Fukurou Magazine
くだらないことで笑いあえて、成し遂げたいものに向かってマジメに支え合い、困ったときはじっくり相談に乗ってくれる。そんなチームが本当にあるなら、ぶっちゃけ話を聞いてみたい。ということで今回は、営業部のとあるチームにインタビュー。 ...
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※本記事はfukurou noteでも発信している内容です。
くだらないことで笑いあえて、成し遂げたいものに向かってマジメに支え合い、困ったときはじっくり相談に乗ってくれる。そんなチームが本当にあるなら、ぶっちゃけ話を聞いてみたい。ということで今回は、営業部のとあるチームにインタビュー。
メンバーみんなでプレイしているスマホゲームがあるとのことで、ちょっぴりシャイな3人はハンドルネームでの登場です。マネージャーの“ジョージ”さん、チーム歴1年半の“へもぺろ”さん、そして昨年10月からチームに加わった“いもぷに”さん。
フラットなカルチャーです、と口で言うのは簡単だけれど、本当に忖度してない? 詰められたりしないの? 実際に働いてみないとなかなか知ることのできない空気感を、お届けします。
——営業部内で、どのような業務を担当するチームですか?
ジ:メディア営業チームとして、自社プロダクトCircuit Xに新規で登録いただくメディアさんをリサーチしたり、登録済みのメディアさんに案件提案などをしています。ゲームからライフスタイル系まで幅広いメディアさんとコンタクトを取りますよ。
へ:チームとしての特色があるとすれば、TikTok上で活動されているインフルエンサーさんとのやり取りが多いです。
い:InstagramなどのSNS媒体は他のチームでもやっていますが、TikTokのことならあのチームに聞こう!と思われるようになりたいですね。クリエイターの気持ちをより理解した提案ができるよう、実際にTikTokのアカウントを作成して中の人の経験を積んでみたり、試行錯誤しています。チームのみんながフォローしてくれているので心強いです。
——それぞれ別々のメディアさんを担当していると思うんですが、どんなふうにフォローし合っているんですか?
い:先ほどのTikTokアカウント運用の施策では、より活用するための意見を出してくれたり、迷った点を壁打ちさせてもらいながら、実作業も一緒に進めています。
ジ:昨年9月に営業部内の組織変更があった際には、僕のチームから抜けたメンバーの担当引継ぎをふたりにお願いしました。SNS媒体ではない、今までの業務とは違う領域のメディアさんも多かったですが、快く引き継いで対応してくれて助かっています。
——いつも和気あいあいとしているジョージさんチーム。現在は週2日リモートデイがあったり、いもぷにさんはまだ異動して2ヶ月ほどですが、コミュニケーション機会は意図的に設定しているのでしょうか?
ジ:リモートワークが増えた時期などはチーム朝礼をしていましたが、今は一部の定例ミーティングをやっているくらい。チームは3人しかいないし、何かあればすぐに話しかけて解決しています。
い:異動直後は、システムの操作方法が分からなくて、しょっちゅうSlackのハドルミーティングで教えてもらったりしていました。みんないつでも応えてくれるし、機会が設けられていなくてもすぐに声をかけられる環境です。リモートデイも含めて、話さない日はあまりないんじゃないかな。
へ:「ハドルお願いします~」って言うと作業中でもたいてい10分後には話せているので、困ることがないです。
ジ:そういえば、先日初めてチームでKPTミーティングをしました。
——良かった点や改善点などの振り返りをするアレですね。フクロウラボでは多くのチームが毎月実施しています。
ジ:チームで話し合いたい議題があれば書き込めるシートを用意して。業務上の疑問や意見は普段の会話の中でだいたい解消されているので、どちらかというとブレイクタイム的に使いました。
へ:ケーキを食べながらやったんですよね。でも仕事の話もちゃんとしましたよ。
い:席も距離感も近くて、困っていることは普段から持ち越していないので、緊急度低めの確認事項などを話しましたね。ケーキは自分が食べたかったので買ってきました(笑)。
ジ:いつもおやつ買ってきてくれるんですよね。
い:みんなにリラックスしてほしいんです。
——メンバーから見て、このチームはどんなチームだと思いますか?
