1
/
5

うさぎ、ポートフォリオを公開する。【byデザインチーム・酒うさぎ】

こんにちは。最近体調悪いので、お酒は控えている酒うさぎです( ˘ω˘ )

では、今日の本題。ズバリ「ポートフォリオ」!曲がりなりにもグラフィックデザイン専攻だった酒うさぎ、もちろんポートフォリオ作りましたよ。一冊だけですけど!!


というのもですね。去年就活生だったわけですが、デザイン事務所に行こうとかは全く考えてなかったんですね。だいたい履歴書で一般大学は落とされるって聞いて。あとプロのデザイナーしかいない環境で仕事ができるほどかどうか、わからなかったというのも正直な気持ちでした。


そんなわけで、ポートフォリオが選考に必要な会社をみていなかったんです。まあそもそも私が受けた会社は3社だけなんですがw
詳しくは自己紹介の記事で書いております。

しかし。ちょうど去年の今頃、某アニメーション会社の商品開発部(要はグッズデザイン部)を受けるべく、ようやく公開された募集要項詳細をみていると、「ポートフォリオ」の文字が!必須とは書いていないながらも、書類選考で必須じゃないものなんて、まあありません。要は任意という皮を被った必須です。もう必須って書けよ。


しかもこの会社は一次の書類選考で半端じゃない数の提出物を要求されますので、中々の倍率であろうことは目に見えていました。

「作るしかねえのか…(゚ω゚)」

そんなこんなで急拵えでポートフォリオを作ることになりました。
今日はそのポートフォリオを公開しようと思います。


まず表紙。本名部分は消してます。テーマカラーを決めたいなと思い、白と私の好きな緑よりの水色の二色デザインにしました。


次が目次。シンプルイズベスト、と思って愛想もへったくれもないデザイン。


そして自己紹介ページ。先輩から、「スキルセット的なものは載せといたほうがいい」と言われ、下に載せました。インデザインとかほぼ能力ねえ。


そしてここからグラフィックデザインの章です。あとイラスト、漫画の章があります。同じデザインです。


大学バレますがまあいいや。このレイアウトはけっこう悩みましたね。雑誌の全体デザインリーダーだったので、できればほとんどのページを載せたかったのもあって、どこを削ってどこを入れるか考え、そしてこれに落ち着くという…。


ということで、出来るだけ入れた結果、この雑誌デザインのページは見開き2ページのレイアウトになりました。


雑誌の他にはポスターや、


グッズなんかも入れましたね。幅広いことやってたよアピールがしたかったんです。グラフィックの作品数はまだありますが、全部載せるとキリがないので。

私はこんな感じで、表紙裏表紙含む20ページの冊子型ポートフォリオを作りました。参考にしたポートフォリオは主に藝大の院に行った先輩のポートフォリオです。藝大通ったポートフォリオの恩恵に預ろうってゆうね…いやもちろん参考にしたのは記載事項だけですけど。
作品タイトル・制作期間・作品詳細と、項目の内容はシンプルですが、パッと見てわかってもらうのが大事と言われるポートフォリオ、このくらいでいいんだそうです。ただ、制作物により記載事項も変化するとは思います。プロダクトの人とかなら、小さめの実物入れたりもするんでしょうか…。


こちらはイラストの章でのせたものです。


イラストもグラフィックと同様に、多様性があるアピールができるようなものをチョイスしています。
さらに目立たせたいイラストは1ページ丸々使いました。


こんな感じ。そして次のページで詳細を記載しています。


この漫画の中身は、最後にある漫画の章で紹介しています。


トーンがやばいことになっているのは、後で気づきました…。紙に印刷したら目立たなかったんですよね(言い訳)

とまあ、なんだかんだ2日で仕上げたポートフォリオを提出したわけです。
そしてなんと一次で合格しました。いやあ〜あの時は嬉しさよりも驚愕の気持ちが大きすぎて、メール見て奇声をあげましたよ。まさか受かるなんて思わないで送ったわけですから…。

さて、この経験からわかったのは「あ、このポートフォリオを見て私に興味持ってもらえたってことは、最低限のレベルはクリアしてるってことかな」です。
これまでの私は、プロに自分の作品(デザイン)を直接見てもらった経験が、先生以外にありませんでした。けれど、人気のあるコンテンツを排出する企業の人が見て、どの程度の評価かはわかりませんが合格を出してくれたという事実は、私に根拠のある自信を持たせてくれたのです。

とはいえ、美大生のポートフォリオに比べたら全然凝ってないショボい系ポートフォリオです。しかし大事なのは「何を伝えたいのか」はっきりさせることだと思います。
私の場合、自分がこれまで作ってきたものをできる限り見直してみて、「おそらく私のデザインや絵の特徴は多様性だろう」と考えました。それで、気に入っているかどうかよりも、違いがわかり易い作品をピックアップ。だいたい20p前後が一番見やすいというネットの先達たちの書き込みを参考に、レイアウトを調整していきました。余談ですが、面接ではポートフォリオに入れなかった作品の実物を、制作年ごとにファイリングしたものを持ち込んで「見てもらえそうなら見せるぞ!」という意気込みでいました。40分かけたじっくり面接の中、ちゃんと見せることができたので良かったです。

結局、その会社は今までの私個人の制作活動を、入社後はやめてほしいという条件を提示してきまして、合わないな〜と思ったんですけどね。そうして個を大切にするゴーリストへの入社を決意し、現在に至る。

最後に!今回この記事を書こうと思ったのは、そろそろあの経験から1年が経つと気づき、私と同じような就活生の役に少しでも立てたらな、と思ってのことでした。
美大じゃなくても、デザイン実務経験なくても、ちゃんと作った物があって、挑戦したいところがあるなら、とにかく臆せず試験を受けてみるのもいいと思います!あと私は利用しておりませんでしたが、「ビビビット」というクリエイター向けの就活コンテンツがいいらしいです。

はたらくビビビット by Vivivit, Inc.はたらくクリエイターの今の仕事や、学生時代のポートフォリオを見れるメディア。クリエイターのキャリアを考えるための最新情報をhataraku.vivivit.com

デザイナーの就活ポートフォリオが見れるらしい!すげえ。

ではでは、長くなりましたが以上!『うさぎ、ポートフォリオを公開する。』でした。
ちなみにうちのデザイン部に興味あるとかいう方いらっしゃいましたらぜひご連絡ください( ˘ω˘ )

酒うさぎが漫画の描き方を紹介してます

もっと知りたい酒うさぎのこと

ゴーリストのことももっと知りたくない?

株式会社ゴーリスト's job postings
2 Likes
2 Likes

Weekly ranking

Show other rankings