専門学校を卒業後、ウェディングプランナーとして約10年、人材紹介会社のキャリアアドバイザーとして約3年の経験を経て、2025年5月にジオコードの採用担当として入社。
小学生の頃に憧れたプランナーの仕事から始まり、コロナをきっかけに人材業界へ。そしてCAとして働く中で芽生えたのが、「その先を見届けたい」という想い。
異なる業界で「人の人生」に向き合ってきた伊藤さんが、次のキャリアとして選んだのが採用の仕事。そして、転職活動で書類を送った会社はなんと100社。その中から、最後に選んだのがジオコードでした。
当初は「大手志向」だったという転職活動が、面接を重ねる中で「自分の第六感でいいと思った会社を選ぼう」という考え方に変わっていったといいます。
面接で感じた“人”の良さ、そして入社4ヶ月で見えてきた採用の仕事のリアルまで、率直に語ってもらいました。
- ウェディングプランナーからCA、そして人事へ辿ったキャリアの軌跡
- 転職活動で大切にした3つの軸と「第六感」で決めた理由
- 100社受けて選んだ、ジオコードの決め手
- 未経験から採用担当へ、入社4ヶ月で見えてきた仕事のリアル
「未経験からキャリアチェンジしたい」「これまでの経験を次のフィールドで活かしたい」。
そんな思いを持つ方に、ぜひ読んでいただきたい内容です。
※後編では「ジオコードの職場環境」「CA目線を外す難しさ」「伊藤さんが目指す採用担当像」について詳しく紹介します!
【後編】"見届ける採用"を目指して|入社4ヶ月の採用担当が語るジオコードのリアル | 株式会社ジオコード
憧れから始まったウェディングプランナーの10年|「人生の節目に寄り添う」原体験
ー これまでのご経歴について、簡単にお伺いできますか?
きっかけは、憧れでした。小学生の頃に結婚式場のプランナーさんを見て「かっこいい」と思った記憶が、高校で進路を考えるときによみがえって、そのままウェディング系の専門学校に進みました。
専門学校を卒業してからは、約10年間ウェディングプランナーとして働きました。プランナー業務だけでなく、新規事業や法人営業も経験させてもらって。ベンチャー気質の強い会社だったので、自分がやりたいと思ったことに挑戦させてもらえる環境でしたね。
ー ウェディングプランナーとして、印象に残っているのはどんなことでしたか?
どのカップルにも共通していたのは、意外と「自分たちがやりたいこと」がまだ明確になっていない方が多かったことです。
だからこそ、幼少期のことや家族、友人、二人の出会いまで、とにかくお二人のことを知るところから打ち合わせが始まっていました。
そうやってお二人の本当にやりたいことを引き出して、一緒に形にしていく。そこにプランナーとしての面白さがありました。
うまくキャッチできたときの手応えは大きかったですし、今でも思い出すのは、やっぱり皆さんの笑顔の姿です。「よく笑う方だったな」「ご家族もご友人も感動してたな」といった記憶が、たくさん残っています。
ー その後、ウェディング業界を離れて次はどんな道に進まれたんですか?
コロナウイルスの影響で転職を考えたタイミングで、「人材紹介」という職業があることを知り、転職しました。
CA(キャリアアドバイザー)として約3年間、面談から求人紹介、入社までのサポートを担当していました。
そして3年ほど経った頃、次のキャリアを考える中で「人事、特に採用に携わりたい」という気持ちが自分の中に出てきたんです。
それがきっかけでジオコードに転職し、現在に至ります。
コロナで見えた「自力」の必要性|キャリアアドバイザーへの転身が教えてくれたこと
ー コロナ禍でウェディング業界を離れることに、迷いはありませんでしたか?
ウェディングは、自分の人生において最高の仕事だったと今でも思っています。
ただ、これから先のキャリアを考えたとき、「コロナのように、結婚式そのものが開催できなくなる状況がまた起こるかもしれない」「ウェディング以外の仕事も経験しておきたい」という考えが生まれました。
これからどんな環境になっても、自分の力でキャリアを切り拓いていけるようになりたい。そういう意味も含めて、転職を決めたという流れです。
ー CA(キャリアアドバイザー)を選んだきっかけは何だったんですか?
