株式会社グークス(以下「グークス」)は、IT/WEB業界の大企業・スタートアップ企業向けの営業・マーケティング支援を提供しています。
多種多様なメンバーが特色の一つであり、当初まったく予定になかった創業3年目での新卒社員として、変化の激しいグークスに入社した江川のグークスでの歩みについて話を聞きました。
プロフィール
江川 佳美(Egawa Yoshimi)
福島県出身。新卒で2025年5月にグークスに入社。全員に妹のように可愛がられ、ガムシャラに頑張る姿で全員に刺激を与える新卒1年目”。格好いいキャリアウーマン”を目指して日々奮闘しており、日々の癒しは趣味のサウナとアルコールで疲れを蒸発させること。あだ名は「めいめい」。
ー新卒1人目として入社されたということですが、学生時代の江川さんについて簡単に教えてください。
学生時代はアルバイトに始まりアルバイトに終わるほど、仕事に熱中していました!1年生ではカフェでの接客業、2−4年生ではお土産ラスクとして有名なガトーフェスタの百貨店での販売員を務めていました。
ーお菓子販売のアルバイトが長かったですが、どのような仕事をして、何がやりがいだったんでしょうか?
最初は来店される個人の方の接客を主に行なっていましたが、仕事に慣れるにつれてギフト対応の一環で既存大口顧客への営業サポートを行なっていました。お客様からの感謝の気持ちをいただくことはもちろん、学生なので個人顧客対応しか知らない中で「お菓子販売と一口と言っても営業や、受注後の事務サポートという仕事があるのか」と新しい世界を知れることに強いやりがいを覚えていました。
ーアルバイトに熱中していた当時の江川さんが掲げていた就職活動の軸はどんなものだったのでしょうか?
正直にお話しすると「これがやりたい!」という確固たる軸は全然見つからなかったです(笑)。ただ、これまでのアルバイト経験でもそうだったように、仕事を通じて小さなやりがいを見つけてきたことが多かったので、環境適応はできると思っていました。
なので、来たるべき時に備えて「市場価値を高められる環境」を重要視していた結果、金融・不動産業界の営業職を中心に就職活動をしていました。
ー自分自身の特性を理解した上で非常に現実的かつ戦略的な就職活動を行なっていたんですね!金融・不動産業界中心に就活をしていたはずなのにグークスに入社した経緯を伺えますか?
話すと非常に長くなるのでご容赦願いたいのですが…結論から申し上げると入社予定の企業に4月1日に出社したら「内定取消」を言い渡されました。
簡単に背景をお伝えすると以下のような経緯で、心待ちにしていたはずの日が一気に絶望の淵に立たされました。
・新卒向け人材紹介経由で選考を開始し、雇用契約書をもとに内定承諾を行う
・人材紹介企業から私への入社手続き連絡が滞り、手続きが未完了という事態が発覚
・入社予定企業の言い分は”経緯は当社の預かり知らない”ととりつく島がなかった
「明日からどうやって生きていこう」という恐怖に襲われ、数日は涙が枯れるほど泣き尽くしました。ただ、絶望しているだけでは状況は何も変わらないので動き始めましたが、既卒として何のアピールもないのでイレギュラーな新卒を受け入れてくれる企業を人伝てに必死に探していました。
グークスは新卒採用をしていなかったものの「大企業〜ベンチャーでキャリアを積んできて今独立してメガベンチャー向け営業支援を営んでいる面白い会社の役員がいるから、人生相談でもいいからしてみれば」と紹介を受け、最初は人生相談をしに訪問しました。
私の当時の状況に同情は示しつつも「創業直後なので即戦力の中途採用しか行っていない」と序盤にはっきり伝えられましたが、失うものは何もないので自分のアピールを精一杯行いました。
正直「新卒採用を行なっている別の企業を紹介してもらえないか」という下心はありましたが(笑)、時間が経つにつれて「今までは新卒は受け入れてなかったが、今後のグークスを考えると新卒採用はいずれ行う。現時点では数ヶ月前まで学生だった新卒の受入準備は整っていないが、当社にとっても近い将来でのチャレンジを見据えて、お互いに茨の道を歩むことになると思うが、その覚悟があるなら精一杯向き合う。」と想定外のオファーをいただき、現在に至ります。
ー急転直下の新卒受入というベンチャーならではのスピード感ですが、正直不安はありませんでしたか?
