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【インタビュー】自分のポリシーや夢にまっすぐに。新しい市場を切り拓く。


この記事はグリー新卒採用サイトからの転載です
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ライブエンターテインメント事業に特化した新会社、株式会社Wright Flyer Live Entertainment(以下WFLE)を設立し、VTuber市場に参入したグリー。その新規事業を支えているのは、今年入社した新卒社員でありキャラクターも異なる栗田 健悟と坂田 悠人。新卒社員でありながら圧倒的な活躍を見せる個性溢れる2人に、グリーに入社した経緯、仕事をする上で大切にしていること、今後成し遂げたいことをうかがいました!

栗田 健悟(写真右)
株式会社Wright Flyer Live Entertainment / プラットフォーム事業部。マネージャー。2018年新卒入社。大学では日本文学専攻。新卒社員ながらグリーのライブエンターテインメント事業を牽引する存在。VTuber専用ライブ配信プラットフォーム「REALITY」のプロダクト責任者を務めている。

坂田 悠人(写真左)
株式会社Wright Flyer Live Entertainment / プロダクション事業部。2018年新卒入社。幼いころから映画に熱中し、中学2年生で初の映画作品を制作。現在の仕事のやりがいとなっているのはファンや関連クリエーターの声。9月には総勢53名ものVTuberが参加した「VTuberチャリティーライブ」を開催。

“入社前から、新規事業の立ち上げに。”

──まずは2人の仕事内容を教えてください。

栗田:
現在、VTuber専用ライブ配信プラットフォーム「REALITY」のプロダクト責任者をしています。加えて、今年10月からはVTuberの配信を統括するチームのマネージャー、また「REALITY」公式VTuber「いそら真実」のプロデューサーも担当しています。

──最初からVTuber事業に携わっていたのですか?

栗田:
私はグリーのVR開発専門スタジオGEEE VR Studioでインターンをしていたのですが、ある日、のちにWFLEの社長になる荒木さんから、VTuber関連の事業計画の話を聞きました。事業計画というより「こんなのできたらすごくない?」といった感じでしたけれど(笑)。もともと新規事業に携わりたいという思いが強かったので、ぜひやりたいと伝え、そこからすぐに、荒木さんと私ともう一人のメンバーで、VTuber事業をスタートしました。その当時はデザイナーもいなかったので、自らデザインの勉強をしてUIを作ったりもしていましたね。

坂田:
私はVTuberのプロデューサーをしています。現在公開しているものでいうと、Ficty社と共同で手がけるVTuber「KMNZ(ケモノズ)」と、アイディアファクトリーさんとのオトメ向けVTuber、テレビ番組『VIRTUAL BUZZ TALK!』のプロデュース業務を行なっています。さらに、今後続々と登場する未公開のVTuberプロデュースを行いつつ、ほかのVTuberの配信時の助っ人をしたりもしています。

──坂田さんはどのような経緯でこの事業に参加したのですか?

坂田:
私は「消滅都市」というゲームで1年ほどインターンをしていました。その後、「ダンまち~メモリア・フレーゼ~(以下ダンメモ)」の担当となり、毎週放送しているYouTubeの生放送番組のディレクターのようなことをしていました。そんなとき、VTuber事業に呼ばれて栗田さんの隣に座ることになりました。それが今年2月のことで、4月に入社してから正式にプロデューサーという役割でアサインされました。

──VTuber事業に呼ばれたときは、どのような気持ちでしたか?

栗田:
私は新規事業へ携わることを熱望していたので打診に対して即、承諾しました。インターンだから、といって遠慮はしませんでした(笑)。

坂田:
頭でいろいろ考えるより先に面白そう!という言葉が出ましたね。ただ、その時は「ダンメモ」の仕事に夢中になっていたので、後ろ髪を引かれる思いもありました。それ以上にグリーの新しい挑戦に関われることにワクワクした、と言った感じです。


“俯瞰力を武器に。プラットフォームとコンテンツ、それぞれの役割を。”

──同期入社の2人ですが、お互いの強みはどのようなところにあると考えていますか?

坂田:
栗田さんがすごい点は、全部見えていること。人の気持ちが見えているという意味ではないです…むしろそれは見えていないので(笑)。あらゆることを俯瞰的に、しかもすごいスピードで見て論理的思考で組み立てる。“俯瞰力”は、僕が同世代で会った人のなかではずば抜けて高いと思います。さらに、それをやり切るバイタリティの高さもあり、バランスが取れています。そこが評価されている最たるポイントなのかなと思います。

栗田:
ビジネス職は“設計”が基本的な仕事だと思っています。
私の行動指針は「戦略と決行」です。ビジネス職という職種は、プロダクトづくりの現場にいると最終的には手を動かさない。では、なぜいるのだという話になってしまいますよね。だから、手を動かすのだけれど、メインで実行するわけではないから、コンフリクトがないようにきっちり戦略を敷く。それは、至極当然のことだと思っています。自分なりの立ち回り方を考えたとき、自ら戦略を敷き、それを決行できる人材でいなければならないと考えています。

──なるほど。そんな栗田さんから見た坂田さんの強みは?

