運営と登壇の双方でフルコミット!JAWS-UG東北「仙台でre:Invent reCap!」イベント参加レポート | 株式会社ヘプタゴン
株式会社ヘプタゴン ビジネスデベロップメントの菊池です。私たちの会社は企業文化に「コミュニティフルコミット」を掲げており、技術コミュニティを初めとする課外活動への積極的な参加を奨励しています。2...
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みなさん、こんにちは!
株式会社ヘプタゴンの菊池です。
今回は2024年1月27日 (土) に北海道札幌市で開催したハンズオンイベント「地方エンジニアのための AWS ハンズオン 〜生成系 AI を使った開発力強化のポイント〜」を、クラウドエンジニアの木幡さんに体験してもらいましたので、その感想をお届けします!
普段インフラエンジニアとして業務を行っている木幡さんですが、先日公開した以下のストーリーにもある通り、エンジニアらしく最新技術へ興味津々。
本イベントで題材となった Amazon Bedrock や Amazon Q も例外ではなく、機会があれば触ってみたいと思っていたとのこと。今回のハンズオンでこれらのサービスの体験した感想をインタビュー形式で話してもらいましたので、どうか最後までお読みください。
それではどうぞ!
これまで Amazon Bedrock (API を通じて主要な基盤モデルを利用できるようにするフルマネージド型サービス) に触れたことがなかったのですが、あっという間に AI から答えを得るアプリケーションが実装できました。
(ハンズオンのトップバッターを務めた株式会社 Fusic 清家 史郎さん)
初期構築などでコマンドラインを操作する場面もありましたが「一般的なパソコン操作ができれば Bedrock が使えるのではないか」と感じるぐらい清家さんの説明とハンズオン資料が丁寧で、特に詰まらず進められましたね。ハンズオンとは関係ないですが、業務で手順書などを結構作るので、清家さんのクオリティは業務で真似したい位です。
(前日までの悪天候で足下が悪い中、20名近くの方にお越しくださいました!)
清家さんのと比べると発展的な内容に感じましたが、佐々木さんの資料も分かりやすく作られていて、エンジニア経験がある方ならスムーズに進められると感じました。
(二人目のハンズオン講師をされた NEC ソリューションイノベータ株式会社 北海道支社 佐々木 航太さん)
題材としている Knowledge Bases for Amazon Bedrock (Bedrock で使用する基盤モデルに他のデータソースを追加し、検索拡張生成 (RAG) を行わせるサービス) 自体がre:Invent 2023 で追加されたばかりの新サービスだったため、それに触れられるワクワクが強かったです。
(ハンズオンに取り組んでいる木幡。画面に向けられる視線は真剣そのもの)
また、途中で参加者の中で進行が止まった方が出た際、佐々木さんが丁寧にフォローしながら進行を合わせていたのが、イベント運営目線で非常に参考になりました。このような細かい気配りで、ハンズオン全体の雰囲気が良くなったと思っています。
はい!そうなんですが、その時は参加者に分からない人が続出してしまって (苦笑)
参加者の理解度を合わせながら全体の進行するのはとても難しいのを身をもって実感しましたね...。
なので、立花さんを含めて今回講師を務められた三人のやり方は非常に参考になる部分が多かったです。
まず、題材とした Amazon Q (AWS 上でカスタマイズ可能な生成系 AI による業務アシスタントサービス) が、思いのほか色々できるのに気付けて面白かったです。このサービスは先ほどの Knowledge Base for Amazon Bedrock と同じく re:Invent 2023 で発表されたばかりのサービスですが、ChatGPT など既存の生成系AIサービスと遜色なく使える印象を受けました。
(ハンズオンのラストを務めた当社代表の立花)
生成される回答も AWS に関してはインターネット上にある雑多なウェブページを見るよりはよほど参考になると感じます。AWS のベストプラクティスを Amazon Q に聞くと正確な答えが返ってくるので、企業の AWS 研修で教師代わりに使うのはありかもしれません。
構築や開発の目線に立つと、ノーコードで生成系 AI を用いた業務アシスタントアプリケーションを立ち上げられるのが、とても良いように感じました。清家さんや佐々木さんのハンズオンで試した Bedrock も比較的簡単にアプリケーションが立ち上げられましたが、環境構築などでコマンドライン操作が挟まってしまい、非エンジニアやパソコン操作が苦手な方にとって難しい印象です。それが無くなるのは裾野を広げる意味でプラスに働くと思います。
うーん...色々ありますが、社内規則やガイドラインをデータソースにして、会社の中で聞きにくい質問に答えてくれるチャットボットを作りたいですね。「これって経費で落ちますか?」という質問に対して「これは大丈夫です」とか「これはダメです」みたいな答えを返してくれるチャットボット。こういうのがあると上司へ聞きにくい質問も気軽に聞けるので、個人的には欲しいと思ってます (笑)
(ハンズオンのやりとりをする木幡と立花。こうしたやりとりも将来は AI に置き換わっていく...?)
触ったことがないサービスのハンズオンにいくと「あれってできるのかな?」と新しいアイデアを思いつくのですが、この感覚は実際に手を動かさないと感じられないのかなと思います。この感覚こそハンズオンに参加する意義であり醍醐味ですね。
(当日はハンズオンのほかにフォージビジョン株式会社 北原 雅人さんのライトニングトークもありました)
イベントと関係ないですが、北海道に行くのが今回初めてで。やっぱり食べ物がおいしかったですね。
んー...やっぱりラーメンですかね。
発寒駅近くにある「初代」というラーメン屋へ行ったのですが、そこで頼んだ醤油ラーメンが美味しかったです。大学の時に通っていたラーメン屋と味が似ていて、思わず当時の思い出に浸ってしまいました。昔通っていたお店は店主がご高齢で畳んでしまったのですが、まさか北海道で似た味に出会えるとは思っていませんでした。
(食べたという「初代」の醤油ラーメン。ボリューム満点のチャーシューが見ているだけで美味しそう)
他にも新千歳空港や札幌の市街地で何店舗か回っているのですが、どこも外れがなく楽しめました。もう少し滞在期間を延ばして食べ歩きしたかったぐらいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。今回は主催イベントの体験記をお届けしましたが、いかがでしたでしょうか?ヘプタゴンでは、こうした AWS サービスの裾野を広げるイベントを定期的に実施しています。お近くの都市で開催された際は是非遊びに来てください!
インタビューに協力いただいた木幡さん、ならびにハンズオンの講師を担当された皆さん、ありがとうございました!
ヘプタゴンのストーリーでは、今後もこうした自社イベントの開催レポートなども紹介して参ります。次回の更新をお楽しみに。