「プロゲーマー」という職業を、子どもから憧れる職業の1つにしていく。 | グローバルセンス株式会社
こんにちは、グローバルセンス採用広報の山口です!今回はグローバルセンス(通称GS)の丸山さんにインタビューをしてお話を伺ってみました。丸山 健二(まるやま けんじ)さん (35歳)PGW事業部所...
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こんにちは、グローバルセンス採用広報の山口です!今回はグローバルセンス(通称GS)の神園さんにインタビューをしてお話を伺ってみました。
神園 雄太(かみぞの ゆうた)さん (38歳)
PGW事業部所属のプロゲーマー。
プレイヤーネームは「かみぞの」。
業務内容は、YouTubeでのゲーム配信や大会参加など。
もともとPGW自体のことはレンさんから聞いていたんです。
『恋姫†演武』の定期配信をしていたレンさんからたまたま話を聞いていて、とある日の配信前に工藤さんとご飯を食べる機会があったのが最初の出会いでしたね。
少し簡単にPGW加入以前の自分を説明すると、ゲームプレイ自体に関しては5歳からやっていたものの、高校生くらいまでは人並みにゲームが好きなくらいだったのですが、20歳を過ぎたあたりから一気にのめり込んでいきました。
そこからゲーム伝いに人の繋がりができ、ひょんなことからゲームセンターの店員に誘われて働き始め、そこの店長がゲーム配信のパイオニアだったため、一緒にニコ生の配信を始めました。そこからGODSGARDENでも実況やMCのお仕事をいただくようになりました。
と言った具合に、とにかくゲームしか出来ないので、ゲームに心臓を捧げてきました。
そんな中、やはり他の3人も語っているように「プロゲーマー」というだけで食べていくことに僕も難しさを感じていました。
ですから、PGWにはものすごく興味がありましたし、何より土壇場で意外と慎重派になるレンさんが実際に加入しているという事実があったので「あ、これは本物なんだろうな」と思って工藤さんのお話を最初は聞いていました。
率直に「この人、ドリーマーだな」と感じました。常識破りすぎるんですよね(笑)
「プロゲーマーを本当に正社員雇用しているんだ!」と資料を見ながら話を聞かせてもらいながら、改めてとんでもない人だなと思いました。
eスポーツが儲かる産業になりそうだからと安易に参入し、早期に撤退する企業も多い中で、「この人は本気でプロゲーマーという職業を確立させたいんだな」というのはPGWのメンバーを見る中でも感じることができました。
冷静に考えると、伝タク・レン・はやお、の並びってこの業界の常識からいくと勝ちを狙いに行く布陣ではないんですよ。
今のゲームの競技シーンを見ていると、若い人と契約して海外大会行かせたりとか、有名どころのゲーマーと契約して勝ちにいくはずなのに、PGWのメンバーの選出はそれとは全く違う。
だからこそ「あ、本気で工藤さんはeスポーツやプロゲーマーの常識を変えようとしているんだな」ということを感じ取れました。勝ち負けだけではない世界を作りにいこうとしているんだなと。
僕もだいぶこの世界が長いので様々なゲーミングチームの待遇を見てきましたが、異例中の異例ですね。
プロゲーマーとして企業と契約しても固定給があるか分からないし、かろうじて遠征はいけるくらいの交通費しか支給されないことが多いと聞きます。
チームによっては遠征も大きめの大会にしか行かせてもらえないんですけど、大きな大会だと当然ながら参加者も多いしハイレベルなので、勝つ確率が下がってしまう。でも、勝てないと契約が終了してしまう。
つまり、プロゲーマーとしてやっていくには一定のリスクがあるのです。
僕の場合はゲーム実況のお仕事などをもらえていたのでまだ良い方ですが、やはりプレイヤーとしてやりたいなと思う時があっても、いま説明したような環境がほとんどなので挑戦しづらいのです。
そうですね。決定的だったのは2019年2月のEVO JAPANでした。
その時、満足のいく結果が出せなかったんですよ。17位までしかいけなくて、泣くほど悔しかったんです。
もっと練習できればなぁと思っていたけれど、練習の間は稼ぎが生まれないからキチンと生きていこうとすると練習ができない。
僕はゲーム実況の仕事の他にも、平日はゲーム会社でデバッグの仕事をして生活していました。平日週5日で仕事をしていると、当然平日の夜と土日しか練習時間がありませんでした。
もしかしたら努力の仕方が悪かったのかもしれませんが、僕にとっては納得のいくだけの練習時間が取れませんでした。この「稼ぐ」と「練習時間」のジレンマに本当に悩んでいました。
