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よりよいモノを、より楽しく創るために〜フラーCTO・VPoP・VPoEが語るこれからの開発体制〜

フラーは、「デジタル領域全般で頼られる存在」としてお客さまに寄り添い、課題解決や事業成長に貢献する、アプリとデータを中心とした『デジタルパートナー事業』を展開しています。

フラー開発チーム「フラースタジオ」では、2021年7月にプロダクトの責任者としてVPoPを、同年11月にエンジニアチームの責任者としてVPoEを、それぞれ新設しました。
そしてCTOも、11月1日に創業以来初めてメンバー交代しています。
そこで今回は、CTO、VPoP、VPoEのフラー技術者トップ三人に、フラースタジオが大事にしていることや、これから目指すものづくりなどについて、話を聞いてみました。

━━簡単に自己紹介をお願いします

伊津(CTO):
新CTOの伊津です。
元々はiOSエンジニアで、それと同時に案件の進行役なども担ってきました。フラースタジオの組織管理を経て、現在、CTOとしてフラー全体における技術面の責任者を務めています。

古林(VPoP):
VPoPの古林です。元は業務委託のiOSエンジニアとしてフラーに関わり出し、長くお付き合いをしていたのですが、去年ぐらいから「メンバーにならないか」とお誘いいただくようになって、今年の7月に正式にジョインしVPoPに就任しました。

VPoPとしては、プロジェクトやプロダクト全体の品質向上や、デザイナー・エンジニア間の協業推進などを行っています。
現在、品質向上の面では、エンジニアを集めてこだわりたい部分についてしっかり伝えることに集中し、協業推進の面では、デザイナー勉強会を毎月固定で定期的に開催して、「エンジニアリングの観点からはどんなデザインが実装しやすいか」などをデザイナーに伝えています。

畠山(VPoE):
VPoEの畠山です。元々エンジニアのリーダーをやっており、このたび、そこに正式に肩書が付く形でVPoEに就任しました。
エンジニアの採用とメンターを担当しており、勉強会の開催なども含め、エンジニア組織づくりに従事しています。メンバーの評価も担当範囲です。
エンジニアのみんなが気持ちよく働けるよう、色々頑張っていきます。

━━CTOとして、目指す組織の姿・目標などを教えてください

伊津(CTO):
フラーは、今ではさまざまな職種のメンバーがいる組織になり、その中でも特に現社長・副社長が両方ともデザイナーなので、デザインに強みがある会社とも言えます。
とはいえ、割合としてはエンジニアが一番多く、また高専出身者が作ったということもあり、フラーはやはりエンジニアリングから始まってエンジニア文化を大事にしてきた会社です。
なので、これからも変わらずそこを強みとして発信していきたいですね。
そのためには、まずメンバー各々がレベルアップすることが必要になります。よって組織としては、皆がレベルアップできるような環境をしっかり整えることを目標に据えています。

またその上で、楽しんで開発することも意識しています。元々は皆、作っていて楽しいと言う気持ちがエンジニアを目指した原点にあるはず。仕事としてやる以上大変な部分もありますが、だからこそ、楽しんでやっていくのは大切なことだと思っています。

それから、フラーは人にフォーカスした会社でもあります。「どんな人たちがどういう風に使ってくれているのかを、常に考えながらプロダクトを作っていく」という気持ちを大事にし続けたいですし、また、一緒に働いている人に対しても、お互いに敬意を持ってコミュニケーションをすることも忘れないでいきたいです。

他にも、こだわりを持って働くことも大事にしていきたいですね。現実的には、開発においては時間や金銭など、さまざまな制約があります。しかし、そういった課題がある中でどれくらい良いものを創るのか、創れるのかにこそエンジニアの腕が出ます。どんなときも、良いものを創るこだわりを持ってやっていきたいです。

——CTO個人としての目標についてはいかがですか?

