株式会社ヘプタゴンで働く社員に焦点を当てる社員インタビュー企画。
今回はビジネスデベロップメントとして活躍する菊池 崇仁 (きくち たかひと) を紹介します!
プロフィール
菊池 崇仁 (きくち たかひと)
- 宮城県出身。2022年に株式会社ヘプタゴンへ入社。
- 現在はビジネスデベロップメントとしてヘプタゴンのビジネス周り全般に従事。
- AWS 認定ソリューションアーキテクト - アソシエイトを保有。
- 好きな言葉は、機動戦士Zガンダムより「新しい時代を作るのは老人ではない」
- ランニングとマラソンが趣味。フルマラソンをサブ4で完走するのが目下の目標。
コミュニティイベントで一緒になった縁を通じて、大学職員からヘプタゴンのビジネス職へ
── これまでの経歴を含めて、自己紹介をお願いします。
ビジネスデベロップメントの菊池と申します。2022年にヘプタゴンへ入社しました。
社会人になる前は、岩手県立大学 ソフトウェア情報学部で情報工学を学んだ後、東北大学大学院 情報科学研究科にも進み、学部と修士で一貫して組込みソフトウェアをはじめとする、ソフトウェアとハードウェアの中間にあたる領域を研究していました。
社会人としてのキャリアは2012年にスタートしまして、数年間ソフトウェアエンジニアとして企業で働いた後、一度フリーランスと東北大学職員の期間を挟み、2022年に現職であるヘプタゴンへ入社しています。
── どういった経緯でヘプタゴンに入社されたのでしょうか?
前職にあたる大学職員の雇用期限切れが直接のきっかけです。次の職場を探さないといけなかったので、Facebook で「新しい仕事を探してます」と思い立って書いたところ、代表の立花さんからメッセンジャーで声をかけていただきました。そこから立花さんや他のメンバーと面談して今に至ります。
ヘプタゴンと立花さんのことは、2013年ごろ参加した JAWS-UG(AWS Users Group – Japan)TOHOKU で知ったのですが、当時からヘプタゴンは AWS を使ったソリューション提供やコミュニティ活動に積極的だったため「東北でエッジが利いている存在」という印象を持っていました。
立花さんとは、2015年に行われた「東北 IT 物産展」をはじめとするテック系イベントで何回かご一緒する機会があったのですが、その当時はこうして同じ会社で働けるとは微塵も思っていませんでした。そう考えると人の縁はとても不思議なものに感じます。
(2015年の「東北IT物産展」実施時のオフショット。ここから縁が続いてヘプタゴンへ。)
── ヘプタゴンに入社してみて、印象はいかがでしたか?
どんどん前に出てくるパーソナリティの方が多いかと思っていたんですが、思っていたよりも穏やかな雰囲気で仕事に取り組める会社でした。落ち着いて物事に接する方が多くて、それでいて建設的な議論もキチンと進んでいく、かなり大人なチームという感じです。
ただ、人事的な視点でいうと、もう少しやんちゃな若手が入ってきてもいいかなとも思っています。今のチームで成熟が進むのは素晴らしいのですが、これからもエッジが利いた会社であり続けるために、新しい方の採用を進めていきたいですね。
ヘプタゴン初のビジネス職としてオファーを頂いた瞬間、点だった今までの経験が一つに繋がった感覚に
── ヘプタゴンでは、どんな仕事をしていますか?
ヘプタゴンでは、バックオフィス業務をはじめとする経営管理や事業企画、広報・マーケティング、法務など幅広い領域で仕事をさせていただいております。立花さんが抱える業務負荷を下げつつ、ヘプタゴンの経営を円滑にするのが私のミッションです。
── なるほど。ところでビジネスデベロップメントというのは、菊池さんが入社する以前からあった役職なんですか?
