皆さんこんにちは！H2Oの高田です。

今回は、1日1冊本を読んでいる代表大沼がおすすめする書籍のご紹介です。

「SMARTサブスクリプション: 第3世代サブスクリプションがBtoBに革命を起こす! 」

東洋経済新報社から出版されている上記の書籍の中で紹介されている事例を混ぜながら、本書について簡単にまとめてもらったので、ぜひ最後までご覧ください！

１．サブスクリプション全盛期突入

スナックミーは、ドライフルーツや小さいお菓子を小包に入れて、毎月届けるおやつの月額課金システムになります。毎月バラエティに富んだおやつが、定期的に届くシステムです。
またそれが、ちょうどいいサイズでSNSでも映えるモノですから、インフルエンサー達がこぞって取り上げるようになりました。その画期的な月々の課金モデルに経営者たちが唸り、自社も何かサブスクリプションに置き換えることができないか？
と躍起になって様々なサービスが生まれていきました。

それもそのはず、通常の経営サイクルでは毎月の売り上げ計画が立てにくいのです。
それがサブスクリプションになると、毎月の売り上げが確約されているようなものです。

本書では、アメリカのサブスクリプション事業の事例を多数紹介し、サブスクリプションのシステム構造やビジネスにおける変革を様々な視点から指摘、啓蒙している点が非常に興味深いです。

２．TSUTAYAからNetflixへ、ゲームチェンジャーの戦略

日本においてもわかりきったことですが、ほとんどの人は10年前、TSUTAYAでDVDを借りていました。
それが今ではみる影もありません。ほとんどがサブスクリプションのNetflixに加入し、1億9515万人が会員になっています。一気に業界を塗り替える力があるのも、このサブスクリプションという課金制度が
決定的なポイントになっていると言えるのではないでしょうか

３．モノを売る時代からコトを売る時代へ

これは、モノを売る時代からコトを売る時代にシフトしたことを示唆しています。

WEB業界で言えば、

・デザインを月額5万円で作り放題のサブスクリプション
・WEBサイト制作を月額3万円で開発・運営・保守までやるサブスクリプション
・セキュリティ保守を行い万が一の状態復旧まで行う保険型サブスクリプション
・アポイントを10件確実に獲得していくサブスクリプション

というモノが増えてきています。

この商品いかがですか？という単発売りのサービスから、ニーズに合わせて毎月メンテナンスするビジネスに切り替えていっているのです。月額課金にするだけで、初回ショットの入金は減りますが、数年後は無理に走らずとも経営が安定するだけのキャッシュポジションを作っておくことができるようになります。

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時代の変化に強い会社だけが生き残れると思っています。

時代は日進月歩変わっているのです。

本書に書かれている例を参考に、様々な角度でサブスクリプションに触れてきましたが、変化に強く環境の需要と供給を見定めてビジネスの構築を行なっていくことができる会社だけが、生き残れる時代に突入したのかもしれません。

いかがでしたか？

時代の移り変わりが激しく、新しいビジネスモデルの形が求められている現代において、柔軟な考え方で今までとは違った角度からの経営戦略が求められているのかもしれません。

こちらの本が少しでも気になった方はぜひ一度読んでみてくださいね！