栗田:
そんな坂田さんも、とても俯瞰的な視点を持った人だと思っています。
私はプラットフォームの担当として「REALITY」の全体方針や戦略を考える立場ですが、
坂田さんはVTuberのプロデューサーとして、より個別具体的なVTuberの企画や売り出し方を考える立場です。坂田さんはVTuberを通じて、一人でも多くの人の心を動かしたい、ということを常に考えていて、そこに対して一切妥協しないんです。VTuber一人ひとりと向き合って、それぞれの良さを引き出し、お客様の期待を超えるコンテンツを届ける。そこが彼の強みだと思います。いつも情報交換したり、お互いに相談し合って、刺激につなげています。

──坂田さんは子どものころから映画好きで、中学2年生のときに初めて映画制作もしたそうですね。そうしたエンタメ好きは、やはり今につながっているのでしょうか。

坂田:
そうですね。幼少期から映画を観ていて、エンタメコンテンツに慣れ親しんできました。そのような中で、自分が面白いと思う理由、自分は面白いと思わないけれど友だちが面白いと思う理由を考えることを無意識にやってきました。それが今、なんとなく活きているという感じでしょうか。何かをつくるにあたってはその領域をある程度知らなければ良いものは出来ないですし、届ける人がどう思うかも自分が一消費者にならないとわからないですよね。そういう意味では、幼少期からの積み重ねによって、仕事として扱う段階である程度精通できていたのかなとも思います。

──人生に影響を与えた映画は?

坂田:
子どものころに観た「ライオンキング」です。舞台ももちろん観ているのですが、特にアニメーションですね。父親がテレビ局に勤務していたので、家庭でも意識してテレビを観るような環境で育ちました。それもあって、ふつうの男の子以上にカッコ良くて強い者が大好き。「ライオンキング」はカッコ良かったですね。人生でいろいろな経験をした今観返すとあの映画は“陰”の部分があります。しかし、子どもにとっては、友情、努力、勝利といったものが完結された明るい映画です。

栗田:
まるで少年ジャンプ!(笑)。

坂田:
まさにそう。その感覚が僕の心をものすごく震わせたというか。こういう王様になりたいという思いがふわっと下りてきて、それ以来、自分の行動指針は「今、主人公かどうか」になりましたね。栗田さんの「戦略と決行」に比べると、バカっぽいですけれど(笑)。「ライオンキング」のシンバのように、完全無欠ではないけれど友情や努力によって、何らかの結果を勝ち取るような人間でありたいな、と。


“それぞれが感じる到達点。”

──入社してから、成果だと言えることは何でしょうか?

栗田:
とりあえず、すべてを最速でやり切ろうと思ってきました。だからこそプロダクト責任者として「REALITY」をこのスピード感でリリースできたし、入社半年後にマネージャーに昇進することができました。ただ、ほかの会社や業界からすれば、それはなんでもないことですよね。誇れるのは、決めたことをやり切ることでしょうか。プロダクトにせよ、キャリアにせよ、ネット業界での自分の見え方にせよ、すべてに対して長期的なロードマップがあります。大きなロードマップがあって、そのなかに細かいマイルストーンが1日単位である。そして、1日1日必ずそれに到達するようにしています。

──坂田さんは、どのようなことに成果を感じていますか?

坂田:
まだ満足には至っていないのですが、9月に実施した「VTuberチャリティーライブ」は僕のなかではひとつの到達点ではありましたね。チャリティーライブには総勢53人ものVTuberのみなさんが参加し、北海道や西日本で被災された方へのメッセージや復興の思いを込めた歌を届けました。
現在、VTuberはタレントが個として輝いているフェーズですが、これからはそれらの集合体によって形成される番組や映画などのコンテンツにフォーカスが移っていくと思うんです。その先駆けのようなものを、ある程度の規模でできたかな、と前に進んでいる感覚はありましたね。
とはいえ、まだまだ。私が担当しているVTuberもコアなファンはついてきていますが、いわゆる大ヒットではありません。自分が定めている目標まで持ち上げることができたら、初めてドヤ顔をしようかな(笑)。


“与えられるのではなく自ら取りに行く。自分がやりたいことを実現するために。”

──1年目から本当に裁量を持っていますね。入社したばかりだと、足元の情報しかもらえない会社もあると思うのですが。

坂田:
確かに裁量をもっていますね。ただ、受け身で情報をもらっているというよりは自分たちで勝手に考え取りに行っているんです。

栗田:
ネット企業か否かによっても、それは違ってくると思うんですよ。でも大手ネット企業でも大局を見させてくれない会社もあるし、それはそれぞれの選択かなと。

──お2人はその選択で、グリーを選ばれました。理由は何だったのでしょうか?

坂田:
まずは、やらせてくれることの幅が広いこと。裁量と責任が大きく、自分が燃える環境にあると思いました。もうひとつは、働く人。僕の中にはこういう人と働きたい、将来的にこういう組織をつくりたいというイメージがあるのですが、そのイメージのピースに当てはまる人が本当にたくさんいたのです。彼らを自分のチームに引き入れたいという意味ではなく、そういう人間と一緒に魂を削って仕事をするなかで、これから必要になることを学び取れそうだと感じました。

──簡単に言うと、どのような人たちなのでしょうか?

坂田:
特定のタイプやスキルではないんです。ちゃんとストーリーがあって、主人公たる器や能力がある人たちは、私から見るとキラキラ光って見えます。グリーには火花がスパークするような魅力があり、粒感が大きい人が多かったですね。

──なるほど。栗田さんがグリーを選んだのは?

栗田:
新規事業に携わることが出来ますし、入社すればすぐに僕に困難な仕事が回ってくるという確信があったからです。そういう意味で成長できると感じたからでしょうか。

──今後、成し遂げていきたいことは何でしょうか。

坂田:
恥ずかしいので言ったことはないんですが(笑)、私は「ライオンキング」でいうところの優しい王様になりたいんです。その優しい王様が統治する“みんなが同じ方向を向いていて、一人ひとりが主人公感をもって生きられる国”のような組織をつくりたくて。ただ、組織づくりは目的ではありません。あくまでも自分がやりたいことを実現するためのものです。

栗田:
基本的に僕は、人ができないことをやりたい。誰も解明していないことを解明したい。未踏領域に踏み込むことがしたいタイプです。今後のキャリアでも引き続き、誰もできなさそうなことをやっていることが大切だと思っています。


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