「卓越した開発技術とビジネススキルを持つ先輩たちから多くを学びたいと考え、入社を決めました」
会社勤務を経て、自分でビジネスを進めていきたいとフリーランスのエンジニアに転身。その後、須々田和純(かず)さんがGrrowに入社した理由は、「この会社で働き、技術もビジネススキルも磨きたい」と思ったことだった。入社以前はプロジェクトの詳細が決まってから開発に携わることが多く、上流工程からコミットしたいと考えたことが決め手になったという。
そんな須々田さんにGrrowで現在携わっていること、働く中でどのような学びを得られているのかを、率直に語ってもらった。
【須々田 和純】 ディレクター
事業会社の情報システム部などで活躍し、社会人3年目でフリーランスになった須々田さん。キャリアチェンジの一番大きな理由は「自分でビジネスがしたかった」からだった。そんな中でのGrrowとの出会いは、フリーランスのエンジニアとして開発に携わったこと。共にプロジェクトを進めながら「この会社にフルコミットしたい」という思いが募り、光部智幸代表へ相談したのだとか。
須々田:光部さんをはじめ、みなさん素晴らしいスキルをお持ちの方ばかりで、一緒に働く中で「ここでキャリアを磨きたい」という気持ちが強くなりました。ベテランのエンジニアが多く、これまで培ってきた経験やスキルを優しく教えてくれる方たちばかり。Grrowでなら、着実にスキルアップできると感じたのです。
同社以外にも、5社ほど就職先の候補があったという。けれども、「この会社でなければできないこと」が、Grrow以外の会社には見いだせなかった。
須々田:Grrowでは上流工程から関わることができ、エンジニアとして携わることも可能。さらに光部さんは卓越した開発技術に加え、ロジカルな思考もお持ちです。ビジネスパーソンとしての能力も高いと思うので、「もし仮にテクニックを抜きにしたとしても、この人達と一緒に働きたい」と強く感じました。今僕が目指しているのは、CTOを兼任できるようなスキルを持った人材。経営も開発もできるようになれば、どこの会社でも、また将来的に起業しても活躍可能だと思います。
現在携わっているのは、リネン製品の在庫管理システムと、化粧品ブランドのECサイト、そして企業の社内向けインセンティブアプリケーションの開発だ。
須々田:何といっても、超上流工程からプロジェクトの完遂まで携われるのが魅力。サービスイメージを構築して業務フローを整理し、ステイクホルダーを特定してお客さまに提案する段階から関われるのです。基本的にGrrowは「自分で責任を持ち最後までやりましょう」というスタンス。誰かに指示されて動くのではなく、自分でハンドリングしながら業務を進めていけることにやりがいを感じています。もちろん、開発フェーズに入ったら技術者として自分が手を動かすことも可能。PMの経験を積めるだけではなく、エンジニアのスキルを磨き続けられるのも大きなメリットです。今は先輩の下についているのですが、ゆくゆくは一人で、または後輩をサポートしながらプロジェクトを成功させたいと考えています。
現在携わっている開発では、社内に問題を抱えているお客さまにヒアリングし、密にコミュニケーションをとりながらプロジェクトを進めている。アジャイルに近いやり方で顧客を巻き込むことで、大きなやりがいを得られているという。
須々田:今はお客さまと常に連絡をとりながら、必要なら随時ミーティングができる環境。よってクライアントとの距離が近く、「僕が課題や悩みを解決してあげなければ」という、強い使命感があります。例えば、化粧品ECサイトのお客さまは、「より高級感を高め、ブランド力を強化したい」という課題をお持ちでした。そこで、サイトの利便性を高めるソリューションをご提案したところ、とても喜んでくださったのは嬉しかったですね。
フリーランスとして多くの開発を手がけてきたものの、サービス設計から担当するのは初めての経験。未知の仕事に挑戦する毎日だが、大変さよりも楽しさを感じることが多い。
須々田:困ったときは、先輩や光部さんに聞くと的確なアドバイスをもらえる環境。裁量は大きいですが決して放置ではなく、クライアントとのコミュニケーションも常にチェックしてもらえています。僕がもし間違った方向に進んでしまった場合も、しっかり指摘してくれる。PMとして、こうした中で意思決定ができるのは刺激的かつ安心です。
Grrowでは、大手Slerのように「開発はベンダーに任せ、社員は進捗管理やマネジメントに専任する」ということはあまり無いという。
須々田:提案から開発まで、やりたいと思えば何でも任せてもらえるんですよね。僕の先輩はPMも開発も、それこそインフラ構築もできますが、それぞれのレベルがとても高い。Grrowは、そんな優れたスキルを持ったIT人材を目指せる環境なんです。
「責任ある仕事を任されていながら、しっかり見守られている今の環境が、とても心地よい」
そんなGrrowを率いる光部代表は、かなりパワフルな人物。須々田さんも初対面のとき、「この人、ただ者ではないな…」と感じたそう。
須々田:光部さんに初めて会ったとき、コンサル会社のエグゼクティブのようなオーラが出ていて、「強そうだな」と感じました(笑)。実際、企業の代表としての実務を行いながら、同時に多くの案件を抱え最上のパフォーマンスを発揮している姿を見ると、「やはり、ただ者ではなかったな」と思います。僕は先程お話した化粧品ECサイトには途中から参画したのですが、最初はサブとして、もう一人のフォローをしていたのです。そのことを光部さんに報告したところ、「サポートへ回るのではなくて、表に出よう。須々田がプロジェクトを引っ張るべきだよ」と助言されたのです。まさしくその通りだなと思い、そこからは進んでリーダーシップを取るようにしました。するとプロジェクトがスムーズに回り始め、自分のパフォーマンスも上がりましたね。
そんな光部代表は細かく指図や指導するというよりも、むしろ多くは語らないタイプ。ただし、相談したときにはクリティカルな意見をくれる。
須々田:光部さんは社員と沢山コミュニケーションをとっていますね。イベントや飲み会が好きな方だと思っているのですが、僕は大勢で行くのが得意ではないので、二人でランチやカフェへ行きます。そこではキャリアやビジネス、IT、経済など様々なことを話しますが、どんな話題を振っても必ず返ってきます。また、僕は最近結婚して家庭ができたので、プライベートな話もします。ただ、オンとオフの切り替えがハッキリした会社なので、仕事中にそういう話をすることは少ないかもしれません。
Grrowに向いているのは、自ら考えて行動が起こせる人だろう。指示を待ち与えられた仕事がしたい、というタイプは不向きかもしれない。
須々田:方向性を確認したら、その都度上司や周囲に確認しながらではなく、自分ひとりで進めていける人がいいと思います。最初は「どこまで個人で判断していいの?」と戸惑うかもしれませんが、自分の考えで進めて大丈夫。この会社では、自主的にやったことに対して怒られることはありません。自分の裁量で進めて仮に失敗したとしても、光部さんや先輩に軌道修正してもらえる。だから、安心してチャレンジができるのです。僕はGrrowへ転職したことで、フリーランス時代では関われなかった大規模プロジェクトに、ヒアリング段階から携わることができています。今後は光部さんや先輩たちの背中を見ながら、技術とテクニカルスキルの両輪を磨いていきたい。そして自分の望むキャリアを手に入れて、幸せになりたいです。