こんにちは、グロービスの柳沼です。
近頃、データの民主化という言葉をよく聞くようになりました。
実際様々な会社でデータの民主化に向けた取り組みが行われているようです。
今回は、グロービスで行われているデータの民主化へ向けた取り組みを紹介していきたいと思います!
各社状況が異なり、取り組みも状況に合わせて様々だと思いますが、グロービスではデータチーム主催のデータ分析勉強会を行っています。(現在第一期が終了)
この勉強会では、非アナリストを対象にBigQuery, DataStudio(Google データポータル)を教えています。
勉強会には、エンジニア、オペレーションチーム、コンテンツ制作チームなどなど様々な方々が参加して下さっています。
DataStudioパート
SQLパート
SQLパートではSQLの文法を学び、演習では学習用のGCP環境を使って、実際にBigQueryにクエリを投げ、意図通りのデータを抽出するところまで行っています。
DataStudioパートでは、抽出したデータをどうやって可視化するのか?可視化したデータをどうやって解釈するのか?といった部分を行い、実際にダッシュボードを作成するところまで行います。
勉強会後は、簡単な数値のモニタリングダッシュボードを自分で作れるようになった方や、SQLでBigQueryから目的のユーザーを抽出する方が現れたりと運営側としても嬉しい変化が現れ始めています。
また、各チームに1人データ分析できるようにするという目標を掲げつつ、1on1 SQLという取り組みも行っています。
この取り組みは、希望者が週に一度一時間アナリストへの質問や相談をし、二人三脚のような形で参加者が自分のチームで抱える課題を実際にSQL, DataStudio等使いながら解決していくという実践的なプログラムです。
↓ 実際にイントロに使っているスライド
↓ 1on1SQLの様子 二人とも真剣です
この後実際にチームリーダーとの話し合いを通して、1on1SQLの分析結果を活用していく予定です。
今回はグロービスでのデータの民主化への取り組みを紹介してきました。
教える側としても、教えることで自分の理解が深まったり、質問に応えるためにニッチな知識を調べるきっかけになったりするのでとても学びが多いです。
今後も非アナリストがデータ分析できる組織を目指して活動を続けていきます!