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日本のCVC紹介 第1弾

みなさん、こんにちはFCPの宮澤です。今回は新シリーズとして「日本のCVC紹介」を投稿させていただきます。記念すべき一回目はIT企業系のCVCを数社ピックアップして紹介していきます。それでは早速見てみましょう。

GREE Ventures STRIVE

               (SRIVEのコーポレートサイトより引用)

概要

ゲーム事業、メディア事業、広告事業などインターネットに関連する事業を幅広く行っているGREEの投資事業の一環として設立された。現在、STRIVEⅢ(2019年5月発表)というファンドを設立し、日本を含むアジア企業への投資を行っている。

投資の特徴

GREE Venturesが行っている「STRIVE」の特徴は投資した企業とともに成長するハンズオン型の投資を行っていることだ。これまでもハンズオンの投資を行ってきたSTIRIVEだが、現在行われているSTRIVEⅢは投資先の為に専門のハンズオングループを組織し、起業家のサポートを行っている。そして、起業家とももに事業を成し遂げるというその思いは、「努力する」や「励む」といった意味を持つSTRIVEに込められている。投資を行っている投資ステージはシードからアーリー。投資地域に関しては、東京とシンガポールにオフィスを持ち、日本、東南アジア、インドのベンチャー企業に対して投資を行っている。現在投資を行っている、ベンチャーの数は48社で10社のEXITに成功している。

投資しているベンチャー (一部)

①KAKEHASHI (日本)



             (KAKEHASHIのコーポレートサイトより引用)

→電子薬歴システムの「MUSUBI」を開発している
②AYOPOP (インドネシア)

               (ayopopのコーポレートサイトより引用)

→オンライン上で請求書の支払いを行うことができるアプリを開発している

③Classplus (インド)

                (Classplusのコーポレートサイトより引用)

→オンラインで出欠確認やクイズの実施などを行うことができる学校向けのソフトウェアの開発

伊藤忠テクノロジーベンチャーズ

               (ITVのコーポレートサイトより引用)

概要

2000年に伊藤忠商事の元で設立されたITベンチャー。伊藤忠グループの資産・商流・情報を最大限に活用しベンチャー企業への投資を行う。

投資の特徴

伊藤忠商事の情報部門が1970年代からシリコンバレーのベンチャー企業支援・育成を行っていたことが土台となっているので、主にIT企業への投資を行う。投資企業の成長段階に 関してはアーリーステージをメインとしてミドルステージ、レイターステージへの投資をハンズオンでバランスよく投資を行っている。投資額は、シード/アーリーステージの企業には1000万円〜3億円、ミドル/レイターステージの企業には5000万円〜5億円と規模に柔軟な投資を行っている。また、投資している地域は日本国内にとどまらずアメリカ、中国、インド、イスラエルの企業に対して投資を行う国際的に投資を行っているのも大きな特徴だ。

投資しているベンチャー企業 (一部)

①助太刀 (日本)

              (助太刀のコーポレートサイトより引用)

→建設業の職員と現場監督がオンタイムで作業員の手配を行うことができる、建設業特化型のマッチングアプリ。

②Trinet X (アメリカ)

               (TrinetXのコーポレートサイトより引用)

→臨床実験に関わる様々なソフトウェアを開発する。

③Peatix (アメリカ)

(Peatixのコーポレートサイトより引用)

→オンラインでイベントの作成、告知、チケット販売を行うことができるイベントプラットフォームを運営

GMO VenturesPartners


           (GMOベンチャーパートナーズのコーポレートサイトより引用)

2005年にGMOインターネットグループによって設立した、ベンチャーキャピタル。今までのインターネット事業で得た経験を武器に国内外のベンチャー企業への投資を行う。投資の特徴GMO グループは今までにネット広告事業やネットセキュリティー事業とインターネットに関連する様々な事業を展開していたことから、GMO VPの投資領域も基本的にインターネット関連のITベンチャーとなっている。投資による経済的支援の他に、GMO VPに所属するエンジニアから技術的支援が行われている。投資地域は日本国外に止まらず中国やアメリカのベンチャーに対しても積極的に支援を行っている。事実、投資対象地域を「アジアとアメリカ」と公表しており、GMOが保有するアメリカとマレーシアのオフィスを起点に投資を行う事もある。投資ラウンドは特に設定されていなく、事業分野に集中して投資を判断しているようだ。

投資しているベンチャー企業 (一部)

①ウェブリオ株式会社 (日本)

               (weblioのコーポレートサイトより引用)

→オンライン総合辞書「Weblio」の運営。また、留学や企業の海外進出事業支援なども行う。

②Qi Hoo 360株式会社 (中国)


               (Qi Hoo 360のコーポレートサイトより引用)

→中国におけるネットセキュリティー事業やブラウザーの運営を行うインターネット事業会社

③Mosaix株式会社 (アメリカ)

(Mosaixのコーポレートサイトより引用)

→人間の声をAIに処理させるAPIを開発・提供している企業

以上が日本で活躍している国内のIT関連CVCでした!個人的な意見な意見としては、日本のVCは国内へのベンチャーがメインだと思っていたので、今回紹介した3社すべてが国外への投資を行っていることが驚きでした! 今回紹介仕切れなかったCVCがまだまだあるので今後どんどん紹介していきたいと思います。
ご閲覧ありがとうございました。

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