めちゃくちゃありました(笑) 社会人経験がないので取締役の秀口が理路整然と話す内容は90%理解できなかったですし、BtoBの営業支援という領域もほぼイメージついていなかったです。
ただ、冒頭話したようにこれまでの人生で何をやるにしてもその過程でやりがいを感じてきたのでその点は問題なかったですし、何者かはわからない点はあったものの「ヒトの可能性を信じ、ヒトの未来を作る」というビジョンや、その実現に向けて日々の業務に加えて社員向けキャリアセミナーを筆頭にした人材開発に力を入れている点に惹かれました。
また、(数値に根拠はないですが)10,000人に1人しか味わえない「4/1入社当日での内定取消」を経験した身としては怖いものはないので、グークスに入社することを決断しました。
ー若くして修羅場をくぐってきて、非常に勇気ある決断の末に入社したグークスではどのような日々を過ごしてきたのでしょうか。
最初の2-3週間はPC機器操作/タイピング/Office研修や、名刺交換や電話対応の基本的なビジネスマナーの研修を行なっていました。その後「習うより慣れろ」ということでフードデリバリーサービスのインサイドセールスとして早くも営業活動を行いました。
最初は電話の声が小さすぎて周囲から心配されるほどでした(笑)
ただ、営業ノウハウが体系的にまとまったマニュアルと手厚いロープレ研修で数多くの失敗から数多くの学びを得て自信になりました。また、90%以上が期待する結果に至らないインサイドセールスで「成果(アポイント獲得)で成否を判断せず、プロセス(Ex. 日程打診を必ず行う、ヒアリングを通じて企業が抱えているであろう課題の仮説を必ずぶつける等)に評価ポイントを置く」方針が安心につながりました。
ーここまで素敵な話ばかりしてもらいましたが、「かなり大変だった」というような苦労はありませんか?
日々あります、というかない日はありません(笑) マニュアルやスクリプトはメンバーやお客様を問わずに抑えるべき基礎レクチャー的な位置付けと思うので、そこから外れた内容は日々失敗してばかりです。具体的には、よく知らない業界の企業様では先方が抱える課題に想像が働かず先回りした示唆ができずに終わってしまったり、課題が抽出できぬままソリューション感が弱い提案に留まってしまったりすることは多々あります。
ただ、「知らないことはできなくて仕方ない」というフォローの言葉と、具体的にどのようなインプットをすべきかを明示してくれるので必要以上に悩まずに愚直に邁進できるのは私には合っているし、比較的同じ失敗をしない理由でもあるかもしれません。
ーまだ入社して1年経過していないものの、今後どんな目標を掲げてますか?
入社当時から掲げている「格好いいキャリアウーマンになる」という目標自体は変わってないです。ただ、少し具体化は進んでおり、「人よりたくさん失敗をして学習の機会を増やすことが成長速度を加速させ、たくさん失敗するためにたくさん挑戦する」ことを大事にしたいと考えています。
その為にクライアントのサービスや業界についてのインプットはもちろん、意図を組んだコミュニケーションや先回りした提案をできるようにクリティカルシンキングなどのビジネス座学も頑張っていく予定です。
ーありがとうございます。新卒受入準備が整っていないこともあったと思いますが、環境要因にすることなく、自責かつ愚直な努力を重ねる江川さんが更なる成長することを期待しています。
グークスでは、創業メンバーを募集中です。
楽天/ラクスルグループ/ビズリーチ/SmartHRといったメガベンチャークライアントとのプロジェクトが次々にリリースされ、事業拡大中につき新しい仲間を募集中です。
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