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時価総額2.6兆円の医療IT企業からなぜAI開発ベンチャーに?データサイエンティストが語るフツパーの魅力 【社員インタビュー Vol.6】

今井 亮太 / 研究開発本部 テクノキング・オブ・フツパー

愛知県名古屋市出身。大阪大学基礎工学部システム科学科卒業後、同大学修士課程を修了。 研究テーマは、画像生成モデルを用いた人の感性情報の抽出と可視化。自身の研究をコア技術(特許出願)とした大学発ベンチャーの発足に携わる。 新卒でエムスリー(株)にデータサイエンティストとして入社、製薬マーケティングにおけるデータ分析等に従事。 2020年6月からAI開発のインターン経験を経て、2022年3月よりフツパーに参画。

今井さんは、フツパ―でどのようなお仕事を担当されていますか?

プロダクト開発部に所属し、新サービス・新商品の開発をメインに取り組んでいます。具体的には、世の中の動向を調査して、フツパ―のビジネスに活用できそうな技術を見つけたら、そのコードを解析したり、実装してみたりしています。

その他にも、現状の仕組みを効率化していくような、データ分析の案件を担当したり、ピンチヒッターとして他のエンジニアが主担当として取り組んでいる案件のお手伝いをすることもあります。


これまでの経歴を教えてください!

大阪大学基礎工学部出身で、大学・大学院では「画像生成モデルを用いた人の感性情報の抽出と可視化」というテーマで研究をしていました。学生時代はさまざまな企業で業務委託として機械学習モデルを組むなど手広く仕事をしていたのですが、実はフツパ―も、当時業務委託として関わっていた企業の1つでした。

その他にも、学生時代には自分が研究していた技術で特許を取ったりもしていて、その技術を用いた事業を行う大阪大学発ベンチャー企業の立ち上げにも関わりました。

大学院卒業後は製薬企業が医師に情報提供をするためのツール等を提供するエムスリーという会社にデータサイエンティストとして入社し、製薬マーケティングに関するデータ分析を行っていました。

フツパ―と出会ったきっかけは?

僕は学生時代に、知人の紹介でフツパ―に出会いました。たしかそれが2020年5月くらいで、実は創業1か月目にはもうフツパ―と関わりを持っていたんです。

それから業務委託として案件を担当することもありましたが、自分が作った技術などをフツパ―に持ち込んだりすることもあって、わりと自由に仕事させて貰ってたなと思います。

フツパ―という会社を最初に知った時、どんな印象を受けましたか?

正直なところ、最初は「よくあるAIベンチャーの1つだなぁ」くらいの認識でした(笑)

でも、自分で調べていく中でベンチャー界隈でもフツパーは成長著しいことがわかり、一緒に仕事をしていく中でフツパ―が会社として急激に成長しているのを実際に肌で感じて、働き始めて1年経った頃にはフツパーに対する印象は大きく変わっていました。

最初にフツパーからオファーを頂いたのが、僕がエムスリーに就職する直前くらいのタイミングだったんですけど、黒瀬さんからの熱心な誘いもあり、その時もかなり迷ったんです。でも当時はエムスリーに行きたいという気持ちが強くて、悩んだ末に、残念ですがオファーをお断りしました。


COO黒瀬のインタビュー記事はこちら↓

https://www.wantedly.com/companies/hutzper/post_articles/395141


なぜエムスリーを就職先として選ばれたんでしょうか。

一番の理由は、データサイエンティストとしてのスキルを磨く場として、エムスリーが最適だと考えていたからです。データサイエンティストは、扱えるデータと業界の規模に比例して、出来ることが大きくなっていきます。医療業界は業界としての規模も非常に大きいですし、エムスリーはそんな医療業界のプラットフォーマーで、他社が持ちえないデータを大量に持っている企業なので、そこに魅力を感じていました。


一度は別の会社への就職を決められたんですね!

そこから数年後に改めてフツパ―に転職しようと決意されたのはなぜでしょうか。

「僕の中で、フツパ―でやりたいことが見つかった」というのがフツパ―に転職しようと思った一番の理由です。

前職では本当にいろんなことを経験できましたし、周りの社員の方々も優秀だったため自分の能力がどんどん引き上げられるような感覚がありました。でも、そんな中で「大企業で働くよりも、まだ規模は小さいながらも急成長している企業で、事業をより大きく成長させるような仕事がしたい」という思いがだんだん強くなっていったんです。

僕が入社したタイミングは、社員規模が15名、売上も約1億円ほどで、初めてフツパーに会った頃から社員数も売上も2年しないうちに倍くらいになっていました。まだまだこれから急拡大する会社だと思いますし、そういった環境で自分のスキルを 生かしたい、自分の力で会社を大きくしていきたいという思いから、改めてフツパ―で働きたいと思うようになり、転職を決めました。


フツパーでエンジニアとして働く魅力とは?