まず、恥ずかしながらそういう仕事があること自体、それまで知らなかったんです。
プランナーの仕事も「人の人生の節目に携わる仕事」だったので、その経験を活かしながら「人の人生における選択に寄り添える仕事をしたい」と考えました。また、転職活動でお世話になったエージェントさんがとても素敵な方だったこともあり、最終的にCAの道に進むことを決めたんです。
ー 3年経って、次のキャリアに人事を考えたのはなぜですか?
CAとして働いていて強く感じていたのが、「自分がご紹介した選択が、その後どうだったのかを見届けられない」ということでした。
ご紹介した方が、その会社でどんな仕事をしているのか。思い描いていたキャリアを歩めているのか。CAという立場では、その先まで関わることはなかなかできません。
それなら、採用する側として「この人ならこの会社で長く活躍できる」と自信を持って言える環境に迎え入れ、実際に働いている姿を自分の目で見届けたい。
そう思ったことが、人事の道に進む大きなきっかけになりました。
書類を100社送って見えてきた“第六感”|転職活動で大切にした3つの軸
ー 転職活動ではどんな軸で会社を探していましたか?
基本的には、3つの軸を持っていました。
1つ目は、採用に携われること。一つの職種だけではなく、幅広い職種・業種の採用に関われることが重要でした。
2つ目は、社員の自主性を重んじる考え方が会社にあること。
3つ目は、社員が同じ方向を向いて進んでいけるビジョンがあること。
この3つを軸に会社を探していました。
ー 1つ目の「幅広い職種の採用に携わる」というのは、どうしてこだわられたんですか?
シンプルに、自分のスキルの幅を広げたかったからです。
CA時代は営業職を中心に担当していたので、次のキャリアでは、より幅広い職種・業界の採用に関わることで、自分のできることを増やしたいと考えていました。
「何が起きるかわからない」ということはコロナ禍を通して実感していたので、環境が変わっても自力で対応ができるように、自分自身の経験や知識の幅を広げておきたいと思っていたんです。
ー 2つ目の「社員の自主性を重んじる考え方」を挙げられた背景はなんですか?
1社目に入社した会社が、まさに「とりあえずやってみよう」というスタンスの会社だったからです。
自分で考えて動いて、うまくいかなければ相談する。そういう働き方が自分の中に染みついていたので、同じように自主性を大切にする会社の方が、自分には合っていると感じていました。
ー 3つ目の「同じ方向を向けるビジョン」については、いかがですか?
これも、1社目での経験が大きいですね。
1社目には社訓のような、会社として大切にする考え方が明確にありました。そこには「仕事ができる人間になる」ということだけではなく、「人としてどうあるべきか」という指針も含まれていたんです。
同じ指標を持つ人たちが集まって、一つの方向に進んでいく。そうすることで、仕事に対する考え方や行動にも一貫性が生まれることを実感していました。
だからこそ、会社としてどこを目指しているのか、社員が同じ方向を向けるビジョンがあるかどうかは、私にとって重要なポイントでした。
ー 面接を受ける中で、考え方が変わっていった部分はありますか?
最初は「そろそろ落ち着いた社風の会社を選ぶべきなのかな」と考えていて、どちらかというと大手志向になっていたと思います。
あくまで自分の感覚ではあるのですが、実際に面接を受けてみると、規模の大きな会社では決められた質問に沿って進んでいく面接も多くて。もちろん効率的ではあるのですが、もう少しお互いを知る時間があってもいいのにな、と感じることもありました。
一方で自分が興味を持った会社は、決まってフランクな面接で、こちらの人間性までしっかり見ようとしてくれた印象があります。
面接を重ねる中で、自分が本当に行きたい会社の方向性が少しずつ整理され、大手志向から「自分の第六感でいいと思った会社を選ぼう」という考え方に切り替わっていきましたね。
五輪書に感じた既視感|100社の中からジオコードを選んだ決め手
ー ジオコードを知ったきっかけと、最初の印象を教えてください。
きっかけは、エージェントさんからの紹介でした。
ホームページを見たときに「五輪書」という、会社として大切にしている考え方をまとめた行動指標があることを知りました。その時に1社目で経験した会社で同じような社訓があったことを思い出し、自然と既視感を抱いたのです。
Webマーケの知識はまったくありませんでしたが、シンプルに「楽しそうな会社だな」と感じました。
ー 100社もの中から、最終的にジオコードを選んだ決め手はどこにありましたか?
