こんにちは。ジオブレイン福岡制作拠点、Webディレクターの築後谷です。今回は、某大手流通クライアント様案件にて、ポイントシステム運用プロジェクトのマネージャーをされている千葉課長（システム・ソリューション課）へインタビューを行いました！

（※インタビューの様子。左上：福岡制作拠点リーダー林田さん、右上：東京システム・ソリューション課課長千葉さん、下：築後谷）

プロジェクトマネージャーとしてご活躍中の千葉さん、これまでのご経歴について

築後谷（以下築）：システム業界・Web業界に携わることになったきっかけからお伺いさせてください！

千葉（以下千）：映画に関わる仕事がしたくて、映画系のメディア会社でアルバイトをしていました。そこではじめてPhotoshopを使って画像の加工をしたり、ガラケーサイトの運用をしたり。知識や経験もなかったのもあって、そこは半年でクビになり（笑）モバイル系の仕事もいいかも、と思い、営業事務としてWeb系の前職へ転職しました。

最初は請求書を作ったり、明細をつくったり、と営業のアシスタントとして動いていたんですが、当時の上長から「こいつ、話せるな……！」と見出していただき、営業兼Webディレクターとして正社員で働かせていただけることになりました。

築：具体的にはどういった仕事内容でしたか？

千：お客さまのやりたいことを吸い上げて、開発会社や制作会社に依頼、形にしていく、といった感じです。メルマガからの遷移先にあたるページを毎月作るんですが、その中身のコンテンツも自分で考えていました。当時は占いページを作ることが多かったので、自然と手相に詳しくなったりしましたね（笑）

築：そこからジオブレインに移られていくわけですが、ジオブレインではどういった仕事がメインでしたか？

千：数年間隔でいろんなお客さまの担当をしていました。銀行系、住宅系、クリーニング会社、ECサイトなどなど。専門的な知識や、特殊なスキルがなかったので、あてがわれた案件をとにかく動かす、形にしていく、というポジションが多かったですね。ひとつのプロジェクトが終わるごとに、次の新しい案件の担当をできたので、自分にとって段階的なスキルアップにつながっていったなと思ってます。今は大手流通会社さんのポイントシステムの運用リーダーをしていて、そのシステムの開発・運用を任されています。

ターニングポイントとなったある案件

築：いろんなお客さんを担当されてきた中で、特に印象に残っているものはありますか？

千：どの案件も苦しいことは多いんですが（笑）、なかでも印象深いのは、クリーニング会社さんの受注管理システムの導入ですね。それまでの案件では上長の指示をあおいで動くことが多かったですが、その案件は初めてひとりで任していただいたお仕事でした。期間もタイトで、決めなきゃいけないことはたくさんあるはずなのに、思うように進まなくて……。何が原因で進まないのかも分からない状況に陥っていました。

その打開策のために「まず何を決めなくちゃいけないのか、それを整理することからだ」と思い至って、課題をリスト化しました。この切り替えが大きくて、「●●を決めるためには、お客さんにもヒアリングして運用方法を固めていく必要があるな」とか、「●●の仕組みを作るためには、お客さんのことをもっと知る必要がある、工場を見学させてもらおう」とか、次のステップが明確に掴められるようになりました。

実は、この案件を経て、はじめて「Webディレクターです」と自分で名乗れる自信がついて（笑）上長からも、どんな案件でもこの人ならやれそう、と評価していただくきっかけにもなったみたいです。自分にとってのターニングポイントになりました。

築：Webディレクターの端くれとしてもとても勉強になります……！

20数名を率いるプロジェクトリーダー

築：現在はポイントシステムプロジェクトのマネージャーとして動かれていますが、具体的な仕事内容を教えてください。

千：プロジェクト全体の統括責任者ですね。ポイントシステムの運用といっても、大小いろんな粒度の案件があって、それぞれ同時進行で動いていますが、その案件全体の責任者を任せていただいています。体制としては、社員・社員外含めて20数名のチームです。案件ごとにさらにチームを分けていて、各チームリーダーから日々の案件や課題をキャッチアップしています。

数が多くすべての案件を把握することは難しいので、リーダーにお任せしている部分もありますが、クライアントからの反応で案件の温度感をはかって、自分のなかで優先順位を組み立てて、進捗を気にするようにしています。

