こんにちは。ヘッドショットの森本です。
普段はシステムエンジニアとしてお客様先に常駐して開発業務を行なっています。
SES(システムエンジニアリングサービス)って言葉は聞いたことありますか?
SES契約ではシステムエンジニアの能力を契約の対象として、お客様先のオフィスにエンジニアを派遣して技術的なサービスを提供します。
私が現在行なっている仕事がまさしくこれです。
SES契約については賛否両論あります。
実際に働いている立場からするとどっちの意見も理解できます。
システムエンジニアとして働き始めてから10年ほどたちますが、そのうち9年はSES契約での業務をやってきた立場から言うとそれほど悪いイメージはありません。
メリット1.お金をもらって勉強できる
ちょっと言い方が悪いかもしれませんが。笑
SES契約ではこのスキルのエンジニアと1ヶ月契約したら〇万円と言うような契約方法になります。
即戦力を求められることもあれば、似たような経験から成長を期待されることもあります。
若手エンジニアであればそもそも業務経験が浅いので、ポテンシャル採用だったりもします。
その場合は現場に入ってから業務や技術を身に付けて行くことになります。
エンジニアを雇う以上は単価が発生するので、こちらはお金をもらいながら経験を積んで成長することになります。
メリット2.他業種の業務を知れる
システム開発は業務の効率化や事業の実現をメインとしているので、扱う業種は様々になります。
普段関わることのない業種の業務を知れることは、結構楽しいです。
販売系であれば、売上や原価の計算・在庫管理。
社内業務系であれば、経費精算・稟議申請・社員管理。
などなど
BtoCのサービスも面白いですが、内部の裏事情なども知れるBtoBも勉強になることが多く、
個人的には好きです。
メリット3.他社のメンバーと交流できる
個人的にはこのメリットが一番大きいと思っています。
社内開発で自社に引きこもっていると、仕事とは別に勉強会だったり名刺交換会などに参加することがないと他社のエンジニアと交流を持つことがありません。
その点、客先常駐の仕事は色んな会社さんが集まってシステム開発を進めていくので自然とコネクションが広がっていきます。
実際、現所属のHeadShotも常駐先で知り合ったエンジニアの方に紹介されて入社しています。
いい会社があれば転職しなさいと言う訳ではなく、人生の岐路に立った時に選択肢を増やす・別の会社で経験を積んできた人に意見をもらうのはとっても大事なことです。
なのでぜひ人と人とのつながりを大切に築き上げていってください。
まとめ
簡単に私の考えるSESのメリットを紹介しました。
これをメリットと考えない人もいるでしょうし、もちろんデメリットもあります。
それでもSESはそれなりに悪くない仕事だと思っています。
特に若手エンジニアや経験が浅いエンジニアの方は色んな現場で経験を積むのもありだと思います。
弊社では自社製品である次世代カスタムオーダーの社内開発、客先常駐のSES事業を中心に今後成長していく予定です。
入社されるエンジニアの方のやりたいことを尊重しつつ、会社とエンジニアが共に成長できるような環境作りをしていきたいと思います。