伊津(CTO):
CTO個人の目標としては、前CTOの良いところを必ず引き継いでいきたいという想いがあります。フラーは今年10周年を迎えましたが、その10年間で前CTOの藤原さんが築いてくれた良い文化が、たくさんあるので。

たとえば、自分がフラーに入社し、初めてオフィスに行ったときに印象的だったのは、前CTOの藤原さんがオフィス内をふらふら歩き回って、気軽に質問をしたらなんでも答えてくれたこと。また、答えるだけでなく、こちらへの課題も与えてくれました。今考えても、それってすごく良い姿勢だなあと。こういったものを、ちゃんと引き継ぎたいです。

また、今ではこれだけフラーのエンジニア組織は大きくなり、これからもまだまだ人が増える予定ですが、最初期のたった4人で始まったころのフラーの良さを忘れず、活かしながら、組織拡大をやっていきたいと思っています。

━━VPoPとVPoEのポジションを新設した理由と、お二人にそこを任せた理由を教えてください

伊津(CTO):
まずVPoPには、プロダクトの責任者として、プロダクトづくりに関わることを全体的にお任せします。
自分はCTOになりましたが、エンジニア時代から案件の進行やマネジメントにより注力してきたため、コードを書くことについてはすこしブランクがあります。そのあたり、自分に足りないところを、ぜひVPoPに力を貸してもらえたらなと。古林さんは色々なアプリを色々な形で見てきた人なので、まさに適任です。
また、職種間の連携強化にも期待しています。人が増え、分業が可能になったのはいいことですが、その分溝も出来てきたなと感じるので。

VPoEには、エンジニアチームの責任者として、エンジニアやエンジニリングについてのことを全体的にお任せします。
畠山さんはVPoEの肩書が付く前から、評価体制や教育体制の構築などについて、ずっと頑張ってくれていました。これからも頼りにしています。ぜひ、エンジニア組織のさらなる発展に力を振るってほしいです。
もちろん、そこに会社の経営という観点を入れることも必要なので、それについては自分がうまく入っていって、力を合わせたいなと思います。

━━VPoPとして、直近でやっていきたいことを教えてください

古林(VPoP):
それについてはまず、業務委託という形をやめ、フラーにメンバーとして入った経緯・動機についてからお話しします。

フラーがクライアントとともにアプリを作るとき、今までは前事業部長で現社長の山﨑さんが、しっかりクオリティコントロールできている状態でした。しかし、フラーがどんどん大きくなり、多くのアプリ制作を抱えるようになるにつれ、業務委託として外側から見る限り、それが難しくなってきたんだろうなと感じるようになりました。

そして、「メンバーとして内部に入らないとそれを改善するのは難しいから、業務委託の自分にできることはないな」と思っていたところに、VPoPとしてジョインしてプロダクト制作全体を見てもらえないかと誘われたんです。
もちろん良いアプリを作りたいという気持ちはフラーと同じだったので、ならぜひやりたいなと。

なので、フラーが求めるべき水準を全アプリに求めていけるように、制作に関わる全職種に対してしっかり声をかけていくことが、自分がVPoPとしてやるべきことだと思っています。リリースするからには最低でもここまで品質を高める、というラインを守っていきたいですね。

その目標を達成するためにやるべきことはたくさんあるんですが、まずは、エンジニアが実際アプリを作るときにどうデザインファイルを見ているか、デザインファイルがどう作られていると実装しやすいのか、というのをデザイナーに伝えることから始めています。

それがひと段落したら、今度は逆に、エンジニアの方に「どうデザインファイルを見ていくか」ということを伝えていきたいですね。見やすくなったデザインファイルがあるのにしっかり作れなかったときは、今度はエンジニア側に課題がありますから。

そうやってデザイナーにエンジニア視点を、エンジニアにデザイナー視点を持ってもらえたら、次はディレクターにアプリ制作の視点をより持ってもらうための施策を何かしていく予定です。

これまで10年間自分でアプリを作ってきて、絶対的な正解とはもちろん言わないですが、それでも自分なりに『アプリに求めるべきクオリティ』は見えているつもりです。
フラーが出すアプリも、そこに近づけていけたらなと思っています。

━━VPoEとして、直近でやっていきたいことを教えてください

畠山(VPoE):
今回、CTOが変わって、VPoPとして古林さんが入り、自分には正式にVPoEの肩書が付きました。そういった体制の変化に加え、組織自体もどんどん大きくなってきています。
その中で自分がやりたいのは、エンジニアのみんなが楽しく開発できる環境を整えていくこと。

開発というのは、そもそも楽しいものです。もしつまらないのだとしたら、何かしら原因があるはずだと思う。良くないやり方をしているせいで成果が出づらかったり、チームメンバーとの関係性が悪かったりなど。
なので、そういった要因が開発現場に入らないよう気をつけていますし、これからも気をつけていきたいです。

ちなみに、メンバーに楽しく開発してもらうことについて、お二人にもちょっと聞いてみても良いですか?

