グロービスにて採用を担当しています。金田です。グロービスという名前を聞くと「MBA」「大学院」「本」というイメージをもたれる方が多いかもしれませんが、今グロービスはITで教育業界を変革すべく、Ed-Techの最先端に挑戦しています！Ed-Techを推進していく「グロービス・デジタルプラットフォーム」部門では今は続々とエンジニアやデザイナーといった方々がジョインされています。今日は、グロービス・デジタルプラットフォーム部門のリードエンジニアである末永に話を聞いてみました。

ハッカソンをきっかけに起業

「末永さんはもともとベンチャーでCTOやられていたんですよね？」

末永：はい。テクノロジーの力で社会に価値を残したいと思い、大学院修了後、株式会社 I&G パートナーズ　（現アトラエ）に入社し、エンジニアとして「Green」というエンジニア向けの採用サイトを開発していました。アトラエにいたころから、腕試しとして、色々な勉強会やハッカソンに参加していました。その中でもStartupWeekend（グローバルで開催されるスタートアップのハッカソンイベント）で優勝、各国の優勝者で競われるグローバル大会でも高い評価を受けたことをきっかけに、仲間とEdTech系の会社を立ち上げ、CTOと言う立場になりました。

グロービスにはいい意味で「裏切られた」

「CTOからグロービスって・・・初めはどんなきっかけでグロービスに興味を？」

末永：もともとEd-Techのベンチャーだったので、教育にはとても興味があったんです。初めは「アジアナンバーワン」を目指すという大きな目標にひかれて話を聞きに来ました。そこで感じたのは、「もったいない」ということ

「もったいないって・・・・？？]

末永：そう。マネジメントの教育で20年以上の実績があって、たくさんの講師やコンテンツがあるのに、それのほとんどが紙媒体やリアルな研修で、限られた人にしか届けられない。これってもったいないですよね。自分のエンジニアとしての経験を生かせば、それこそ自分が学生時代からやりたいと思っていた「テクノロジーの力で社会に価値を残す」がこれまでよりも大きなインパクトで実現できるのではないかと思ったんです。でも最初は結構不安でした。

「不安とは？？」

末永：グロービスという名前を聞いた時には「かたい会社」と思ったんです。大学院も運営しているし、今まで自分が経験してきた会社と比べて規模も大きい。今までベンチャーで育ってきた自分には、正直初めは全くイメージが持てませんでした（笑）いまはいい意味で全く裏切られたなーと思っています。

「なるほどー。裏切ってしまったんですね」

末永：そう（笑）昨年10月に入社して、2週間ぐらいしたタイミングででオフショア開発を提案したのですが、「やりましょう！」の一言ですぐに決定、その2週間後にはベトナムにいた・・というスピード。正直、グロービスぐらい大きな会社がこのスピード感で意思決定ができるとは思っていなかったです。やられたなーという感じを持ちました。あと、勤務時間もフレックスが導入されてかなり自由ですし、服装も自由。スーツを着たことはグロービスに来てからありません（笑）グロービスでは自由と自己責任を大事な価値観にしているので、かなりの部分を自己管理に任されている印象ですし、仕事もしながらも、家庭や自分の学びを大事にする人が多いので、働き方を含め、今の環境にかなり満足しています。

グロービスのEd-Techは始まったばかり。だから最新の技術を最高の仲間と創りだせる

「今の仕事は？」

末永：今はリードエンジニアとしてグロービスのコンテンツを、動画にして月額定額制で見ていただける「グロービス学び放題」の開発に関わっています。また、企業などにあらゆる教育コンテンツや人事サービスを提供するプラットフォーム「グロービス・ラーニングプラットフォーム」の開発も行っています。グロービス学び放題は10月にリニューアル予定なので、今は佳境に入りつつある感じですね。

「今後の挑戦は？」

末永：グロービスのEdTechは始まったばかり。はっきり言ってまだ何もありません。だからこそ今自分が考えうる最先端のテクノロジーを導入して、理想の開発環境、開発チームを創っていくこと。これが今の挑戦です。幸い、最近ではメガベンチャーでフロントエンドのチームリーダーを経験されている方や、データビジネスで有名なベンチャー出身のデータサイエンティストの方に入ってきてもらえており、エンジニアの数はまだまだながら、非常にスキルが高いメンバーがそろっているので、刺激的な環境です。勉強会もどんどん開いているので、常に自分をアップデートしている感覚があります。グロービスは「アジアナンバーワン」を掲げていますが、Ed-Techの領域でアジアナンバーワンを目指す。壮大な挑戦ですが、今はこの目標に向かって日々チャレンジし続けています。