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G1シンクタンクが異常に面白い!

一般社団法人G1では、G1政策研究所、G1文化研究所、G1テクノロジー研究所、G1環境研究所下部組織の海洋環境研究会と、4つの分野でシンクタンクを運営しており、その分野の日本の最先端の知見を、トップリーダーたちと追っています。基本的に朝8時くらいから、グロービス東京校で開催するのですが、11月は研究会ラッシュでした。


(1)G1テクノロジー研究所会合開催報告(11月8日)
11月8日の朝、G1テクノロジー研究所の勉強会が開催されました。スピーカーは、東大の藤井副学長と松尾教授です。藤井副学長と松尾教授の研究の議論も大いに盛り上がりましたが、「誰が科学を殺したか」という議論が沸騰しました。東大の40歳以下のテニュアを持った学者は、900人台から300人台へ激減しているといいます。日本の科学技術を守るための対策をG1で早急に考える必要があります。そして松尾教授からは東大がいまやスタートアップの生態系・本郷バレーとなりつつあるという話も。松尾研の卒業生の一番多い就職先は「起業」とのことでした。面白い!

(2)G1政策研究所会合開催報告(11月19日)
11月19日朝8時から1時間半、G1メンバーに執筆してもらっている「100の行動2.0」のそれぞれの行動についてG1政策研究所メンバーでみっちり議論しました。「日本を良くする」ことを目的としているのがG1であり、どう良くするかという理念を描いているのが「100の行動」です。2011年から2015年まで4年間かけてウェブで執筆し、2016年2月に書籍として出版した100の行動。時代が変化したので、すべてのG1メンバーの力を結集して最新版にアップデートしています。財政再建とインフレ目標についての新たな考え方を議論したのが今回の一番の目玉。MMTはまがい物としても、柔軟な財政運営を考える時期にあるのかもしれません。面白い!

(3)G1海洋環境研究会会合開催報告(11月13日)
11月13日にG1海洋環境研究会を開催しました。今回でなんと第14回目。頻度も参加率もとても高い研究会です。「オリンピック・パラリンピック調達基準適用」、「メディアが報じないサンマの真実」「IUU(密漁)対策」「改正漁業法勉強会@石巻」「海の絵本製作」等、各プロジェクトについて活発な議論が行われました。さんまはなぜ減っているのか?という疑問に対して科学的な議論を展開しています。この研究会は本当に毎回海洋・水産の知見を拡げさせてくれるので面白い!

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