プロフィール
北谷: 2021年に中途入社。教育系プロダクト「コエテコ byGMO」のエンジニアマネージャーを担当。エンジニアメンバーのマネジメントやプロジェクト管理を行いながら、プレイングマネージャーとして活動している。
日暮: 2022年に新卒入社し、2024年にシニアエンジニアに昇格。入社時から「コエテコ by GMO」を担当し、現在は新規のSaaSプロダクトを開発中で、プロジェクトリーダーとして活動している。
今回のインタビューでは、教育系プロダクト『コエテコ by GMO』の開発をリードする北谷さんと日暮さんにお話を伺いました。
「コエテコ byGMO」のエンジニアの業務について
――現在の業務内容について教えてください。
北谷: 私たちは子供向けのプログラミング教室を掲載している「コエテコ byGMO」というポータルサイトを運営しております。その他、コエテコから派生した社会人向けのプログラミングスクールやドローンスクールのポータルサイトなど、様々な教育系メディアを運営しております。
私は、その中でも「コエテコキャンパス」というプロダクトの開発担当しています。また、コエテコプロダクトに携わるエンジニア全体のマネジメントをしています。
日暮:
私が担当しているのは、「コエテコ」で集客した後、入会した生徒をスクール側が管理できるDXシステムの開発です。現在このプロジェクトのチームリーダーを務めています。フロントエンド、バックエンド、インフラなど、幅広い業務に携わっています。
――開発環境や技術選定はどのように行われていますか。
北谷: 開発環境や技術選定はその時の状況や、将来性、採用プレゼンスなどに応じて選定をしています。そのため、複数あるコエテコプロダクトの中でも、”AWS"を使ったサービスもあれば"GCP”を使ったサービスなどもあります。
共通化されている部分もありつつ、新しい技術も取り入れながら新規開発に取り組んでいるのが特徴です。
「文系からエンジニアへ」――異業界・異業種から飛び込んだ理由とは?
――北谷さんと日暮さんはもともと文系出身だと聞いています。なぜエンジニアの道を選んだのか、それぞれの動機や転機について教えてください。
北谷: 私は外国語大学で英語を専攻していました。在学中は授業のほとんどが英語で行われるような環境に身を置きながら、グローバルな視点を意識して海外留学なども経験しました。卒業後は商社の営業職に就きましたが、コロナ禍をきっかけに自分の働き方について考えるようになりました。
その後、以前から興味を持っていたプログラミングに挑戦しようと決意し、プログラミングスクールに通いました。自分で手を動かしてモノを作り出す楽しさに気づき、さらに学びを深めたいと強く感じました。
日暮: 私も北谷さんと同じ文系出身で、大学では社会学部に在籍していました。大学のカリキュラムの一環としてプログラミングの授業を受講した際、友人たちはプログラミングに対して抵抗感を持っていたのに対し、私はあまり抵抗なく取り組むことができました。大学4年次には海外留学を予定していましたが、コロナ禍の影響で中止になり、空いた時間を利用して苦手意識を持っていなかったプログラミングを本格的に学び始めました。
その後、不動産テックの会社にてエンジニアとしてインターンさせていただきました。自分が開発に携わったサービスがユーザーに利用され、良いフィードバックをいただいたことがすごく嬉しくて。この経験がエンジニアとしてやっていこう!という決意に繋がりました。
GMOメディアへの入社の決め手とは
――GMOメディアに入社を決めた理由を教えて下さい。
北谷: 1番の魅力は未経験の自分でも挑戦・成長できる環境だったことです。バックエンドエンジニアやフロントエンドエンジニアなどの棲み分けがなく、幅広い開発を経験できることが魅力に感じました。 入社後は先輩達に教えていただきながら開発をしていたのですが、プログラミングスクールで学んでいた知識では足りないことに気づき、業務を通じた学びだけでは足りないと感じ+αで日々勉強していましたね。
日暮: インターンシップでBtoB向けのサービスを開発した経験から、BtoC向けのサービスを運営している会社で開発したいという思いがありました。GMOメディアはBtoCのサービスを自社で運営していたので、そこが決め手でしたね。
私は新卒で入社したため、入社後はGMOインターネットグループに新卒入社したエンジニアを集めた合同での技術研修があったり、インフラチームでAWSの研修をしてもらったり、「ポイントタウン byGMO」のサービスにOJTで参画した際はアプリケーション開発についての研修がありました。北谷さんと同様、幅広い技術に触れられるのもひとつの魅力だと感じます。
――入社後にギャップを感じた点はありましたか?