フツパ―は今まさに成長段階のスタートアップで、裁量の大きい仕事に挑戦でき、自分の頑張り次第で会社を大きく成長させられる点が魅力だと思っています。受動的に言われたことをやるだけではなくてどんどん新しいことに目を向けて「この技術、フツパ―だったらどう使えるかな」と考え、行動に移すことが求められます。

フツパ―ならではの特徴でいうと、PDCAサイクルの中のPlanからDoまでの間隔が極端に短いんです。例えばこの前、僕が新しい技術を見つけて「この技術、フツパ―で使えそうです」とCTOの弓場さんにお話しました。すると「あ、ちょうどその技術が使えそうな案件があるよ!」と仰って、その日のうちに案件のデータが共有され、次の日には案件のデータでの精度確認と問題点のリストアップが完了しました。

実データを使って実験するまでかなりの時間がかかるケースも多いと思うんですけど、フツパ―ではベンチャーならではのスピード感で実験ができます。このように色んなアイデアをすぐに実践の場で試せるという点も、働いていて面白いなと感じますね。


フツパ―のプロダクト開発部の具体的な業務内容について教えてください!

プロダクト開発部の業務内容はざっくり以下の2つです。

①AIの運用を管理するアプリ「Hutzper Insight」のインフラ整備や、既存サービスの改善・メンテナンス

②最新技術を社内に蓄積し、それらの技術を組み合わせて、社内外のニーズを達成する新たな技術の開発

僕は主に②の新規技術の開発を担当しています。具体的には、本や論文を読んで使えそうな技術を探して、それを実データで実験する仕事です。


フツパ―でエンジニアとして働くにあたって必要な能力やスキル、経験はありますか?

もちろん機械学習やプログラミングなど一般的なエンジニアスキルは必要ですが、一番大事なのは「自走力」だと思っています。指示を待つのではなく、自分から出来ることを探して動く力です。

フツパ―は「どこにどんなニーズがあるのか」を探して自分でニーズを発見する力、そしてそのニーズを実現できるエンジニアスキルの両方が求められる環境だと感じますね。


フツパ―のエンジニアに共通している点は何かありますか?

共通しているのは、やはり「熱意」ですね。

会社を成長させたい、事業を大きくしていきたいという想いをみんなが共有していて、「会社全体から見ると、今後こういう技術があった方が良いよね」など、1人1人が会社全体としての成長を見据えた議論ができるだけの熱量を持って仕事しているところが、フツパ―のエンジニアだけでなく、社員全体に共通している点かなと思います。


1日のスケジュールを教えてください!

9:30   出社、タスクの洗い出し

10:00 情報収集

12:00 昼食

13:00 新規技術の実験

15:00 営業の社員と話してニーズを収集

17:00 開発

19:00 退社

論文に書かれているデータは一般的なデータセットでしか実験されていないことが多いです。実際にフツパ―が持っている現場のデータで実験してみることで、フツパ―でその技術が使えるかどうかを試しています。

僕のスケジュールに関しては、論文を読んだり実験をしたりしている時間が大半を占めているような日も結構ありますね。ただもちろん現場のニーズに直接触れることは開発において最も重要なので、営業のメンバーやお客さんと話すことも大事にしています。

入社して感じた「フツパ―のここが好き!」

営業とエンジニアの間で、質問がたくさん飛び交うところです。

特に、営業職の社員が皆、技術について学ぼうとする意欲が高いところが、すごく良いなと思っていて。

もちろん他社の営業も技術的な知識を学ぶ人が多いと思うんですけど、フツパ―の社員は深い専門知識まで学ぼうとする人が多いんです。フツパーでは技術的な用語が、ごく普通に社内用語として使われているのが特徴的だなと思います。

今後のキャリアについては、どのようにお考えですか。

技術と分析の双方の観点から会社全体を大きくするキャリアを歩みたいと思います。技術を伸ばすのはもちろんですが、前職でも取り組んでいたマーケティング分析にも力を入れたいです。ただフツパ―ではデータ分析に耐えうるデータ基盤の整備がまだ出来ていないので、まずは分析のための土壌を整えることと、事業を伸ばしデータを増やすことからですね。

いかにデータ分析によって効率化を実現していくのか。そしてフツパ―という会社をどういう方向に成長させていくのか。そういったことを考えながら、プロダクト開発とマーケティングの双方からデータ分析を活用し、会社を効率良く成長させることに貢献していきたいです。

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