登場人物のプロフィール
小川(事業責任者)
2014年4月にエンジニアとして中途入社。現在はプリ小説 by GMOの事業責任者を務めており、ディレクション業務を中心に、コードを書きながらチームの目標達成に向けたマネジメントも行っている。
村石(デザイナー)
2019年に新卒で入社し、現在はプリ小説 by GMOのリードデザイナーを担当。主にデザイン制作やコーディング、ユーザーリサーチを行っている。GMOメディアに入社したきっかけは、BtoCのサービスを軸に就職活動をしていたことと、女性向けサービスに興味があったため。
須貝(エンジニア)
2022年に中途で入社し、現在はプリ小説 by GMOのエンジニアを担当。主にアプリ版の開発を行っている。GMOメディアに入社したきっかけは、自社開発のBtoCのサービスを軸に転職活動をしていたことと、プラットフォーム系サービスに興味があったため。
今回はプリ小説 by GMOのサービス運用をしているチームにインタビュー。
事業責任者に加え、デザイナーとエンジニアから1名ずつ参加してもらい、事業内容・業務内容・チーム体制・今後の展望について聞いてきました。
ユーザー投稿型”小説サービス”の概要とは?
――「プリ小説」とはどんなサービスなのでしょうか?
小川:
プリ小説は、月間200万人の利用者がいる小説投稿プラットフォームです。ユーザーの8割が小中学生の女性で、投稿された多くの小説は「夢小説」といわれるジャンルで投稿されています。
ビジネスモデルは広告収入がメインで、一部にはプレミアムプランの課金モデルもあります。
越境するのは当たり前。少数精鋭でサービスを運用するための体制について
――現在のチーム体制や業務内容について教えてください。
小川:
プリ小説チームは、デザイナー2名、エンジニア5名、ディレクター1名、事業責任者で構成されているチームです。
その中でデザインチームやエンジニアチームなどありますが、サービスを良くするために必要な業務は分け隔てなく、チーム一丸となって越境しながら進めているのが特徴です。
――職種関係なく進めているエピソードをひとつ教えてください。
村石:
プリ小説チームでは、デザイナーだからデザインしかやらないのではなくやれることは職種問わずやっても良いという考えを持っています。 例えば、デザイナーがユーザーインタビューをしていますし、PV数などの数値を見て施策を考えるために分析をすることもあります。それぞれみんなが自主的にできるという環境がすごく良いです。
小川:そうですね。”職種に縛られずどんどん物事を進められる”というところはすごく良いチームだなと感じています。これは自分自身がチーム作りをする上でも心がけてます。
――デザインチームの体制を教えてください。
村石:
プリ小説のデザイナーは現在2人体制です。エンジニアのようにWeb担当やアプリ担当という分担はなく、施策ごとに都度担当を決めています。
仕事内容は、プリ小説公式作品のアイキャッチ作成やLP作成、HTMLとCSSを用いたコーディング、ユーザーインタビューやユーザーテスト、TikTok運用など多岐にわたります。
――エンジニアチームの体制を教えてください。
須貝:
エンジニアチームは、5人で構成されています。 それぞれが得意分野を持っており、Web・アプリ・AIなどの分野に分かれて協力しながら開発を進めています。
エンジニア5名はほぼ同世代のため、相談しやすい雰囲気ができているなと感じます。悩んだ時は一緒にコードを書いたりしているので、良い開発環境が整っていると実感しています。
――プリ小説のみなさんは自律的に動かれている印象が強いですが、チームメンバーの特徴をあげるとしたらどんなものがありますか?
小川:
チームの雰囲気は非常に明るく元気で、パワフルでポジティブなメンバーだなと思っています。メンバーが元気だと相乗効果でチーム全体が明るくなるので、良いシナジーをお互いに生み出しているなと思っています。また、プリ小説を成長させようとする挑戦心があり、受身の姿勢ではなく、とりあえずやってみよう!というマインドのあるメンバーが多いです。
プリ小説を通じて得られる「やりがい」などについて
小川:
年次や職種関係なく、施策を考えるところから一緒にやっているので「自分たちが価値を提供しているんだ」と感じられるシーンは多いと思ってます。
須貝:
エンジニアチームでは、ユーザーが求めている体験を実現できるようにエンジニア同士で相談をしながら開発をしています。ユーザーが求めている体験(サクサク動くなど)、を提供できた時にやりがいを感じます。
また、新しく追加した機能が使われてPVや滞在時間が伸びているのを確認した際、ユーザーに価値提供出来たな。と実感します。
村石:
プリ小説チームは、若いメンバーが多く年齢も近いので、業務の相談や悩みがあった時に気軽に話すことが出来ます。メンバーはみんなパワフルで、プリ小説を良くしていこう!という思いが強いので、私も頑張ろう!と良い影響をもらっています。
「プリ小説」の将来、それぞれチャレンジしていきたいこととは
――今後の「プリ小説」の展開やみなさんの今後の目標についてお聞かせください。
村石:
最近はユーザーリサーチを積極的に行い、ユーザー解像度を向上させることに注力しています。ユーザー体験をさらに良くしていく施策を打ち出すだけでなく、チーム全体のユーザーへの理解を深めることができます。その結果、「プリ小説」がさらなる進化を遂げ、ユーザーにとってより魅力的なサービスになっていくと思うのでこれからも精一杯頑張っていきます!
須貝:
アプリストアのランキングで1位を目指しています。そのために、最高の創作体験を提供し、読者も作者も創作活動を存分に楽しめるようなアプリにすることを目標としています。「プリ小説」がそんなアプリとして認識されるよう、日々取り組んでいます。
小川:
近年、小説を原作とした作品が映像化や漫画化され、世の中に広く認知される機会が増えています。プリ小説では、この流れをさらに後押しし、創作者がより高いステージで活躍できる場を提供することを目指しています。 私たちは、単なる趣味として小説を投稿するだけでなく、小説をエンターテインメントとして多くの読者に届けられる「価値ある場」を作ることを目標としています。
その一環として、プリ小説では「チャレンジ作家」という独自の制度を設け、創作者が自身の力を発揮し、その才能を広く世に届けるサポートを行っています。これにより、プロ作家への道を切り開く機会を提供するだけでなく、創作そのものを心から楽しんでいただける場でありたいと考えています。
さらに、私たちはコミカライズや書籍化といった次なるエンタメ展開を目指す創作者にとって、飛躍の場となるサービスとして成長させたいと考えています。 プリ小説は、創作者の皆さんが自らの物語をより多くの読者に届け、新たな夢や目標を追いかけるためのサポートを、今後も全力で行ってまいります。