築：どういったチームメンバー構成ですか？

千：9割がシステムエンジニアで、年齢もバラバラです。「チームで動く」ことをみんな大事にしてくれているので、チーム内の共有もかなりしっかりやってくれています。みんなおしゃべりが大好きなので、月1回、オンライン飲み会をするんですが、シーンとなる時間が1回もない（笑）

システム未経験のメンバーにも、毎回とても丁寧に教えてくれますし、コミュニケーションを大事にしてくれるメンバーだなと感じています。

築：チームのリーダー、プロジェクトのリーダーとして大事にされていることはありますか？

千：プロジェクトリーダーとしては、クライアントの意向をきちんとエンジニアに伝えられる翻訳家であること、ですね。お客さまの意見をエンジニアに丸投げするだけではなく、やりたいことの実現を目指して伴走する存在でありたい。

チームの部下に伝えたいのは、自分の力で成長していってほしい、ということ。この案件だけがすべてじゃないし、成長に役立つような100％の環境を与えられるわけでもないので。ひとつの案件を通して、どう今後の自分のステップアップにつなげていくか、「会社」ではなく「社会」で生きていくために何をすべきかを常に考えて、キャッチアップしていってほしいなと思ってます。

ジオブレインのおもしろさ、やりがい

築：この仕事の面白さはどういうところにありますか？

千：自分では思ってもみなかった経験がたくさんできているところですね。自分でも意外な道を進むことで、今まで気づかなかった適正に気づくこともありました。これだけをずっとやっていればいい、という仕事はジオブレインにはありません。どんなチームにいても、どんな案件の担当でも、いろんな経験を積むことができるんじゃないかなと思います。

築：私ってこれが得意なんだ！と気づかれた適正とは、どういったものでしたか？

千：ものごとを前に進めていくことが得意かも、というのは最近気づきました。昔から「コミュニケーション力が高い」とはよく言ってもらえてたんですが、プロジェクトを前に進める力があるかも、というのはここ最近の気づきです。

ものごとを前に進める、というのは、「課題は何か」「どうやったらそれがクリアできるか」「誰にお願いするのが適切か」などを組み立てていくこと。でもこれってWebやシステムに関わらず、どんな業界でも役立つスキルだなと思ってます。

築：以前ちょっとだけミーティングに同席した際、千葉さんの課題整理や、タスク振り分けなどがとてもスムーズでテキパキされていたことを思い出しました……！

千：（笑）何も決まらない、進まないミーティングがイヤなのよね（笑）

築：今後やってみたい仕事はどういったものがありますか？

千：まったく違う業界のプロジェクトリーダーをやるのもアリだけど、今の所やったことないのが新規事業の立ち上げ。ジオブレインは新規事業にも注力しているし、それに乗っかって新しいことにチャレンジするのもいいかなと思ってます！

築：千葉さんが一緒に働きたいと思う人はどんな方ですか？

千：変化を楽しめる人ですね！ジオブレインは本当にいろんな経験ができる会社なので、どんな案件でも、どんな状況でも吸収できて、楽しめる人がいいなと思います。あとは自分を省みることができるひと。どんなアウトプットでも100点を出せることってそうそうないはず。ああすればよかった、って思える人は、次に活かそうと努力できる人。自分だけの力を完璧だと思い込まずに、クライアント・チーム・上司、いろんなひとの意見を吸収して、さらにもっと高みを目指せる人がいいなと思います。

築：最後に、ジオブレインへの応募を検討されている方に、メッセージをお願いします！

千：社会で生きていく力をつけたい人、求む～！私はアルバイトをクビになった経験がやっぱり大きくて、ぜったいクビになりたくない！と思ってます（笑）どうやったら、クビにならずに、自分が仕事を選ぶ側になれるかな、と。これは私の例ですが、どう生きていきたいか、何歳のときに何を手にしていたのか、成長の度合いも、人によって違うと思います。こういう仕事をしたい！という希望も、今後のキャリアへの悩みも、ジオブレインには相談しやすい環境があります！
ぜひぜひ、自分のキャリアや、やりたいことを諦めず、こいつ仕事できるな！と思ってもらえるようにいっしょにがんばりましょう～！

ジオブレインでは現在、アシスタントWebディレクターの募集を行っております！

この記事を読んで少しでもジオブレインのWebディレクターのお仕事に興味が湧いた方、千葉さんと一緒に働いてみたいと思ってくださった方はぜひ「話を聞きに行きたい」からエントリーしてください！