What we do
野菜や果物を買ったあと、とりあえず冷蔵庫に入れこんで、気づいたときにはカピカピになっていた。。。という経験はありませんか?
実は農作物にはそれぞれに適した保管温度があり、冷蔵庫の中が最適の保存場所とはかぎらないのです。
私たち福岡ソノリクは、農作物ごとの最適な温度帯と湿度に合わせて冷蔵庫を区分けし、農作物から出るガスを抑制・排出する独自の保管技術を開発しており、農作物の長期保管を実現しています。
たとえば鮮度を維持できる期間が3~4ヵ月ほどだった安納芋を、約1年間も鮮度を保ちながら長期保管することに成功しています。
私たちはこれまで、長期保管と品質向上をも実現する冷蔵技術の開発や、冷蔵機能を強化した輸送トラックの開発に取り組んできました。
今後は、農作物の生産から保管、輸送まで一気通貫で担ってきた技術と知見を活用し、新たな事業に挑戦していきます。
◆事業概要◆
①運送・保管事業
農作物に特化した物流で農作物を集約・保管し、ルート配送だけではなく拠点をもとに面での配送を行なっています。また、独自の冷蔵技術で収穫されたものを鮮度を維持しながらより長く保管する事業を展開しています。
②青果調達・販売事業
農作物の調達先や販売先が運送の集荷先や配送先と重なる強みを活かし、事業を行なっています。
③カミサリー事業
青果物の水洗いや袋詰め、パック詰め、1次段階のカット加工を行っています。
④農作物劇場
規格外の農作物を使った商品開発プロジェクトです。
複数のパートナー企業と提携し、保存方法や加工方法、デザインを工夫することで、収穫期を過ぎたり、あるいは規格外となったり、様々な理由で出荷が困難となった農作物から新たな魅力を引き出し、消費者の元に新しい商品として届けています。
https://www.fukuokasonoriku.co.jp/nougeki/
⑤つながる便
九州各地に集荷拠点を設けることで高品質な配送を小ロットから利用できる新しい物流シェアリングサービスを展開しています。
https://www.fukuokasonoriku.co.jp/tsunagarubin/
◆子会社◆
【1】インターハーベストジャパン株式会社
全国各地へあらゆる農作物や輸入品に最適なチルド物流、産地と協力し輸出用商材の発掘から貿易実務までをワンストップで提供しています。
https://interharvest-japan.co.jp/
【2】タニヤマサイアム
タイの契約農家が栽培した果物・野菜を、流通時の鮮度を保つ独自の技術「コールドチェーン」により、とれたての味と栄養を損なわずに日本全国へ供給しています。
https://taniyamasiam.com/
【3】株式会社彩喜
外食、昼食、飲食関連への販売を中心とした生鮮食品・加工食品・保存食品の仕入販売を行っています。
https://www.saiki-agri.jp/#business
今後は日本のみならず、M&Aを駆使して海外へも積極展開していく予定です。
今後の取り組みについて①
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◆農作物のAmazonを目指す!
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“関東エリアへの拠点展開”
拠点を関東エリアまで拡大し、産地から消費地までの間に中継地点の倉庫を設け、農作物を集約させることで供給をコントロールし、効率よく消費者に届ける。
“必要な時に必要なものを”
倉庫技術の普及で需給や廃棄ロスを気にせず生産量の拡大を可能にし、必要な時に必要な農作物を取り出せる仕組みを構築する。
今後の取り組みについて②
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◆アジア展開
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“アセアンで日本の農作物を提供”
西日本で活用している倉庫技術を生かして、アセアンでも鮮度の高い日本の農作物を需要に応じて効率よく提供していくことも視野に入れています。
“ソノリクの保存・物流の仕組みをアジアに展開”
これまでに培ってきた保存・物流のノウハウを駆使して、アジアへソノリクの仕組みを横展開していく。
Why we do
日本の農産物流通の仕組みには大きな課題があると言われています。
大都市の市場に農産物が集中的に集められ、余った農産物は地方卸売市場に転送されるため、農産物の品質低下や輸送コスト増、運送手段が無い場合は廃棄されるフードロスといった問題も起きています。
また、物流業界において「”新鮮”な農作物が、期日通り、定量届けられる」ことは常識であり、収穫後すぐに流通させるのがセオリーとされてきました。
しかし農作物の多くは収穫期が決まっているため、その時々の天候に左右され、豊作時には供給過多で価格が下落、廃棄となることが多い一方、不作時には需要過多で相場が高騰します。
農家にとって収入が安定せず、物流業者にとっても不安定な状況となります。
豊かな食の未来のために、まずはこの流通問題を解決するということが必要不可欠になっています。
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◆流通の常識を変え、より多様で豊かな農作物の世界をつくる
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私たちが目指しているのは、もっと美味しく、もっと新鮮な状態で、農産物が消費者に届くよう、配送・保管・加工に関する最新技術を駆使して、農産物を安定した状態で届けることです。
また、採れたてだけではなく熟成を楽しんだり、曲がった野菜など規格外の形を愛でたりと、野菜や果物が持つ個性を引き出して、幅広い視点で農作物を楽しめる世界を目指します。
私たちは流通業界のインフラとなり、業界の構造自体を変えることがきる立場にあると本気で思っています。
How we do
2021年6 月より、新たな人事制度を導入しました。
外部環境や世の中の価値観の変化を受けて、会社としての戦略や方針をアップデートするとと
もに、求める行動や成果およびそれに対する評価も刷新しています。
◆福岡ソノリクのビジョン(行動指針)◆
期待に応えるで留まらずに、期待を超えることにこだわる。
主体性:すべての物事を当事者として捉えて、常に改善・効率を実現するために自ら行動する。
多様性:相手の考えや期待を理解し、相互理解を深めながら、相手のために尽力する。
責任感:与えられた役割・決めた目標に対して、必ず最後までやり抜き、実現達成にこだわる。
◆成長志向の方にはうってつけの環境◆
自由度が高く自分たちで会社を築いていけるので、やる気次第では幹部候補として成長できる環境があります。
また、上司との距離も近いので仕事の仕方から経営まで学べる環境なので、成長志向の方にはうってつけの環境です!
少人数での新事業の立ち上げを行っているからこそのワクワク感をぜひ感じてみてください。
◆やる時はとことんやり抜きます!◆
規格外の農作物を使った商品開発プロジェクト「農作物劇場」では、オクラパウダーの開発を行いました。社長をはじめスタッフ一同が半年以上にわたって毎日オクラを食べ続け、「人生で初めてこんなにオクラに向き合った!」というほど考え抜き、試作を重ねて商品化にこぎつけました。
私たちはやる時は本気でとことんやる!そんな社風です。