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DXと不動産の距離を近づける存在へ。

今回は、当社のIT戦略の策定やシステムの構築・インフラ整備等を担う                        情報システム部Vice General Manager御旅屋に現在開発に注力しているサービスの魅力やチームのビジョンについて聞きました。


プロフィール                                               御旅屋 昭成(おたや あきふさ)                                 Javaエンジニアとして社会人キャリアをスタート。                          大手Slerや証券会社でのシステム開発やプロジェクトマネジメントを経験し、             2022年に株式会社グッドライフへ入社。                                入社10ヶ月でVice General Manager(次長)に昇格。



グッドライフで御旅屋さんはどのような役割を担っているのでしょうか?

現在はポータルサイトやSMARG Wealthのシステム要件定義・開発を行い、各プロジェクトの進捗管理や部署の責任者として部下のマネジメントも行っています。

システム開発の際は、営業や経営層の要望をヒアリングし、ニーズに応えるシステムを実現するために、プロジェクトの実装、ディレクションに取り組んでいます。


今開発中のSMARG wealthとはどんなサービスですか?

一言でいえば「収益物件ポータルサイト」を開発中です。

当社が展開する不動産総合ブランドSMARGから新たにリリースする、不動産投資サービスです。

投資用中古マンションをお探しのお客様に、手軽に物件探しをしていただけるサイトで、

物件情報を見られるだけではなく、サイト上で収益のシミュレーションができ、複数物件の比較もできるのが特徴。

また、営業担当にとっても、このサイトを活用することで、物件比較や収益のシミュレーションが可能になるため、より効率的な営業活動が可能になります。


SMARG wealthの特徴や優位性を教えてください。

投資用物件となるとワンルームマンションが一般的ですが、

SMARG wealthでは60~70平米のファミリー向けマンションをメインで取り扱っています。ここに当社のUSPがあります。(Unique selling point)

このような物件は、家賃収入だけではなく、売却益も狙える点が魅力です。

また、当社のお客様は中華圏の方が多いため、多言語対応(英語・中国語・日本語)にしています。そして、当社仕入れのほぼ独占販売物件がほとんどです。

一部当社ではグローバルビジネス対応をしていて、ウェブサイトの言語変換はもちろん、金額も外国通貨に変換することが可能です。特に中華圏での販売に力を入れています。


グッドライフに入社したきっかけや、実際に入社して感じたことを教えてください。

リファラル採用のため、当社の魅力や課題、それに対して自分が貢献できることを十分にマッチングできた上で入社しました。

不動産techではあるもののDXに課題があり、自分が前職までで経験できなかった

IT戦略・企画にグッドライフでなら挑戦できると思い入社を決めました。

入社した今も、ベンチャー企業ならではのスピード感や柔軟性があるからこそ、

エンジニアとしてのキャリアだけではなく、

今後はより経営に近いポジションで当社の課題解決に貢献できるチャンスがあると感じています。実際に、入社半年でSMARG wealthや基幹システムの開発を任せてもらい、入社10ヶ月でVice General Manager(次長)に昇格しました。


開発までの経緯や苦労はありましたか?

社内である程度「こんなサービスを作ろう」という大枠はあったものの、自分がグッドライフにジョインしてから本格的にプロジェクト化したため、

一から営業担当へのヒアリングや設計を行いました。

実装に入ってからも、様々なエラーが発生したり、思い通りに計画が進まないこともありましたが、

開発会社や営業と連携し、お客様や営業にとっての理想の実現のため、良いサービスを形にできました。

5月から試験運用が開始となりますが、実際にリリースしてからも、営業や経営企画と連携して、今後の活用方法やサービスの課題を基に、試行錯誤を重ねていきます。


他にも基幹システムの開発も進めているんですよね?

はい。入社前から聞いていたように、社内の課題として「DX化」が進んでいないことがあったため、基幹システムの構築・導入も推進中です。

今までは不動産売買に関連する在庫管理や顧客データをExcelや紙で記録・管理していましたが、Salesforceで一括管理することで、リアルタイムで在庫状況や顧客データを調べることができるように、システム開発を鋭意、進めています。

各部署とMTGを行い、それぞれの業務上の課題やニーズに合わせて、要件定義を実施。

それを基に本格的な開発に着手していきます。


今後社内でどのように活用されるのでしょうか?

営業だけでなく、業務部や財務部など、不動産売買の決済までの一連の流れに関わる部署の

業務効率化・工数削減に役立ちます。

今まで各連携部署に問い合わせていた物件情報や商談情報ついて、Salesforce上で検索すれば、情報を瞬時に得ることができます。

また、実はSMARG wealth上の物件情報は全てSalesforceで管理・情報更新できるので、

二重管理の必要がありません。


情報システム部責任者としての今後のミッションを教えてください

不動産総合ブランドSMARGから、実需販売やリノベーションデザイン・販売に関連した様々なサービスの開発・展開していきたいです。グッドライフの経営ビジョンを実現するべく、お客様や社員のニーズを叶えるシステムを構築していきます。

そのためにも、今後は開発会社に実装を任せるだけでなく、社内の開発環境・体制も整えていく必要があると思っています。エンジニアの採用やチームメンバーの育成に力を入れ、徐々に、内製化していけると良いですね。


今後はチームをどんな組織にしていきたいですか?

今の体制は、攻守でいうとどちらかと言えば「攻」に寄っている状態なので、「守」の側面も非常に重要だと思っています。

新しいものを生み出すだけではなく、今あるシステムを、常に管理・強化できる体制を整えたいです。

今後は、ここでお話ししたSMARG wealthの保守、やSalesforceの改修等、様々な課題が出てくると思います。

それを一体となって解決していけるチーム体制が整っていれば、今後さらに「攻」の部分にも力をいれられるのではないでしょうか。

ベンチャーだからこそ、0→1の経験ができる環境は非常にチャレンジングでやりがいを感じられると思いますし、その分、成長速度が速く、昇給・昇格といった評価もスピード感があります。今後のグッドライフのDXを担う仲間と出会えると嬉しいです!

インタビュー 人事 安山                                     

撮影・編集 広報 鈴木

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