書類選考は、全部で100社に送りました。
後悔したくなかったので、少しでも「いいな」と思った会社には応募するくらいの気持ちで動いていたんです。その中から最後に残ったのが、ジオコードでした。
もちろん、最初に挙げた3つの軸に合っていたことは前提としてありますが、ただ、最終的な決め手は、やっぱり「人」でしたね。
お会いする方が皆さん本当にいい方で、会社のことを考えながら採用活動に取り組んでいることが伝わってきたんです。
「ここにしよう」と決めた瞬間、他の選考はほぼすべて辞退しました。
ー 「いい人」というのを、もう少し具体的に教えていただけますか?
いいことも悪いことも、包み隠さず伝えてくださる方々だったんです。
面接で私の話を聞いて「そうなんですね、わかりました」で終わるのではなく、「でも、それってこうした方がよかったんじゃないですか?」「こういうことはやっているんですか?」と、さらに踏み込んで聞いてくださいました。
自分の話に興味を持ってくださっていることが伝わりましたし、自分では気づいていなかった部分についても、率直にフィードバックをいただきました。
「ここなら、自分でも気づけていない改善点に気づかせてもらいながら、成長していけるんじゃないか」
そう感じられたことが、最終的な決め手になりました。
思っていた以上に多面的だった|入社4ヶ月で実感した採用の奥深さ
ー 現在担当している仕事内容を教えてください。
5月に入社したので、今で4ヶ月くらいですね。
担当しているのは、採用ディレクション全般です。
エージェントさんとの対応、母集団形成、書類選考、現場との面接調整等、幅広く関わっています。
カジュアル面談の対応や、その後の所感回収まで含めて、採用に関わる一連のディレクションが業務の中心です。
ー 母集団形成やエージェント対応では、どんなことを意識していますか?
母集団形成のメインは、エージェントさんとの打ち合わせと、ダイレクトスカウトの対応です。
エージェントさんとの打ち合わせで意識しているのは、まず採用ピッチ資料を使って、ジオコードの強みをしっかり伝えること。
そして、エージェントさんによって得意な業界・職種・年齢層が異なるので、事前に情報を整理したうえで、「今回の打ち合わせでは何を話すか」を設計してから臨むようにしています。
もう一つは、「自分の考えを言語化すること」。
これは入社してから、自分にとって苦手なことなのだと気づきました。
今まさに、日々勉強しながら取り組んでいるところです。
ー 入社前後で感じたギャップはありましたか?
いい意味でのギャップとしては、「採用業務は思っていた以上に対応事項が多い」と感じたことです。
単純に業務量が多いというより、幅広い領域に目を配りながら、さまざまなポイントをキャッチしていく仕事なんだと実感しました。
入社前は、「募集が来て、書類選考をして、面接を組む」という、ある程度シンプルな流れをイメージしていたんです。
でも実際は、候補者の状況だけではなく、社内の状況、面接官の予定調整、決算期の事情など、さまざまなことを考えながら進める必要がありました。
一つひとつは細かなことでも、それらを積み重ねながら採用全体を動かしていく。
そこに、採用という仕事の奥深さがあるんだと、入社して4ヶ月で少しずつ実感しています。
ウェディングプランナー10年、CA3年を経て、採用担当という新しいキャリアを選んだ伊藤さん。
100社への応募を経て最後に選んだジオコードについて語る言葉からは、「自分が納得できる場所で働きたい」という思いと、これまで異なる業界で人と向き合ってきた経験が感じられます。
そして、その原点にあるのが「その先を見届けたい」という思い。
人の人生の節目に寄り添ってきたプランナー時代、転職という人生の選択を支えてきたCA時代を経て、今度は採用という立場から、入社後のキャリアまで見届けようとしています。
後編では、ジオコードで感じた密なコミュニケーションや自立を促す教育文化、未経験だからこそ向き合っている「CA目線を外す」難しさ、そして伊藤さんが考える「採用担当として目指したい姿」について、さらに詳しく聞いていきます。
「未経験から人事に挑戦したい」
「これまでの経験を次のフィールドで活かしたい」
そんな思いを持つ方にとって、キャリアの可能性を考えるきっかけになれば幸いです。