伊津(CTO):
そうですね、僕は、たとえばアサインの面で言えば、その人がより興味を持って楽しんでくれそうな案件に入ってもらえるよう、気をつけてはいますね。フラーには本当に色々な人がいて、フラーの案件もいろいろなジャンルのものが来るので、せっかくならと。
もちろん限界はあるので、なるべくではあるんですが。

古林(VPoP):
開発はそもそも楽しいというのはまさに自分も思っていて、僕自身、土日ずっとコードを書いているタイプ。なので、楽しんで開発をし続けてもらうために、苦労をかけてしまっている点の解消に努めています。
具体的に取り組んでいることを言うと、今のフラーはデザイナーの数が限られていることもあり、内部で作るデザインがiOS側に寄ってしまっていて、Androidエンジニアに大分苦労させてしまっているので、彼ら一人ひとりにどこで苦労しているか聞き取りを行い、少しでも楽にできるよう動いています。

畠山(VPoE):
ありがとうございます。
こうやって、自分だけではなくCTO、VPoPと3人で、開発の楽しさを維持できるようにしていきたいです。

VPoEとしての目標に話を戻すと、楽しさの維持の他には、昔のフラーが少数精鋭のチームとして持っていた良さを、組織がどんどん大きくなっていっても失われないための努力をしていきたいです。
古林さんが入社した理由として言っていたことでもあるのですが、フラーがまだ少ない人数でやっていた頃だったら起きなかったような問題が、今ではいくらか起きるようになりました。それについて、真剣に取り組まないといけないと思っています。

フラーでは、「こういう悩みを解決してもらいたいです」とお客さんに言っていただくということが多いのですが、解決策のアイディアを形にするのは、すごく難しいこと。ここにいるメンバー全員がよく分かっている通り、誰にでも思いつくアイディアでさえ、ソフトウェアとして実現することは難しい仕事になります。

そこでやっぱり重要になってくるのがエンジニアの力だと思うので、しっかりこだわりを持つこと、「ここおかしくない?」を素直に言い合える関係でいることなど、少数精鋭時代のときは当たり前にできていた姿勢を、組織がスケールしていってもできるまま維持していきたいです。

━━最後に、将来的に叶えたい目標を教えてください

古林(VPoP):
エンジニアリングをわかっているデザイナーになれば、市場価値がすごく高くなると思います。フラーで仕事をして学んでいくことで、デザイナー自身の市場価値が爆上がりする——そういう組織をしていけたら嬉しいなと。


また、昨今、世の中にはUIの綺麗なアプリが溢れていて、ユーザーにとってそれが当たり前の環境になっています。なので、ついコードの綺麗さの方を優先しがちなエンジニア側にしても、デザインにも気を使って開発できるチームづくりを達成していけたらなと思ってます。

畠山(VPoE):
チームづくりということに関連していうと、フラーだからできること、提供できる価値というのを、エンジニアから創っていける組織にしていきたいです。誇りを持って開発できる、そんなエンジニア組織に出来たらいいなと思います。

伊津(CTO):
二人に良い感じにまとめていただいたこととほとんど同じなのですが、やっぱり「良いものを創っていく」ことのできる組織にしたいです。

良いものというのは、まず見た目的な部分もある。そうでなきゃ使われないですから。そして、実際に使ってもらったらもちろん機能の良さも必要。つまり見た目も機能も、どちらが欠けてもダメです。
フラーは、どちらも良いものを創れる組織。そのフラーで、フラーだからこそ創れるものを創っていきたいですね。

フラーでは、新メンバーを随時お迎え中。ご興味お持ちいただけましたら、こちら↓の採用ピッチ資料もぜひご覧ください。

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(インタビュー:平山・坂詰、写真:KENTO Broadcasting inc.)

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なおこの記事は、フラー公式note「フラーのデジタルノート」に掲載中の記事を転載したものです。

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