みなさまこんにちは、広報担当です。
GameWithは、2023年6月3日で創立10周年を迎えることができました。
「ゲームをより楽しめる世界を創る」というミッションを常に追い続け、今もなお挑戦を続けるGameWith。
そんなGameWithの10年間の軌跡を見ていきましょう。
第1章 創業
始まりはマンションの1室
2013年6月3日、マンションの1室からGameWithの歴史が始まります。
創業当時、社員数はたったの5名。創業者の今泉はまだ24歳でした。
もともと大学時代からゲーム開発に携わっていた今泉、立ち上げた1社目を清算した後、新たなる挑戦としてゲーム周辺領域を選択。
「これからはゲームを有利に進めるための情報が必要になるはず」
「ゲーマーを支えるサービスを作ろう」
アプリゲーム人気が高まるなか、GameWithはトレンドとユーザーニーズに応えるかたちでスタートしました。
ユーザー投稿型のQ&Aサイトからスタート
創業からわずか約3か月後の2013年9月24日、「GameWith」がリリース。
当初は攻略サイトではなく、ユーザー投稿型のQ&Aサイトで、現在のGameWithとは少し異なる形でのスタートでした。
そして2014年3月には1.5億の資金調達、オフィスを神谷町のオランダヒルズ森タワーに移転。
スタート当初は順調だったPV(ページビュー)数ですが、徐々に伸び悩み始めたことから、今泉はサービスの方向転換を決断し、最初のサービスリリースからわずか8か月で、Q&A形式から攻略サイトへリニューアルを行いました。
当時流行っていたブログ形式での運営ではなく、ネットワーク広告や企業への広告枠販売をビジネスの軸に置いた無料のWebサービスとして展開。
また、常にアップデートし続けるモバイルゲームの攻略記事を出すためには、正確性と迅速性の両方が不可欠。ゲーマー目線になると、新しいガチャの性能評価や新クエストの攻略法など、「新しく」「正確な」情報が欲しいですよね。そのため、さまざまなゲームのトップランカー(実力の優位を示すランキング表の上位に名前が載るほど実力に秀でたプレイヤーのこと)をライターとして直接雇用するなど、人事的な仕組みを整備していきました。
新サービス「GameWorks」と「GameWith TV」がリリース
攻略サイトへのリニューアルと同時に、2つの新サービスをリリース。
ユーザーがゲームの攻略記事を書くと報酬がもらえる「GameWorks」
ゲーム実況やガチャ動画を配信する「GameWithTV」
どちらも現在のGameWithの双璧をなす重要コンテンツにつながっています。
GameWith TV
圧倒的な開発スピードでサービスが急成長
新サービスも追い風になり、サービスは急成長。
月間1,000万PVだったGameWithは、攻略サイトへのリニューアル後、わずか半年後の2014年10月に1.2億PVを達成。さらにその半年後には6.2億PVを達成しました。
この急成長を支えたのは、圧倒的な開発スピード。今泉自らがコーディングに携わり、他社が1ヶ月かかる開発を2〜3日で行うほどのスピード感にこだわりました。
そして、会社の成長に伴い、オフィスを六本木ヒルズに移転。
「ゲームユーザーに最高のサービスを届けよう」というGameWithの一体感が維持できるように、ゲームを通した社内交流やオープンなスペースにこだわって設計されました。
六本木ヒルズのオフィス
新作ゲームレビューリリース&YouTube事業拡大
2015年9月、PV数の増加に伴い、新作ゲームレビューをリリース。既にゲームをプレイしているユーザーだけでなく、新しいゲームを探しているユーザーまで、ゲームメディアとしてのターゲットを拡大することができました。
また、この頃からYouTube事業を拡大。モンスターストライクの実況で人気を得たなうしろを始め、数々の人気クリエイターが誕生しました。
記事に動画を埋め込むことで、攻略記事とYouTubeの相互送客が可能となり、GameWithのブランド価値を大きく押し上げました。これらの事業は今では攻略に次ぐ大きな収益の柱へと成長しています。
第2章 上場と事業拡大
念願の上場とアプリリリース
成長を続けてきたGameWithは、2017年6月、ついに東証マザーズに上場を果たします。
創業からわずか4年、今泉は弱冠28歳での上場となり、その2年後の2019年には東証1部へ市場変更を果たしました。
また、それまでWebのみで展開していたGameWithですが、同年12月にはアプリ版をリリース。
ゲーム攻略情報や新作ゲーム情報を閲覧できるだけでなく、ゲームタイトルごとのコミュニティを設け、情報交換やフレンド募集が可能に。
アプリ経由での直接流入を増やし、利用者層の拡大を目指しました。
eスポーツ事業への参入
この頃新たに、当時は黎明期であったeスポーツ事業に参入。
2018年3月にクラッシュロワイヤルのeスポーツチームを結成し、活動を開始しました。
2019年からはネフライトやザクレイ選手をはじめとした選手の加入、日本eスポーツ連合への加盟など、本格的にeスポーツに注力し始めました。
フルリモートワーク推奨企業へ
2020年3月、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、フルリモートワーク体制に移行。
コロナが落ち着いた後もリモートワーク体制を継続する方針を発表し、リモートワーク先駆者100選にも選ばれました。
現在でも多くの社員がこの制度を活用しており、住む場所で制限されることなく勤務できる点が非常に好評です。
