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VCが投資するD2Cビジネス紹介 第5弾

こんにちは、FCPの宮澤です。海外のVCが投資するD2Cビジネスを紹介していく、本シリーズですが、なんと今回で5弾目に入りました。しかし、海外で注目されているD2Cはまだまだ紹介仕切れていないので、引き続きどんどん紹介していきたいと思います。そんな、今回は少し珍しいペットに関連するD2Cビジネスを紹介したいと思います!

1.Ollie


               (Ollieのコーポレイトサイトより引用)

基本情報

2015年にAlexandre Douzet氏によって設立された。
本拠地:ニューヨーク調達金額:$17 Million

事業内容

パーソナライズされたドッグフードのサブスクリプション

特徴

①厳選された素材選び前回、食に関連するD2Cを紹介させていただいたが、それと同等のサービスをペット向けに提供しているのがOllieだ。ペットの健康を意識し、各ミール栄養バランスが調整されている。さらに、健康だけではなく味にもOllieは重視している。ドッグフードの多くは栄養を重視するあまり、材料より成分を重視してしまっている。しかし、Ollieは鶏肉、牛肉、魚肉など人間が食べる材料をできるだけ加工せずに商品化している。これにより、素材本来の味をワンちゃんたちも楽しむ事ができる。さらに、商品の全ては人間がテイスティングしているので味は保証されている。

              (Ollieのコーポレイトサイトより引用)

②パーソナライズされたドッグフードもう一つのOllieの特徴として、パーソナライズがある。ユーザーは自分のワンちゃんのプロフィールをウェブサイト上で登録し、Ollieがおすすめのミールを提案する。そして、ワンちゃんが実際に食べた後に商品のフィードバックを登録することで、自分のワンちゃんの理想のドッグフードに利用するたび近づいていく。これはワンちゃんの好き嫌いだけでなく、糖尿病などの持病に合わせたドッグフードが提供できるので魅力的だ。

(Ollieのコーポレイトサイトより引用)

成功要因の考察

Ollieの成功要因として考えられるのは、ドッグフードの分野にD2Cを持ち込んだ事だ。自分のためにパーソナライズされた商品を使う事で喜びを感じるのは人間だけではない。従来のドッグフードより美味しくさらに、健康まで意識できるOllieの商品は飼い主だけでなく、ワンちゃんにとっても魅力的だ。多くのD2Cビジネスは私たちが日常的に使う商品を対象にする事が多いが、Ollieのようにペットの切り口からビジネスを行っているのはD2C業界の中でも革新的だ。

2.BarkBox

基本情報

2011年にMatt Meeker氏、Carly Strife氏、Hendrik Werdelin氏によって設立されたSoonicorn企業
本拠地:ニューヨーク調達金額:$21.8 Million

事業内容

犬用のおもちゃやトリートのサブスクリプションサービス

特徴

①豊富な種類の商品を発売D2Cビジネスは自分で商品を開発する必要があり、多くのD2Cビジネスが商品展開に苦労している。そんな中、BarkBoxはワンちゃんのトリート(お菓子)を含め、人形やボールなどのおもちゃなど様々なジャンルの商品を開発・販売している。しかも、その商品の全てがオフィスのワンちゃん従業員が味や楽しさを保証されているので、ユーザーのワンちゃんも楽しめるに違いない。

Bark Boxのコーポレイトサイトより引用)

②ワンちゃんの性格によってテーマが選べるワンちゃんも同じような商品が毎回届くとおもちゃやおやつに飽きてしまう。しかし、BarkBoxにはその心配がない。なぜなら、毎月数種類のテーマがあり、そのテーマに沿った商品が届くので全く違う、商品を試せるのだ。しかも、ボックスのなかにはそのテーマに沿ったワンちゃん用の服が同梱しているので飼い主も楽しめる仕組みになっている。

Bark Boxのコーポレイトサイトより引用)

成功要因の考察

BarkBoxの成功要因は、ペット用のおもちゃをユーザーにとって消耗品に変えられたことだ。今までペットの消耗品といえばペットフードやトリートなどだった。しかし、現状としておもちゃも長い間使っていると壊れてきたり、ワンちゃんが飽きてしまうことがある。しかし、上記で紹介させていただいたOllieのようにドッグフードのサブスクは存在するので、トリートという消耗品
のサブスクにおもちゃを付け足すことで、徐々におもちゃの消耗品化に成功したのだと考える。そして、おもちゃが消耗品化するでBarkBoxのニーズが拡大したのだ。

以上がペット関連のD2Cサービスでした。今回はワンちゃんを主体に紹介させていただいたが愛猫家のためにも、猫のために類似サービスが存在する。このように、D2Cサービスは様々なニーズ答えるよう日々登場している。今後D2C商品がもっと身近なものになるかもしれない。

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