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手術室からの映像を世界にお届け!e-casebook LIVE配信を支える当社映像スタッフのお仕事をご紹介—ハート・オーガナイゼーション映像部

こんにちは。広報の木村です!当社のメインサービスは、医師向けライブ研究会プラットフォームであるe-casebook LIVE(イーケースブック・ライブ)です。e-casebook LIVEのライブ配信は、「誰が企画するか」という観点で3種類あります。①学会・研究会のライブ、②医師が企画し発信する教育ライブ、③医療機器企業や製薬企業が企画するトレーニングやレクチャーライブです。これらのライブ配信の映像や音声のクオリティーを支えているのが映像部です。

今回は、10月にe-casebook LIVEで配信されたライブの裏側を密着取材しました。
200名収容できる東京会場と埼玉の病院の手術室を遠隔でつなぎ、当社大阪オフィスの配信センターからリアルタイムで配信します。
映像部メンバーの配置は、東京会場では長尾道晃さん、田口燈さん、裘涛さんが担当。埼玉の病院では西脇真也さん、大阪オフィス配信センターでは福士ひかるさんが担当しています。
準備から本番までを取材してみましたので、ぜひご一読ください!
※この記事は2022/11/11に投稿しました。

映像部

e-casebook LIVEの安定した映像配信を支える部署として2019年に創設。高い技術と豊かな経験で、ほぼ毎日ライブを配信している。現在のメンバーは、部長1名、副部長1名、メンバー3名の合計5名で、大規模会場、病院手術室、会議室など、様々な場所からのライブ配信に現場対応している。

映像スタッフの仕事の流れ

準備

AIアナウンス作成

ライブ配信開始直後に流すオープニングナレーションの作成は、以前はアナウンサーの方に収録をお願いしていました。現在はAIアナウンスソフトを使って自社制作しています。キュレーターが用意した原稿をもとに、読み方の速度、句読点の待機時間、イントネーション、声色を、ソフトを使って調整します。

社内打ち合わせ

ライブ配信日の1週間前に、キュレーター、営業、映像スタッフで最終打ち合わせを行います。ここで、プログラムを確認してから、会場レイアウト、登壇者の座る位置、カメラの位置、現地対応するスタッフの役割を確認します。各担当者から出る様々な疑問を解決していき、当日の本番に臨みます。

配信直前

▲東京会場でのセッティングの様子

機材設営
ライブ配信4時間前くらいに現地入りをします。この日は、映像スタッフ3名に加え、キュレーター3名が東京会場の担当です。機材セッティング後、東京会場と大阪オフィス配信センター間で接続テストを行います。

接続テスト

▲大阪オフィス配信センターからサンプル映像を送る様子

▲受け取った映像や音声を確認する様子

機材セッティング後、東京会場と大阪オフィス配信センター間で接続テストを行います。サンプル映像を流しながら、映像がスムーズに流れるか、音声にノイズが入ってないか、響いてないかを確認したり、登壇者用PCの音量が揃っているかを確認します。

登壇者のスライド確認

ライブ配信1時間前に、登壇者の先生方がぞくぞくと東京会場に集まります。この日は15名の登壇者に、20名の会場聴講者と大人数です。登壇者の先生が使うスライドの音声を確認します。


スタッフ間のやりとりはSlackで行います。現場からの変更リクエストにも柔軟に対応していきます。


埼玉の病院は、映像部・西脇さんと担当営業1名がカテーテル室に入り配信準備を進めています。現地の西脇さんと連絡を取り合いながら映像と音声の調整をしていきます。

配信

スイッチングや音のON/OFF

配信開始前後はいつも緊張します。映像の乱れはないか、音声のバランスはきちんと揃っているかをアンテナを張って見守ります。


この日は4時間に及ぶライブ配信でした。登壇者全員のスライド発表がありましたが、トラブルなく終えることができました。スムーズに配信が進みミスなく終わったときは充実感があります。他部署からの様々な要望に応えられた時に、この仕事のやりがいを感じます。

事後

アーカイブビデオ編集

ライブ終了後、録画データを使ってビデオ編集をします。動画編集ソフトのDaVinci Resolve(ダヴィンチ リゾルブ)を使ってカット編集をしたり、音声専門ソフトのiZotope(アイゾトープ)RX 8を使って映像と音声のズレを合わせたりします。

コミュニケーションを取って常に改善することでよりよいライブ配信を

ほぼ毎日開催されるライブ配信を少ないメンバーで行うため、効率化をとても重視しています。それと同時に丁寧さも重視しています。ライブ配信をやって終わりにするのではなく、ちょっとでも良くない部分を見つけたら、映像部部長・長尾さんに何か対処法がないのか相談して、次に向けてよりよいライブ配信ができるように心がけています。

また、ミスが起こらないように工夫していることは、担当者とコミュニケーションをよく取ることです。例えば、ライブ本番当日になって、自分の思っていたこととキュレーターの思っていたことが違うと分かると大変なことになってしまいます。映像部は、キュレーション部、第一/第二営業部、マーケティング部、プロダクト開発部など、部署をまたいで複数のメンバーと一緒にライブ配信を作り上げているので、認識の齟齬をなくした上で本番に臨むようにしています。

素直で柔軟に動ける人、Wanted!

ライブ配信の現場では、察して動いて欲しいというところが大きいです。現場スタッフはバタバタしていて「映像の雰囲気変えて」など、リクエスト1つ1つを丁寧に伝えることができません。なので周りの状況を見て配慮して動ける人が合っているのではないかと思います。

あと、分からないことをきちんと聞ける人がいいと思います。部署のメンバーに聞けば懇切丁寧に教えてくれる人ばかりです。基本的に分かっている前提で話がどんどん進んでしまうので、分からないことがあったらその場ですぐに聞いて解消すれば、責任を持って仕事に取り組めます。

当社は働きやすい環境が整っていると思います。平日夜のライブ配信があれば、時差出勤を利用して出社時間をずらすことでオーバーワークをなくすことができます。土日のライブ配信があれば、代休を取得することも可能です。このように無理なく働けることが魅力的です。

ほぼ毎日ライブ配信がありますが、急いでその場その場で終わらせる仕事が多いので、逆に仕事を貯めることがありません。

映像部メンバーは少ないですが、サポート体制は充実してますのでご安心ください。
医師の学びの場を提供するライブ配信に携わり、医療への発展に貢献できるお仕事です。映像のことだけでなく、インターネットについての知見も習得できます。当社の映像スタッフにご興味ありましたら、お気軽なご応募をお待ちしております!

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