NFTゲーム「EGGRYPTO」リリース
4月には投資先のスタートアップである株式会社Kyuzanと連携して、無料で遊べるモンスター育成RPGゲームアプリ「EGGRYPTO(エグリプト)」をリリース。現在は3周年を迎え多くのユーザーに愛されるゲームに成長しました。
モンスター育成RPGゲーム「EGGRYPTO」
”ゲームを仕事にしたい”を可能に
11月には「ゲームが上手い」を仕事にしたい方を全国から募集する「ゲームプレイワーカー」が始動。ゲームスキルを活かし、副業やお小遣い稼ぎができる新しい働き方は大きく注目され、現在の登録者は約4,000人にまで増加しています。(画像は3,000人突破時のリリース)
ゲームを仕事にする新しい働き方「ゲームプレイワーカー」
第3章 そして現在へ
リモートワーク体制に合わせた麻布十番オフィスに移転
2021年3月にはリモートワーク体制におけるコミュニケーションの起点として麻布十番オフィスがオープン。新しい働き方を体現したこのオフィスは、現在の本社となっています。
フルリモートワーク推奨のため、オフィスは全席フリーアドレス。出社したいときに自由に出社することが可能です。
NFTゲームをより身近なものに
2021年9月にはNFTゲームに関連する事業を拡大する為に子会社「GameWith NFT」を設立。
NFTゲーム専門のゲームメディアも立ち上げました。
ハードルが高く感じるNFTゲームをより多くの人に楽しんでいただくために活動しています。
ライター・ディレクターに適切な評価を
2021年12月、GameWithの強みである優良なコンテンツを作成する仕組みを強化するため、ゲーム攻略メディアの運用に特化した子会社「GameWith Contents Studio」を設立しました。ゲーム攻略ライターやディレクターを適切に評価できるように、ゲームスキルを評価制度に組み込んだ新しい人事評価制度を適用しています。
ゲーム攻略メディアの運用に特化した子会社「GameWith Contents Studio」
eスポーツ本格始動
そしてGameWithのこの数年間を語るうえで欠かせないのがeスポーツです。
かねてから人気選手を有していたGameWithですが、2021年4月に「GameWith eSports」としてプロeスポーツチームを本格始動。
さらに、10月にはLeague of Legends(リーグオブレジェンド)など世界の人気eスポーツタイトルで実績を残し、日本におけるeスポーツチームのパイオニアとして高い知名度を誇る株式会社DetonatioN(デトネーション)を子会社化しました。
そして翌年2022年12月には、GameWithが運営する「TEAM GAMEWITH」と、DetonatioNが運営する「DetonatioN Gaming」の両チームをブランド統合。
強さとスター性を兼ね備えた新eスポーツチーム「DetonatioN FocusMe」
「TEAM GAMEWITH」の発信力・スター性、「DetonatioN Gaming」の強さ、知名度を兼ね備えた新しいチーム「DetonatioN FocusMe」として新たに生まれ変わりました。
「ゲームをより楽しめる世界を創る」ために
私たちGameWithはこうしてさまざまな変化を経て、成長してきました。
たった5人から始まったGameWith。現在の従業員数は約250名(業務委託も含めると約450名)、有する子会社は4社。
GameWithの強みは創業以来一貫して企業理念に基づいた経営を行ってきたことと、社員全員がその理念に共感して働いていることです。
主力事業のゲームメディアは月間5億PVを誇り、国内最大級のゲームメディアとして多くのユーザーにご利用いただいています。ゲームをプレイする時に攻略サイトを見るのは当たり前となり、まさにゲーマーのインフラとなりつつあります。
「ゲームを仕事にする」を叶えるため参入したeスポーツの知名度は大きく向上し、ゲームをプレイすることがお金を稼ぐことにつながるNFTゲーム、ゲームを快適にプレイするための回線事業などの新規事業も手掛けてきました。事業だけに留まらず、ゲームプレイ時間に応じて報酬がもらえる社員向けのゲームプレイインセンティブ制度やゲームプレイワーカーの運用なども行っています。これらはすべて「ゲームをより楽しめる世界を創る」ために行っているものであり、今後もこの姿勢は変わることはありません。
さいごに
「ゲームをより楽しめる世界を創る」
これが私たちGameWithのミッションです。
ゲームに熱中し、ゲームで繋がり、ゲームを楽しむ。
そんな何気ない日常の時間が、1日を楽しむエネルギーを与え、 喜びを与え、時には幸せをもたらす。
しかし、世の中には、まだまだゲームに熱中できる環境が整っていない。
世界中がゲームで繋がることも出来ていない。
そして、ゲームを楽しむことに誇りを持てていない人もいる。
こうした状況を、私たちGameWithが変えていく。
望みさえすれば、
ゲームに熱中でき、ゲームで繋がり、ゲームを仕事にして誇れる。
そんな「ゲームをより楽しめる世界」を、私たちGameWithが創り出していく。
私たちはこれからも、ユーザーに最高のサービスを届けるために走り続けます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
少しでもGameWithに興味を持っていただけると嬉しいです。
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