ヘプタゴンでビジネスサイドを見る役割は、私が初めてです。ビジネスデベロップメントという役職も、私が入社してから作りました。
私が入る前は立花さんが当社のビジネス周りのことをすべて抱えていたので、入社してしばらくはバックオフィス業務、経理・会計、広報といった外出し可能な業務や、登壇用の資料作成などを引き継いでいくことから始めました。あとは、立花さんの営業に同行させて頂いたりして、お客さん含め、戦略面の壁打ちの相手になることもあります。
── 現在、ヘプタゴンで行っている仕事や役割は、菊池さんのやりたいことやキャリアプランと重なるものでしたか?
エンジニアリングの領域から、組織全体を俯瞰しながら事業や人を育て、成長に貢献したい方向に興味・関心が移っていたので「これからのヘプタゴン」を創っていく今の仕事は、自身のキャリアプランと重なるものと思っています。
経験と共に自身のやりたいことが変化し、その中で多少のジレンマもありましたが、立花さんから「エンジニア経験を持つ方で、バックオフィスを含めてビジネス全般を見れる方が欲しい」とオファーを頂いたときは、点だった今までの経験が一つに繋がったように感じましたね。
(学生向けのハンズオンで指導する一幕。幅広い経験が次のヘプタゴンを作っています。)
これまで重ねてきた歴史を大事にしつつ、メンバー全員で新しいヘプタゴンを創る
── 菊池さんのだいたいの1日の働き方を教えてください。
午前10時に仕事を始めることが多いです。30分から45分ほど使ってタスクとメールのチェックを行ったあと、自身の業務を行います。打ち合わせが入っている場合は、スケジュールに合わせて時間を区切り、対応しています。
特に急ぎの用事がない日は、13時から14時の間でお昼休憩を取り、19時前後にその日の仕事を終えることが多いですね。
── 仕事中のちょっとした息抜きってどうしてますか?
1時間に1回くらいの頻度で、椅子から立って身体を伸ばしたり、ストレッチしたりしています。ずっと座りっぱなしだと身体が鈍ってしまう感覚があるので、定期的にリセットするように心がけてますね。
加えて、コーヒーを飲んだり、お香を焚いたりして気分をリフレッシュすることもしています。気分を切り替えるトリガーがほしい時はお香ですね。自宅でフルリモートワークだと、見えている光景がずっと変わらないので、香りを変えることでリフレッシュしています。
── 菊池さんは、エンジニアではないけどエンジニアに寄り添う役割だと思うのですが、苦労しているポイントはありますか?
私はどちらかというとジェネラリスト気質なので、色んなことを幅広く任せてもらえて、日々充実して仕事をさせていただいています。
ただ、現在のヘプタゴンは少数精鋭で成り立っているため、数十〜数百名の従業員がいて、その下に複数の部署やチームがぶら下がるような「普通の会社」の常識が通用しない部分があります。
事業を支えるエンジニアの環境面、心理面での働きやすさには気を遣っているつもりですが、これまで働いてきたメンバーの文化や暗黙知を大切にして、10名以下で構成される小さな開発チームのような柔軟性を残しつつ、会社組織として成立させるバランスが難しいです。
バランス取りに難しさを感じる一例が、現在導入・検討を進めている人事評価制度です。業務を通じて自然と上のキャリアを目指せるのが理想的だと考えているのですが、制度を使うエンジニア達が窮屈に感じてはいけないので、ヘプタゴンらしい制度をメンバー全員で作っていきたいですね。
(グループ全員が集まった合宿での一幕。笑顔が絶えない会社にするのが目指す姿です。)
── 菊池さんから見て、ヘプタゴンにマッチしそうな人はどんな人ですか?
2023年11月現在、ヘプタゴンではクラウドエンジニアとクラウドアーキテクトを募集しています。スキル面でいえば、パブリッククラウド、AWS の知見がある方は大歓迎です。いずれもAWSは避けて通れないので、知見があることが望ましいと考えています。
加えて自分から仕事を取りに行く、自分の仕事だという意識を持った上で働く、そういったマインドセットの方に来てほしいですね。