アイ・スタジオ(アイスタ)は、デジタル広告全般のソリューション提供を行っておりますが、主力にしているWebサイト制作のイメージを強く持つ方も少なくないのではないでしょうか?
私は主にWebサイト以外のスマートフォンアプリや体験システムのインタラクティブコンテンツの開発を担当しています。コンテンツ全体の開発も行なっていますが、特にUIや演出、フィードバック(ユーザがとった行動に対して、システムの状態をアニメーションや音などで伝えるもの)やインタラクティブなコンテンツの演出、など人が関わるインタラクション領域に携わっています。いわゆる、インタラクションエンジニアと呼ばれる仕事です。アイスタではこんなエンジニアの働き方があることと、入社2年目の私から感じたことを率直に伝えられたら!と思っています。
ということでエンジニア視点の話にはなるのですが、これから応募を考えているエンジニア職以外の方にもなにか参考になれば嬉しいです。
目次
▶なぜアイスタに入社したか
▶最近のお仕事
▶新しい技術をどんどん取り入れていきたい
▶アイスタのここがスキ!
▶︎人事担当者より
▶なぜアイスタに入社したか
私は大学・大学院でコンピューターサイエンスを専攻し、人とシステムの関わりを研究するHCI(ヒューマンコンピュータインタラクション)の分野を学んでいました。そういう背景があり、プログラミングも好きなのですが、システムを作るだけではなく、技術を活用した新しい体験や使いやすいシステムを考えることも面白いと思っているので、エンジニアとして企画や設計に携わることができる仕事をしたいと思っていました。
実際の業務では、企画を実現するために、どのような技術をどうやって使うかのフィジビリティを考慮することが大切で、エンジニアが企画の段階から入って進行することが多いです。そのような制作スタイルは自分に合っていると感じています。
また、エンジニアという職が様々な業界・会社にある中で、アイスタを選んだ理由は大きく2つあります。ひとつは、日常の中に技術やワクワクを溶け込ませたものを作りたいと思っていて、アイスタの作品にそういうものが多かったからです。学生の時に研究室の教授から、日常の中のエンターテイメントと非日常のエンターテイメントとどちらに興味があるかと聞かれたことがありました。その当時は漠然と、なにかみんながワクワクするようなものを作りたいと考えていたのですが、自分がやってみたいと思ったことは前者で、生活者が偶然出会うことが多い広告だからこそ、技術やワクワクを入れて、新しい視点や驚きを得られるものにしたいと考えるきっかけになりました。
もうひとつは、昔親戚が広告の仕事をしていたことがあり、その姿を見てかっこいいなと思っていたという単純な理由です(笑)。これは就活していたときにはあまり意識していなかったのですが、小さい頃に感じた印象が影響していたのだろうと最近になって思いました。
▶最近のお仕事
ここ1年(2020年〜)でAR技術を使った施策の相談がかなり増えました。AR技術を使った施策はこれまでもありましたが、新型コロナウイルスの影響により、リアルなイベント会場で実施する施策からオンライン・オンスクリーンで楽しめる施策に注目が移ったのだと思います。
私たちの仕事は広告を扱うことが主なこともあり、時代の流れに左右されやすいと感じていますが、正直なところ、1年でこんなに大きく変化があるとは思っていなかったので驚きました。ARコンテンツが溢れている世の中でどうすれば良いものが作れるか、今後VRのコンテンツももっと普及していくのかなど考えながら、変化を受け入れつつ楽しんでいます。
また、私の場合は開発で使用している言語やツールは担当する案件によって変わります。しばらくはUnityで開発する案件を担当していたのですが、ここ二ヶ月はFlutterで開発する案件にも少し入っていて、今はSwiftの案件をやっています。私のチームは担当領域が広いこともあり、予算や実現したいことに合わせて言語を選ぶことが多いので、少し特殊かもしれないですね...!
Unityは学生時代から使っていたのですが、他の言語は会社に入ってからで、徐々に仲良くなってきていると思います。😌
▶新しい技術をどんどん取り入れていきたい
Spark AR Studio の開発画面
エンジニアとして働くようになって、時代の変化だけでなく、技術はどんどん進化していくので、常に情報を取り入れて自分自身もアップデートしていくことがとても大切だと感じました。
例えば、InstagramにはAR技術を使った写真や動画を撮影できるエフェクトという機能があり、このエフェクトを作成するためのツールとして、Spark AR Studioという専用の開発ツールが用意されています。入社するまでは知らなかったのですが、入社後、面白そうだなと思って勉強していたところ、ちょうどAR技術を使った施策の需要が高まったこともあり、仕事でも活用されるようになっています。エフェクトの制作は、プラットフォームやツールの機能の制約があるのですが、その中でできることをデザイナーとも協力しながら模索しているところです。デモ用のエフェクトを公開しているのでもし興味があれば使ってみてください。※エフェクトはスマートフォンからのみアクセス可能です。
試して新しく身につけた知識や技術が仕事に活かせて良いものが作れたら、自分にとっても会社にとっても嬉しいことですよね!
新しい情報を得るために私はテック系の情報サイトやTwitterをチェックすることが多いです。また、アイスタには新卒入社2年目まではOJT制度があり、トレーナーの先輩と週1回の1on1を実施している中で、「これ知ってる?」みたいな感じで新しい技術やツールの話をしてもらうことも多く、とてもありがたいと思っています。
また、社内ではSlackを使ってコミュニケーションを取ることが多く、#adtechや#unity、#iOS等々トピックごとに専用のチャンネルで情報共有もしています。仕事とは関係ありませんが、趣味のチャンネル#fun-sakamichiなんかもあります。 笑
▶アイスタのここがスキ!
職種によらず、自分もそうなりたいと思うような尊敬できる人が多く、いつも刺激を受けられるところがスキ!です。今だとリモートワークが増えて顔を合わせる機会が減ってしまい少し寂しいですね。SlackやZoomといったオンライン上でのコミュニケーションもいろいろ工夫しているのですが、他になにかできることはないかなと日々企んでいます...!
▶︎人事担当者より
今回は、主にインタラクション領域に携わっているエンジニアの寄稿をお届けしました!
アイスタには他にも、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニアなど様々な領域の強みをもったエンジニアが活躍しています。
一つの領域だけに携わるのではなく、専門性を高めつつも幅広く技術を習得していく志向性をお持ちの方は是非アイスタのエンジニア職にご応募ください。
アイスタの仕事についてもっと知りたい方、気になることがある方は、採用サイトや採用担当のTwitterでも情報を提供していきますので、ぜひチェックしてみてください!
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