へ:みんな温厚なので話しやすいです。話しかけづらいとかはない世界。
い:女子ふたりで動物育成系のアプリゲームをやっているんですが、マネージャーが乗ってきて一緒に遊んでくれるんです。珍しくないですか?自然な雰囲気で目線を近づけてくれるので、ありがたいです。
へ:お互いのペースを尊重しながら、時間を共有することも多いですね。ちょっとした休憩時間に誰かがお菓子を買いに行って一緒に食べたり。
い:なんなら巻き込んでお金出してもらったりね(笑)。
——ポカポカした空気感が漂っている一方で、すごく真剣に話し合いをしている場面もよく見かけます。マネージャーから見たチームはどうですか?
ジ:僕も同じですね。「話しかけて大丈夫かな?」「こういう話をしても大丈夫かな?」など変に気を遣うことがないです。職場において、気にしなくていいことを当たり前に気にしなくていいって、実はすごいことじゃないかな。
——ジョージさんは、どんなマネージャーですか?
へ:自分の意見を最後まで聞いた上でアドバイスしてくれます。だから気持ちよく納得できるんですよね。
い:そうそう、意見が違ったとしても、いったん「なるほどね」と受け止めてくれる。私たちの話、聞かされている感覚はないですか? 大丈夫?
ジ:全然問題ないです。受け止めなきゃとか思ってないし、意識してなかった。
い:ということは、人間力で聞いてるんですね。もしくはオートモードかな。
——ジョージさん、いじられてますよ(笑)。ジョージさんから見たお二人はどんなメンバーですか?
へ:正直に、嘘偽りなくでいいですよ。
い:「もうちょっと自分で考えてから質問して来いよ」とか?
ジ:シンプルに、ふたりともいい人です。へもぺろさんはすごくピュア。裏表がなく、落ち込むときは本当に落ち込むし、嬉しいときは嬉しそうで。いもぷにさんは、実は僕、いいなと思っているところがあって。ちょっとビビりで、ストレートに表現しないときがあるんですよ。
い:不満など、色々とぶつけてきたつもりですが.…..。
ジ:そういうとき、相談してくれる内容はすごく熱量があって、自分の中で答えは決まっていて後押ししてほしいんだろう、というのがわかるんです。でも、あえて僕に言ってきてくれてるんだなと。そこが逆に、人間らしくていいなと思っています。
い:バレてましたか.…..。話を聞いてもらって、自分の選択が間違っていないことを保証してもらいたいんですよね。
——これから、チームとして成し遂げたいことは?
へ:TikTok経由の収益を伸ばすこと!
い:TikTok媒体は以前から、へもぺろさんがメインでコツコツと取り組んできてくれました。それが財産となって、社内からの問い合わせが来たり役割が確立してきているので、期待に応えられるようなクオリティに伸長させていきたいです。
ジ:うまくいくことばかりではないですが、辛い状況であっても支え合って楽しみながらやっていきたいですね。
い:話していたら熱が入って、気付けばみんな退社して社内に誰もいなくなっていた、なんてこともありましたよね(笑)。私はこのチームに後から異動してきて、色々と優しく教えてもらったりすることも多いです。今後メンバーが増えるときは、ふたりにしてもらった分を新メンバーに還元したいなと思います。
インタビューを依頼した時、「どうぶつの森のようなチームだ」と教えてくれたへもぺろさん。確かに、和やかな日々の中でゲーム開始早々たぬきちがローンの返済を迫ってくるように、営業である以上追うべき数字があり、ビジネスの厳しさは存在します。一朝一夕にはクリアできないミッションに立ち向かいながらも、お互いのペースを尊重しあって共存するような、闘志と和心を感じるインタビューでした。近い将来、チームでハイタッチしているところを目にする日が楽しみです。
(文章:紙谷 夏美)
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