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5,000人規模の国際医学系研究会、CCT2019潜入レポートーハート・オーガナイゼーション

皆さまは「国際医学系研究会」と聞いて、どのような催しを思い浮かべますか?

弊社が提供するサービス「e-casebook」は、国際心血管治療研究会「Complex Cardiovascular Therapeutics (CCT) 2019」において、ライブ配信および医用画像共有プラットフォームとして活用されています。

本記事では、弊社と深い関わりを持つCCTについてご紹介いたします。

記事公開日:2020年6月29日
最終更新日:2024年11月12日

Complex Cardiovascular Therapeutics (CCT)とは

日本国内で開催される心血管治療分野における最大規模の国際研究会「Complex Cardiovascular Therapeutics(CCT)」をご存じでしょうか。この研究会は、毎年秋に神戸・ポートアイランドで開催され、国内外から多くの循環器専門医が一堂に会します。

CCTの特徴の一つは、各施設で行われているカテーテル治療手技を、会場に設置された巨大スクリーンに生中継で放映し、パネリストがその映像を基に症例検討を行います。参加者はその議論を見聞きしながら、最新の治療技術や知見を学びます。研究会の公用語は英語で、すべての議論が英語で行われます。

【CCTの概要】
参加者:国内外の循環器専門医(過去にはブラジルからの参加者も!)
参加者数:約5,000人
会期:毎年秋の3日間開催(CCT2019 は2019年10月24日(木)~26日(土))
会場:神戸国際展示場、神戸ポートピアホテルなど、約10会場
URL:https://cct.gr.jp/2019/

それでは、昨年秋に開催されたCCT2019の模様を潜入レポート形式でお伝えしていきます!

会場のご案内

こちらがメインエントランスです。写真にあるように、大型のスケジュールボードが掲示されており、各会場で開催されるセッションの内容や時間が一目でわかるようになっています。また、エントランス付近には書店も設置されており、循環器専門医向けの専門書が販売されています。

こちらは「メインシアター」と呼ばれる、大型スクリーンを備えた約800人収容のホールです。このシアターの隣にも同規模のホールがあり、別の手術中継が同時に行われています。

パネリスト10名が中継先で行われるカテーテル治療について議論し、その内容を参加者が聴講する形式です。議論に用いられる症例データは、事前にe-casebook上にアップロードされており、参加者は事前に確認できる仕組みになっています。

また、スクリーンの左側には、e-casebook上の症例データ画面が映し出され、議論を補助する役割を果たしています。

こちらは製薬会社や医療機器メーカーの展示ブースエリアです。各企業が研究会参加者に向けて、新製品や最新技術を紹介しています。

それでは、当社のサービスやスタッフがどのようにこの研究会に関わっているのか、ご紹介していきます!

e-casebook展示ブース

こちらが当社サービス「e-casebook」の展示ブースです。会期中、会場に足を運ばなくても、e-casebookを利用して手術ライブやディスカッションをオンラインで閲覧できることをご存じでしょうか。ぜひ多くの方にこの利便性を知っていただきたいと考えています!

ブースでは、来場者にe-casebookのサービス内容や活用方法をご説明するため、営業部のメンバーがスタンバイしています。

e-casebook 症例ビューワーコーナー

こちらのコーナーでは、参加者が手術ライブ症例の事前データを自由にチェックできるようになっています。設置されたパソコンを使い、どなたでも症例を閲覧することが可能です。

e-casebook(オンライン)で何してる?

会場(オフライン)での活動と並行して、e-casebook(オンライン)では、事前症例データの共有や、手術ライブとディスカッションのリアルタイム配信を行っています。

この配信の裏側では、当社のプロダクト開発部のメンバー全員がサポートに携わり、スムーズな運営を支えています。

会場内のスタッフルームでは、エンジニアのメンバーがe-casebookの配信を監視しながら待機しています。万が一、急なトラブルが発生した場合にも、即座に対応できる体制を整えています。

大阪オフィスでも、エンジニアの皆さんが待機し、サポート体制を整えています。

普段接することのできない循環器専門医ユーザーとの貴重な交流の場

Webサービスを提供していると、ユーザーと直接お会いする機会はなかなかありません。しかし、CCTのような医師が一堂に会する研究会に参加すると、当社のサービスユーザーや企業クライアントと直接お会いすることができる機会が増えます。そのため、営業部や広報チームは、この貴重な機会を活用して、クライアントやユーザーと積極的に交流し、意見や要望を伺う場を設けています。

【番外編】ランチョンセミナー運営

「ランチョンセミナー」をご存知でしょうか?
昼食を取りながら講演を聴くスタイルのセミナーです。実は、CCT2018ではランチョンセミナーの運営も担当しましたので、その様子を一挙にご紹介いたします!

09:30 宣伝(チラシ配り)

チラシ配布の体制については、事前に慎重に戦略を立て、適切な人員配置を行います。ランチョンセミナー当日は、スタッフが早朝から各担当エリアに分かれ、チラシを配布して宣伝活動を行います。

12:00 弁当・資料配布準備

セミナー開始の30分前から、弁当や配布資料の準備を始めます。定員70食限定のため、次第に参加者の列ができてきます。

この日は、「雑穀米の彩弁当」と「北海道三食弁当」の2種類をご用意しています。「北海道」という響きがとても食欲をそそりますね。

12:20 開場

弁当配布、資料配布、ビデオ撮影、写真撮影、座席誘導、空調・照明管理、アナウンス、前座の進行など、各担当を事前に決め、スタッフはそれぞれの役割を担当します。
このセミナーには、特に外国人医師の参加者が多く見受けられました。さすが、国際研究会ならではの光景です!

12:30 セミナー開始

まずは営業メンバーがe-casebookの紹介を説明してスタート!


その後、講師の先生がカテーテル治療の症例について、治療のコツやポイントを発表します。先生ご自身が利用しているオンライン症例検討のフォーラムがe-casebook上にあり、治療手技に関する質問があれば、参加者がそのフォーラムを通じて直接やり取りできる仕組みになっています。

13:00 セミナー終了

最後に、今回のセミナーに関するアンケートを回収し、セミナーは終了となります。このセミナーを通じて、多くの医師にe-casebookを知っていただき、その後会員登録をしていただくことができました!

今回のセミナーは、参加者の皆様と直接触れ合い、e-casebookの魅力を多くの医師に伝える貴重な機会となりました。
これからも、こうした研究会やセミナーを通じて、医療現場での活用を広め、より多くの方々にe-casebookをお役立ていただけるよう努めてまいります。今後の展開にもご期待ください!

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