ハンサード・インターナショナル・リミテッドの拠点がある「マン島」。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、世界の金融業界においては、その名を知らぬ者はいないほど評価の高いオフショア国際金融センターです。
私たちハンサードが、なぜこの島を拠点に資産運用サービスを展開しているのか。
今回はその背景を、少しだけ深掘りしてご紹介します。
■ アイリッシュ海に浮かぶ自然豊かな島
マン島は、英国本島とアイルランドの間に浮かぶ自然豊かな島です。
イギリスの王室属領でありながら、独立した政府と法体系を持ち、世界最古といわれるマン島議会「ティンワルド」を有しています。
そんなマン島は、経済・政治の安定性に加え、世界的にも厳格な金融規制を整備している点が特徴です。
マネーロンダリング対策については、FATF (The Financial Action Task Force, マネーロンダリングに関する金融活動作業部会)勧告40項目のうち39項目で肯定的な評価を受けており、また、OECD(経済協力開発機構)のホワイトリストに掲載され国際的な税務基準を満たしています。
■ 金融サービス機構による厳格な監督体制
ハンサードを含むマン島の金融機関は、マン島金融サービス機構(Isle of Man Financial Services Authority)によるライセンスと監督のもとで運営されています。
この機関は、投資家保護と健全な運営の両立を重視しており、厳密な審査基準をクリアした企業のみが業務を行うことができます。
加えて、万が一保険会社が倒産した場合に備え、最大で契約残高の90%が法的に保護されるという制度も存在し、これが顧客にとって大きな安心材料となっています。
■ 税制面でも魅力のある環境
もうひとつ見逃せないのが、マン島の税制です。
法人税が原則として0%であるため、金融機関としてはコストを抑えつつ、お客様のニーズに応える商品設計に専念できます。
その結果、手数料などの負担を抑えた競争力のあるファンド設計が可能になるのです。
■ 「安定」と「信頼」を求めた結果の選択
資産運用は、長期的な視点での取り組みが不可欠です。
そのためには、私たち自身の事業基盤が安定していることが最も重要だと考えています。
政治・経済・金融のいずれにおいても安定した環境を備えたマン島は、まさに長期運用に適した舞台。
そしてハンサードは、この地を拠点とすることで、信頼性の高い資産運用ソリューションをお客様に提供し続けています。