こんにちは!はこ採用担当の仲野🐟️です。
三回目の投稿は、舞台と広告、2つの世界を行き来しながら、独自の視点でクリエイティブを生み出す、
クリエイティブプランナーの平岡さんのインタビューをお届けします。
平岡さんの仕事に対する姿勢、そしてこれからの展望まで、言葉の節々ににじむ「ものづくり」への情熱を、ぜひ感じてください🔥
■平岡さん プロフィール
2020年2月「はこ」に中途採用で入社。
趣味は、お酒を飲むこと。みんなでワイワイ飲むのが楽しいです🙌
好きなことは、ミュージカル鑑賞。作品は「Legally Blonde」が大好きです👧🩷主人公の女の子が元気いっぱいで、POPなところが好きです!見ると元気をもらえます😊
座右の銘は、「No day but today」です!
これもミュージカルの曲のタイトルで、「自分たちが生きてるのは、そして大切なのは、未来でも過去でもなくて今日、この瞬間なんだ!!」という意味です💪🔥
社員インタビュー第3弾!ひとつの肩書きに収まらない。平岡さんにインタビュー😎
まず平岡さんと言えば、なんと言ってもご自身のミュージカル劇団を運営されていて、脚本家&演出家というアーティストであるということ!
アーティスト…その紹介は恥ずかしい…そんなたいそうなものじゃない…🙈
というかなんで、はこで働いているんですか?
それは…劇団の運営だけでは食べていけないから…ね!わかるでしょ…!😅
劇団運営…カツカツですか…😢
昔は本当にカツカツでした…(泣)でもおかげさまで、今はかなり安定した運営ができてます!
ミュージカル劇団を設立したキッカケはなんだったんですか?
私は音大ミュージカルコース出身なんだけど、やっぱり音大を卒業してもみんなが大舞台に立てるわけじゃないんだよね…当たり前なんだけど、そんな人はほんの一握りしかいない。
私の学生時代に一緒にミュージカルを学んでいた仲間も、みんな大人になって、家庭の事情や、生活の為に夢だった舞台の道をあきらめちゃう子がほとんどで。
でも、才能あふれる同期たちが道をあきらめていくのがすごく悔しくて。だったら、大好きなミュージカルの舞台にいつでも帰ってこられるような場所を、私が作って守っていけばいい!って思って、それでミュージカル劇団を設立したんです。
とても素敵な話です…!
ただ実際にやってみると、これ私のほうが夢を叶えさせてもらってるんだなって感じて…一緒に舞台を創ってくれているみんなには、本当に感謝しかないです!
でもそれって言わば、二足の草鞋を履いてるってことですよね? クリエイティブプランナーの職務との両立は大変じゃないですか?
楽ではないけれど…もっと辛い時期もあったから大丈夫👍️
それに「はこ」は芸術や音楽、スポーツ問わず、その人が一生懸命になれる「夢」を応援しよう!って風土があるから、その空気にはすごく助けてもらってます。
もちろんやるべきことを、ちゃんとやるのが大前提だけど、チームのみんなも助けてくれるし、だからなんとかやっていけてる。
劇団の公演にも、はこの仲間がたくさん観に来てくれて、この会社に入れて本当に良かったなって思ってます!
そういえばミュージカルとクリエイティブプランナー… 平岡さんはどこでスキルをトランスフォームしたんですか?
トランスフォーム?!(笑)
ん~、私の場合、説明が難しいんですが…
実はミュージカルの道を志す前は、絵を描くのが好きで、漫画家やデザイナーを目指していたんです。元々ものづくりが好きな性格だったので、音大に入ってからも、人から教えてもらいながら、紙や動画、WEBデザインを勉強していて、同時に写真撮影なんかも独学で勉強してました。劇団の制作物も自分で作っていましたし。
はこに入社したときは、そういったスキルを買われて、デザイナーっぽい感じで働きながら、劇団運営を続けていく為に、ある程度、柔軟に働かせて頂く…という話だったんですよ、当初は!
当初は?! あ、そうか!平岡さんが入社した直後って…コロナ禍…
そう…もう劇団の活動なんて全くできない。いつ再開できるかもわからない。なのでもう、はこの仕事をガッツリやるぞ!ってことになって、広告運用も制作もやるぞ💪 みたいな!(笑)
そう言えば私が入社した時、運用してましたね!