話を加入時の話に戻すと、そんな悩みを抱えていたままだった3月中旬に工藤さんからいきなりTwitterのDMが来て、飲みに行くことになりました。場所は秋葉原でした。
今の仕事の話や先ほどのプロゲーマーとしてのジレンマについて話をしていたのですが、その最中に工藤さんからPGWへのオファーをいただいたんです。
突然のDMだったから「もしかして...」と思ってはいたのですが、そのチャンスが現実として目の前に現れたこの時は本当に喜びましたし、ありがたい気持ちで一杯でしたね。
同時に、自分ができることは一生懸命やろうと強く思いました。
実際に来てからは想像通り練習していますね。普段は1日5〜6時間。
大会が近い時期は1日12〜13時間くらい練習しています。
これはやりたくてもできなかった働き方なので、今がとても楽しいです。
海外大会へ遠征する機会もそうで、前はこんな生活は考えられなかったから余計に楽しい。
EVO JAPANの結果のことがあったから、もっと練習したいと思っていたし、プレイヤーとしてチャレンジしたくなっていた。でも、生活を天秤にかけると足が踏み出せない。
そのジレンマを超えられたからこそ挑戦するつもりでPGWに来たので、この環境に甘えることなく、むしろこの環境を最大限活かしてます。
ただゲームを強くなるだけではないっていうのは大きいですよね。
ゲームをずっとやってきた自分は一般社会と隔絶されていたので、社会人の基礎などを知りませんでした。
だから、自分みたいなタイプのゲーマーは会社や仕事に対してコンプレックスがあると思います。
でもGSは入社時にIT事業部の人と一緒にビジネスマナーについて勉強するから、そのコンプレックスも段々と薄れていきました…気がします。
会社に入ったばかりのよちよち歩きの時にオフィスのみんなと一緒にいると、気が楽になりますし。
もし、GSに入っていなかったら社会人の基礎は一生学ばなかったと思います。
メンバーみんなが会社のことを心底好きなんだなと思いました。
ただ事務的に仕事をしているとしたら定時で帰るじゃないですか?でも、GSのみんなはオフィスに残ってお酒飲んだりゲームしたりしているんですよ。
しかも、IT事業部で客先常駐しているメンバーの中には現場が終わった後に会社に来る人もいて「どんだけ会社好きなんだよ!」みたいな(笑)
でも、たしかにGSって「ただいま」って感じがするんですよね。
やっぱり「みんなで一緒にご飯を食べる」っていう文化があるので、そこから仲間意識が生まれているんじゃないかなと思います。
全員が全員バラバラに食べていたら、お互いに興味を持ちにくいですもんね。
シンプルに「1番になりたい」ですね。ずっと、そういうゲームの仕方を忘れていたから。
少し前までは実況やMCのような裏方でいいかなと思っていましたが、プレイヤーとしてやってみたいなとSoulCalibur VIを通じて感じましたし、それをやるからには1番を目指します。
あとは他の3人と違って実況などのスキルがあるから、それを活かして会社もチームも知名度を上げていきたいですね。
今までってやっぱり、昔はプレイヤーと知られて実績も残していたけど、最近は実況の人っていうイメージだったと思うんですよ。あ、プレイヤーもできるのね!みたいな(笑)
だから、今後は「あ、実況もできたのね!」という感じにイメージを逆転させたいですね。
「遊びをつくること」ですね。もちろん、この場合の「遊び」はゲームではありません(笑)
言い換えれば「余裕」ですね。プロゲーマーと言えど、ストイックに練習をしつつも自分が壊れるまで追い詰めたりはしません。「ゲームを楽しんでいる姿」こそ、PGWのゲーマーが最も無くしてはならない部分ですからね。
でも、今ふと思いましたが、これはGSにいる人みんなにとって大切なことかもしれません。
根詰めすぎちゃう人は逆に心配されちゃうんじゃないかなと。下手したら「自分はこれだけやってるのに、なんで周りはやってないんだ!」ってなっちゃうかもしれない。
でも、みんなやるべきことはやっているんですよね。仕事をやっていないわけではなくて、満たすべき基準は満たしているから、それ以上やるもやらないもその人次第というか。
なので、心や気持ちに遊びがある人はGSの文化に合うと思います。
人付き合いが苦手な人でも間違いなく人付き合いができるようになるので心配しないでください!
ココ飲みに来るとよく分かりますが、GSは人付き合いを後回しにしないで最初にする会社です。
なので相当敷居は低いので、誰でも大丈夫。人見知りの自分でも大丈夫でした。
ぜひ気軽に遊びに来てくださいね。
以上、神園さんへのインタビューでした。お忙しい中、インタビューを快く引き受けて頂きありがとうございました!
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