(*本記事はガラパゴスのnoteより転載したものです。)
初めまして。2021年6月より、ガラパゴスにて広報PRを担当している豊田です。先日、ガラパゴスはシリーズAで10.8億円の資金調達を発表しました。
資金調達によるPR効果を最大化するために「ガラパゴスの現状の全体像を正しく多くの方々に知っていただく」ことを目的として、発表まで2ヶ月間準備しました。
上記目的を設定した理由としては、広報PRを6月に立ち上げたばかりで、事前情報が全くない状態で皆さまに詳細に情報をお伝えしても、興味を持っていただくことが難しいと考え、まずは全体像を認識していただいて、今回の資金調達リリースを本格的な広報PR活動のスタート地点にするためでした。
私は新卒から3年間経理を経験して、未経験の広報PRとしてスタートアップに入社しています。広報PRの経験もなく、社内に経験者もおらず、何から始めるべきか分からずお困りの方に少しでも参考になりましたら幸いです。
目次
- 活動全体の流れ
- ① 情報を視認
- ② ガラパゴスを検索
- ③ 全体像を知る
- さいごに
- 追伸
活動全体の流れ
まず、「ガラパゴスの現状の全体像を正しく多くの方々に知っていただく」ために、3つのポイントで施策を用意いたしました。①情報を視認 → ② ガラパゴスを検索 → ③ 全体像を知る、という流れで、皆さまに動いていただけるように準備いたしました。
① 情報を視認
多くの方々にガラパゴスという会社の存在を知ってもらうべく、メディアさんへの事前の仕込みを行いました。結果として会社の歴史上初めて、日本経済新聞(全国版)の本誌にご掲載いただきました。
また、WEBメディアさんとも連携させていただき、TechCrunchさん、BRIDGEさん、CNET Japanさん、ニュースイッチさん、Yahoo!ニュースさんなど、転載を含めますと15以上のメディアさんに掲載いただきました。
以下にて掲載いただいた一部記事を紹介させていただきます。ご掲載いただきありがとうございます!
・TechCrunchさん
https://jp.techcrunch.com/2021/09/01/glpgs-fundraising/
・BRIDGEさん
https://thebridge.jp/2021/09/galapagos-series-a-round-funding
・CNET Japanさん
https://japan.cnet.com/article/35175791/
・ニュースイッチ(日刊工業新聞)さん
https://newswitch.jp/p/28607?fbclid=IwAR1ZJdDqUW3Y9LfmCrnG2XEN2lG-HONa-8CJfoId3tTzFEMsDGxghMVohSQ
・FASTGROWさん
https://www.fastgrow.jp/articles/funding-210901
・Yahoo!ニュースさん(転載:CNET Japanさん)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5fd97a37af83ec862c578ce29ae0686eb7c72664
事前アプローチにて重要だったポイントは2つです。
■ メディアさんの事前リストアップと優先順位の決定
まずは、ガラパゴスというスタートアップ企業に対して、興味を持っていただけそうな読者層のメディアさんをリストアップしました。その上で優先順位を決めさせていただき、リリースまで時間のない中でアプローチする順序について迷うことなく効率的にメディアさんと連携できました。
そもそも対象のメディアさんにとって有益な情報を提供できるかどうか検討しておくことは、お互いのために重要であることを学びました。
■ メディアさんとの連携状況の可視化
メディアさんと常に最新の情報にて連携させていただかないと、リリース情報の認識相違によって先方にご迷惑をおかけしてしまうため、常に状況を可視化しておりました。「リリース日ご共有済」や「リリース原稿ご共有済」など、何の情報をお渡ししており、次のアクションが何になるのか、状況を把握できるように整理いたしました。
今回資金調達のリリースについてデザイン含めて確定したタイミングが、発表の前日となってしまったため、かなりバタバタした中でのリリースとなりましたが、仕組みを整えておいたことでスムーズに対応できました。
メモアプリケーションのNotionを活用して、常に状況をアップデートできる状態で整理しておりました。
② ガラパゴスを検索
掲載情報が目に入った方に興味を持っていただけるよう、"話題性"を検討しました。今回の資金調達においては、「デザイン業界で過去最大規模の調達」であることに着目してリリースを発表しました。
リリースの内容としても、調達後の今後の展望に絞った文面とさせていただくことで、ガラパゴスの将来性に期待いただき、興味喚起できるように工夫いたしました。
今後の展望について詳細は、社長室長 髙橋のnoteをぜひご覧ください。
③ 全体像を知る
興味を持って会社を検索いただいたときに、情報に幅広く触れていただけるように前述の資金調達リリースとあわせて、1ヶ月で4件のリリースを発信しました。
資金調達のリリースをきっかけに検索いただいたことで、1ヶ月で各リリースへの合計PVが10,000を突破しました。多くの方々に、ガラパゴスのことを知っていただけて大変嬉しいです!
また、会社のことを検索するときにHPを確認する方が多いと考え、5年以上リニューアルされていなかったHPのリニューアルも、資金調達リリースにあわせて行いました。
会社として目指すビジョン・バリュー、サービスの提供価値や、経営陣の紹介によって、情報がよく整理されたHPに仕上がったと思っています。
以下リニューアルしたHPをご紹介させてください!
ここまで、「ガラパゴスの現状の全体像を正しく多くの方々に知っていただく」ために取り組んだ施策についてご紹介をさせていただきました。
今後は、「深くガラパゴスの魅力をお伝えする」ことが重要となります。
noteの運用がその1つです。9 / 1からCEOの中平、CTOの細羽、社長室長の髙橋と連続で記事を掲載させていただいており、ボリュームのある仕上がりとなっております。
これからもCOOの島田、マーケティングセールスチーム責任者の内藤、人事責任者の岡田と、各部門のリーダーたちが執筆して参りますため、乞うご期待ください。
また、さらにnoteのコンテンツを拡張していく予定です。社内だけでなく、社外から眺めたときのガラパゴスの魅力をお伝えできるように、CEO × VC対談・CEO × 社外取締役対談・CEO × 監査役対談、などを予定しております。いつも貴重なアドバイスをいただいている方々との、ありがたい機会をセッティングさせていただくため、読者の皆さまにも価値のあるコンテンツになりますよう尽力いたします。
さいごに
今回の資金調達PRは、社内外さまざまな方々のご協力によって実現いたしました。
私自身、初めての経験に右往左往しながら多大なご迷惑をおかけしてしまいましたため反省点は多いのですが、今回の発信をきっかけとして多くの方々からコメントなどをいただきまして、知っていただくこと・興味を持っていただくことのありがたさを噛み締めております。
今回ご注目いただいたことをきっかけにPR活動を成功に導くためには、継続的な取組みが必要だと考えております。ガラパゴスを深く知っていただけて、学びにもなるコンテンツを発信して参りますため、引き続きご注目ください!
追伸
絶賛採用強化中です!もしガラパゴスにご興味を持っていただけましたら以下資料もぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました!引き続きガラパゴスをよろしくお願いいたします。