北谷: 私はもともと営業職だったこともあり、前職に比べてオフィスフロアが静かなことに驚きましたね(笑)。 また、入社前から聞いていたことではありましたが、手を挙げたらチャレンジできる環境というのは本当だったんだと驚きました。
手を挙げた際にも、自分のスキルや能力を評価・加味したうえでチャレンジさせてもらえるので、信頼してもらえているんだなあと感じます。
あともう一つ驚いたことは社長との距離が近いことですね。事業に関するミーティングや食事の場で直接意見を伺う機会があるため、トップの視点から学ぶことができる点も非常に勉強になります。
日暮: GMOメディアにはいくつものサービスがあるのですが、そのサービスを担当しているチームごとに雰囲気や進め方が意外と違うなと。例えば、開発環境だけでなく、プロジェクトの進め方やメンバーの雰囲気もチームによって様々なので、チーム異動した際は結構驚きそうだなと思っていますね。でも、この多様性があるおかげで、いろんなやり方や視点を学べるのは会社の大きな強みだと思います。
成長を促す相互刺激とチームの変化
――いま一緒に働いているお二人ですが、お互いの第一印象はどうでしたか?
北谷: 日暮さんはすごく頭の回転が早く賢い人だなぁと思いましたね。会話のレスが早いのにしっかりとした返答・解答が返ってくるので、すごく優秀な新卒がきたなと。凄いなと感じると同時に"負けてられないぞ”という気持ちで日々の勉強するモチベーションになりましたね。
日暮: ありがとうございます!
エンジニアってどちらかというと他の職種と比べると口数が少なくおとなしく見える方が多いのですが、北谷さんの印象は正反対でしたね。コエテコチームの中でも積極的に発言して、明るく場を盛り上げてくれる存在でした。そんな北谷さんの姿が特に印象的で、他の先輩方の中でもひと際目立っていたなと感じていました。
――北谷さんはマネージャーに、日暮さんはシニエアエンジニアに昇格しましたが、チームにはどのような影響が出ていますか?
北谷: 日暮くんの特徴は、人一倍当事者意識と責任感強いことです。周囲の状況やチームでやるべきことを自らキャッチアップし行動してチームを牽引してくれています。またシニアエンジニアになったことから更に加速した印象があります。とても頼もしく、助けてもらうことも多々あり、ありがたいなと思っています。
――北谷さんがマネージャーに昇格されてからチームはどんな変化がありましたか
日暮: 北谷さんはマネージャーになる前からチームを推進してくれる存在だったので大きな変化ないのですが、北谷さんの行動量がすごくて、誰よりもたくさんアウトプットしていると感じてます。それに刺激を受けて自分も頑張らなきゃ!と鼓舞されています。その北谷さんの姿勢がコエテコチームを良い方向に引っ張ってくれる存在だなと感じています。
今後の目標
北谷: マネージャーという立場になったこともあるので、「自分が」ではなくチームメンバーの成長、チームの成長のためにも、エンジニアとして学びのある、そしてやりがいのある成長できる機会を与えていきたいなと思っております。 チームとしては、一段と当事者意識を持ち前向きにプロジェクトを推進できるメンバーで構成されたチームにしていきたいです。
個人的には、「コエテコ」の知名度は業界内ではありますが、これをさらに広げて、「コエテコ」というブランドをもっと世の中に認知させていきたいです。
日暮:
そうですね、直近の目標になってしまうのですが、自分が今メインでリードしているプロジェクトを成功に導きたいです。現在はまだ開発途中のため、市場にリリースできていません。今自分がプロジェクトに専念できているのも、他のプロダクトを担当している周囲のメンバーのおかげなので、はやくリリースして皆さんに使っていただき、結果として売上に貢献できるようなシステムにしていきたいです。