弊社が開発しているFULL KAITENというサービスは、在庫分析によって小売・卸売り企業が抱える深刻な経営課題を解決します。また、世の中にある不良在庫を減らすことで、廃棄問題や大量生産問題の解決にも繋がるという、企業にも地球にも嬉しいプロダクトです。
そのFULL KAITENの生命線とも言える「データ」を扱うのがデータコンサルタント (以下DC)。FULL KAITEN導入におけるのデータ連携の役割を担っています。客先は大手企業がほとんどで、 扱うのは年間流通総額6,000億超(2022年)というビッグデータです。
本日はそんなDCの役割を担っているかねPと、彼と連携するデータエンジニア(以下DE)のYこと横井と話しながら、日々の業務がリアルに感じられる記事をお届けします。 そして フルカイテンではDCを絶賛募集中です!! データが好き!作業だけではなく、お客様や他部署のメンバーと関わることも好き!という方、ぜひご応募お待ちしています!
目次 お二人の業務概要を簡潔に言うと? DCの業務 DEの業務 あるお客様の具体的なエピソード 仕事で苦労することは? 仕事でやりがいを感じることは? FULL KAITENだからこそ実現できたこと、提供できた価値 最後に FULL KAITENではデータコンサルタントなどエンジニアを大募集中! お二人の業務概要を簡潔に言うと? DCの業務 ・FKを新規導入するお客様のデータ連携を設計 ・FK利用開始までの導入PJTのマネジメント ・導入後のお客様からのデータに関する相談への対応、(具体的にはFKを効果的に使うためのデータ連携の修正、連携データの追加など)
DEの業務 ・DCが設計した内容をもとにプログラムを開発し、実装する ・その際のエンジニアのリソース・タスク管理 ・運用が始まったあとのお客様からの要望や変更に対する開発 ・日々のデータ連携のメンテナンス ・扱うデータ数は多い企業で 5000万件/日
DCかねP: FULL KAITENを利用されるお客様の規模は多種多様です。 しっかりとした情報システム部でデータを管理しているお客様もあれば、中小規模で人的リソースの都合上、情報シス兼バックオフィス業務というケースもあります。
共通することは ・どういうお客様であってもFKにデータを連携しないと、FKが使えない ・そのために、相手を見極めたコミュニケーションが必要となる
マスタ、データのレイアウトはお客様の規模や考え方によって違いがあります。データ構造からお客様の業務や価値観が見て取れるのが面白いですよ。
あるお客様の具体的なエピソード DC_かねP: 最近担当したお客様で、導入時のデータ連携の準備で苦労したことがありました。 具体的には、実店舗とECで使用しているシステムが異なっていたのです。 そこで私は新規導入時のデータ連携PJTのPM・データ連携の設計を担当し、Yさんは、DEのリソース管理を担当しました。
実は、お客様がデータの扱いに慣れていない、データの所在が把握できていないということは良くあります。このお客様も、自社のデータをFULL KAITENに送ることが難しいということで、根気よくヒアリングや説明・説得をするものの、利用の開始がなかなか進まなかったんです。
そんな時、Yさんがなんと直接お客様先に行き、FULL KAITENのデータ送信ツールの使い方を理解してもらえるよう説明し、環境構築してきて下さいました。おかげで無事データ連携することができ、お客様も安心されました。 Yさんはとても人当たりが良く、お客様もYさんの顔が見られて信頼関係が築けたことと思います。そこまでしてくださる彼の熱意を感じずにはいられませんでした。
DE _Y: お客様先まで出向くということは滅多にないのですが、直接お会いして説明することで連携も早くできました。実際にお会いしたことでお客様も安心されたようです。 普段はオンラインでお客様のデータ連携フォローをしていますが、大事なのは、丁寧に、優しく、でもしつこく、粘り強く(笑)失敗してもいいので、何回も、毎日毎日連絡して形にしていくということです。
移住先のコスタリカからデータ連携業務をこなすかねPと、客先まで足を運んでフォローしてくれたY。お二人の連携が素晴らしいですね!
仕事で苦労することは? DC_かねP: データ連携ができないと、FULL KAITENの利用が始まりません。大変な仕事ですが苦労するポイントはだいたい決まっています。 ・お客様先の必要なデータがない、データの保管がバラバラ。 ・現場にいる販売担当の方でなく、情報システム部の方がデータまわりを担当することが多く、FULL KAITEN導入への温度感が違う、さらに他業務を兼務していて忙しすぎる ・システム管理を他のベンダーさんに運用依頼している ・実店舗とECで使用しているシステムが異なる
仕事でやりがいを感じることは? ・FULL KAITENは単なるサービス提供にとどまらず、導入後はCSがお客様と伴走し、課題発見→施策立案→実行支援を行うという成果を出す仕組みがあって、顧客の役に立つという自信があること。 ・本当の意味でお客様の利益に貢献するサービスだと自信が持てること。 ・マスタ構造はお客様の業務が表れていて、項目の種類で運用やそれぞれの価値観が分かることが面白い。 ・データ連携はFULL KAITENを利用してもらううちの1つのサービス。それに自分が携われていることが嬉しい。
FULL KAITENだからこそ実現できたこと、提供できた価値 前職では大手SIerで大手小売業の基幹システムの設計・運用や、IT部門に常駐し、CIOの補佐的な仕事もしていました。 その中で、小売業のシステム投資は非常にシビアであること、システムを導入しても業務改革がされないという場面を目の当たりにし、非常にもどかしく感じていたんです。
FULL KAITENは、導入費用、運用費用が相対的に見て非常に安いです。かつ単なるサービス提供にとどまらず、導入後はCSがお客様と伴走して成果を出すという仕組みがある。本当の意味でお客様の利益に貢献するサービスですし、本気で顧客満足度を上げにいく会社・メンバーの熱量がすごく、そんなメンバーと仕事ができることが嬉しいです。 また、お客様が成果を出した、喜ばれたとフィードバックをもらう時があり、やっぱり嬉しいし励みになりますね。
最後に 最初は業務委託でDCの仕事を請け負ってくれていた、コスタリカ在住のかねP。2022年10月より正社員としてジョインしてくれました!業務委託から社員になってくれた決め手は?と聞いてみると、仕事が面白いことや、ミッションに共感したこと、メンバーの雰囲気がとても良かったからだそうで、とても喜んでいる筆者です。彼の入社エントリーもぜひ読んでくださいね!
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