半導体製造における保守保全を担うエキスパート集団「ハマエンジニアリング」が誇る「信頼」と「実績」その先にある成長へ。「人財」への想いを聞きました。
★営業職でスタートした社会人生活、飲食業で感じたマネジメントの難しさ
★店長時代の後悔。だからこそ一生「人」と寄り添う立場で会社を支えたい
★定年まで人事で勤め上げたい
営業職でスタートした社会人生活、飲食業で感じたマネジメントの難しさ
本日はよろしくお願いします。まずは簡単に自己紹介をお願いできますか?
入社4年目人事部の権丈陽介(けんじょう ようすけ)です。福岡生まれ福岡育ちの34歳です。大学卒業後に営業職として社会人生活をスタートさせました。
建設現場の足場の機材を扱う会社の営業で、2社目では知人の誘いで飲食業を経験し、配属された大分の店舗で店長を任されました。その後、別の会社で接客業も経験しました。地元福岡での就職と人事に興味を持っていたところ未経験でも挑戦できるハマの求人を見つけ思い切って応募しました。現在は人事部で中途採用や新入社員を中心としたフォローアップ研修を担当し、福岡の本社で働く従業員はもちろん長崎や三重など全国の工場で働くハマの大切な社員が心地よく働ける環境作りに取り組んでいます。
福岡も多くの企業がありますが、なぜハマを選んだのでしょうか?
「地元で働きたい」「未経験でも人事に挑戦したい」という理由でハマに応募をしました。入社の決め手は「人を大切にするハマの文化」を感じたからです。面接時に私の気持ちや考え方、これまでの社会人生活について耳を傾け、理解をしようとしてくれたことが印象に残っています。「人を大切に」という言葉は多くの会社で謳われていることだと思いますが、ハマは本当に大切にしてくれている会社だと胸を張って言えますね!
前職の営業職、飲食業、接客業ではどんな経験をしてこられたのでしょうか?
先ほども少しお話ししましたが、営業職では建設現場の足場を組み立てる鳶職人の方に機材を営業するというものでした。個人事業主の人も多く、営業を通じて会社経営の基礎に近いものを学びました。会社員よりもコストについての考え方が厳しく、どうしたらお互いにとって利益を生み出せるかについて経営者目線で勉強することができました。同時に社会人としてのマナーも学ぶことができたのは大きな経験です。
飲食業は、知人の紹介で大分の店舗の店長を経験しました。アルバイト時代に経験していた飲食業を楽しむという単純なことではなく、店長として一緒に働く社員をまとめ、店舗の目標をどのように達成していくか常に考えていましたね。飲食業ではよくある話ですが、忙しい日は夜遅くまで店に残り帰るのが深夜になるなんてことも...。今振り返ると、非常に不規則な仕事で家族にも負担をかけていたと思います。もちろん、それはそれでやりがいはありましたが!(笑)
そうなんですね。一方で前職での悩みや挫折、ご自身の成長について振り返ってみていかがですか?
人間関係の構築の難しさを痛感したのが店長としての社員のマネジメントでした。簡潔に言うと、私が店長の間に多くの人が辞めてしまいました。もちろん業務面でのギャップも理由としてあったかと思いますが、1つの店舗で一緒に働くメンバーですから数十人単位ということではありません。働く上で想像とのギャップはよくある話ですが、そのギャップを店長として心地よい環境整備や従業員を思いやる心があれば違った結果になったのかなと後悔している部分もあるんです。今では、失敗から学んだ「相手に寄り添う」ことを教訓として業務にあたっています。
店長時代の後悔。だからこそ一生「人」と寄り添う立場で会社を支えたい
どうしてハマでは経験のない人事にチャレンジしようと考えたのでしょうか?
学生時代から、学んでいた「経営」に近い立場で働きたいという思いありました。「人」「モノ」「お金」がそれにあたると認識していますが、店長としての挫折が大きな原動力になり人事に挑戦しようと考えました。私の中では後悔として残っているので、経験をバネにして会社の力になりたいという思いがあります。所属している部署が中途の採用と新入社員の会社定着をサポートする研修などに重点を置いているので、私が想像していた業務とも合致し、充実した日々を送っています。
2年前まで定着率が8割程度、離職率が2割程ありましたが、直近の1年は1割を下回りました。担当部署としては嬉しい限りです。
社員の規模と推移はいかがですか?
現在約450人の従業員が在籍しており、年間70人程増えています。入社者の約9割が未経験者になります。多くの方にハマの理念に共感して頂いている事は嬉しいですし、半導体業界への注目が高まっている証でもあります。新型コロナウイルスの影響で各業界が影響を受ける中、半導体の市場は拡大を続けています。私たちも自信を持って社員に安心した環境を提供できますし、ハマの魅力が少しずつ認知されていることに嬉しさを感じます。
中途入社が多いのにも関わらず、未経験が約9割とは意外です
エンジニアと聞くと「専門職」「理系」などとイメージする方も多いと思いますが、実は未経験でも目指せる仕事です。そのため採用の段階で経験値を問うのではなく、人間性や今後のビジョンなどを大切にしています。実務的な部分は会社が充実した研修制度でサポートし、エンジニアの基礎から学んでもらえれば問題なく高い技術を習得できると思います。
実現しつつある「辞めない」会社を作るためにどんな取り組みを行っていますか?
人事の取り組みとしては悩み相談窓口の設置、定期面談の実施、充実した研修制度の3つが挙げられます。
まず、社員を思いやる制度の導入が働きやすい環境作りにおいて大切です。全社員を対象に職場環境や人間関係、業務内容などについて悩みを相談する窓口を作っています。本社の福岡から各々の工場現場を直接確認することが難しいので、悩みや「愚痴」を打ち明けられる窓口を整備することが社員のストレス軽減に繋がっていると感じています。
また入社後、3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月と定期的な面談を実施することで、慣れない中ストレスを感じやすい新入社員に寄り添い定着をサポートしています。
未経験の社員が多い中で約450人のエンジニアを育て、高い技術でクライアントから信頼を得るには研修制度が不可欠です。エンジニアや半導体に関する知識の研修から現場での実務研修に渡って約1ヶ月かけて行っています。
「定年まで人事として勤め上げたい」
権丈さんの今後のビジョンを教えていただけますか?
この先も定年まで人事として勤め上げたいと思っています。人事の仕事って本当に面白いんですよ。様々な現場で今活躍している社員の状況を常に確認しながら仕事をしています。人事として面接や研修で初めて会った時からその社員との関わりは始まります。全ての社員がハマの家族であるのと同時に自分と関わりを持った社員でもあるので、面接を担当した、相談に乗った社員が活躍しているという便りが届いた時が特に人事としてやりがいを感じています。遠く離れている家族の活躍を知るのと似たような感覚です。
ハマエンジニアリングを目指す皆さんへ
新型コロナウイルスの影響で多くの業界がひっ迫する中、半導体業界は今後も発展していくと思うので、不安を感じることなく働くことができるのではないでしょうか。またエンジニアという仕事はオートメーション化(自動化)が進まない領域なので30年後も仕事に困ることはないのではないかと思います。同業他社もある中でハマの魅力はなんといっても新入社員の定着率です。高い定着率を叶えているのはハマの受け入れ体制です。様々な経歴のメンバーが揃っていますし、どんな経歴でも高い技術を習得できます。少しでも興味を持った方は勇気を持って一歩踏み出してもらえたら嬉しいです。