そうそう(笑)でもそれは結果的には良かったなと今では思ってます!
運用者と同じ目線をデザイナーが持っているのは、広告クリエイティブ(以下、CRと表記)を制作する上では、とても重要だと感じているので。
どうしてそう思われるんですか?
広告効果を改善する際、最初から正解がわかっているわけではないので、CRを変えるのであれば、当然、仮説を元にいくつかのプランを考え、実際の制作を経て、検証テストを行う流れになるでしょう?
でもこの「プラン~制作」という過程でデザインへの理解が浅いと、正しい検証を行うのがけっこう難しくなると思うんですよ。
それは…どういうことでしょう??
例えばAB二つのCRがあって、Aの方が効果が良かったとします。
そこで両者を比較して良かったと思われる要素を抽出するわけなんだけど、CRの要素の分解というのは、構図やレイアウトなどの基本的なデザインの知識がないと表面的な印象だけで捉えちゃうので、「なんかこの辺が違う」みたいな、すっごい曖昧な認識になっちゃう。
その状態でデザイナーにCRの制作指示を行っても、出来上がってくるものは運用者の意図したものとは異なってくる可能性が高いし、さらにそれを作り直させる制作工数はものすごく無駄だし、そもそもCRに対しての認識が曖昧だから検証テストの精度も低くなる。
そこに運用者目線を持ったデザイナーがいると、どうなるんですか?
正しく分解したCRの要素を元に運用者と対話することで、検証すべきポイントを正確に把握し、必要に応じて修正提案を行って、最低限の工数で最大限の検証効果を得られるよう、制作過程の道筋を正しく描くことができるようになる。
更に予め修正した箇所を、デザイン変更をしやすいように設計しておくことで、配信結果から発生する新たな検証テストを行う際に、スピーディに修正に対応し、短時間でより多くの検証テストを行うこともできる!
そんな感じで手前だけでなく、先も見据えた制作を普段から心がけてますね。
あ、だからクリエイティブ「プランナー」なんですね☝️
ですね!まだまだ勉強中ですけど😅
広告効果の良いCRを常に100点満点で思いつくことができれば、それは素晴らしいことではあるのですが、現実はそうはうまくはいかない。
だから大切なのは80点のCRを高速で制作・検証し続けられ仕組みを構築し維持すること。もちろんデザイナーとしての制作速度や精度に妥協しない意識も大切だけど、クリエイティブプランナーというポジションに求められることの本質は、そういうことだと思ってます。
なるほど…平岡さんの普段の動きってそういう考えに基づいてたんですね!
そう!さすがでしょ😎
これでもちゃんと考えてるのよ!
平岡さんが考えるクリエイティブプランナーにとって大切なことって何ですか?
共創意識と相互研鑽、かな?
一緒に創っていこうとする意識の大切さはさっき話したけど、デザイナーとしての技術と知識は絶対的に必要になってくるから、それを一人で磨こうとすると限界があるので、デザイナー同士が社歴に関係なく常にナレッジを共有し合って、チームで成長していく意識を持つことも大切。
はこで働いていていいなと感じるのは、デザイナー以外でもこの二つを、ちゃんと意識している人が多いこと。「チームで成果を出す」って感覚は、やっててすごく楽しいですね😊
最後に、平岡さん自身は今後どうしていきたいと思ってるんですか?
私は舞台の世界でも、広告の世界でも、“誰かの想いを形にすること”が自分の役割かなって思ってます。
そしていつだって「自分のスキルを誰かの為に使える人」でいたい。
その為にも新しい技術をドンドン吸収して、求められるものを自在に作れるように成長していかなきゃと思っています。
そうやって頑張った結果、拍手や称賛を受けられたのなら、それはとっても幸せなこと!「ああ、やってて良かったなあ」って気持ちになります☺️
素敵な「想い」ですね🥰
本日は以上になります。ありがとうございました!
はい、ありがとうございました💖
最後までご覧頂きありがとうございました。
はこでは、こんな経験を積んだ先輩がいます✨️一緒に働きたい、この人のキャリアの描き方素敵!と、ご興味を持って下さった方は、是非、下の『話を聞きに行きたい』ボタンからお待ちしております!☝️