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11月8日。Freewillは、Freewillの文化・組織の魅力とプレローンチされる自社サービスを紹介するイベント「MoFF -The Museum of Freewill & Future-」を開催。
前回のインタビュー[https://www.wantedly.com/companies/freewill/post_articles/193596] では、Freewill担当者にイベントの開催背景やコンテンツについて伺いました!お話の中で気になったのは、利益・価値主義の世界から“愛の世界”へ移り変わる中で同時プレローンチに踏み切った3つのサービスの詳細…。
どのようなサービスで、どのようなインパクトを世の中に与えようとしているのか。
今回プレローンチされるサービスに詳しいFreewill・メット氏のお話を伺います。
「これまでになかったものを0→1で創り上げていくことって大変じゃないですか。お金のためだけでは頑張れない…。拠りどころになるのは、本気度であり、想い。」
好きなものを研究する中で芽生えた違和感
現在、3つのサービスの開発に日々取り組んでいるメット氏。その情熱の源泉は、サービスが実現する未来とそれらの根底にある考え方への共感。
初めてそれらに触れたのは、就活時期に出会った代表・Asabaとの面談の時でした。
メット氏:当社はグローバルスタンダードを基準として経営されている会社で、具体的にその基準にあるのは英語であり、IT。とはいうものの、私が当社と出会った当時はITのことは全然わからなくて…。
もともとは言語という領域にとても興味があって、大学〜大学院と言語学を専門に研究を重ねていました。この領域はすごく面白かったんですが、この面白さが他の人にとってはさほど重要ではないのだなと感じる場面、あるいはたくさん説明をしてやっと共感してもらえるような場面が多く、私の中には次第に違和感が募っていきました。
「このままでいいのか…。もっと人の役に立つことがしたい…。」と。
言語学にこだわらずに大学院卒業後の進路を考え始めたメット氏。その就活中に、Freewillと出会います。代表・Asabaとの面談は4時間にもわたり、その構想と想いに心を打たれたといいます。
その時すでに、代表・Asabaから語られた構想の一部には今回同時プレローンチされる3サービスのアイディアも含まれていました。
メット氏:3つの新サービスのアイディアを聞き、「これらの構想が形になった時、その担い手として働くことができたらいいな」と感じたことが入社の決め手でした。
興味深かったのは3つのアイディアが根ざす共通の背景で、「自己利益中心でないもの」「社会性」「持続可能性」「本質性」…など、今後の時代に求められるであろうものが詰まっていると感じたんです。
本気・想いで繋がった個人がイノベーションを起こす
スタートアップの成功条件の中でももっとも重要な要素の1つとしてあげられる「タイミング」。今回同時プレローンチされる3つのサービスは、そのタイミングを捉えているとメット氏は確信しているといいます。
気になるのは、その3つのサービスがどのようなものなのか。詳しく伺います。
メット氏:まず1つ目にお話しするサービスが、「FREEWILL FREESPACE」。一言で言うと、アイディアのある個人とそれを形にするために必要なクリエイター、投資家などが出会えるプラットフォームです。
具体的には、アイディアを持った個人が本プラットフォーム上でプロジェクトを作成し、ピッチイベントで発表をしていただきます。そこには投資家やデザイナー、エンジニアなどがいて、共感・共鳴できる人たちが構想や想いに巻き込まれていってチームを結成するような流れを生み出します。
様々なプラットフォーム事業が立ち上がっている今、「FREEWILL FREESPACE」ならではの特徴や込めたこだわりはどこにあるのか。さらに伺いました。
メット氏:このサービスを展開するにあたっては、2つのことを大事にしています。まずは、「想いのある人たちが出会える場にすること」。というのも、これまでになかったものを0→1で創り上げていくことって大変じゃないですか。お金のためだけでは頑張れない…。拠りどころになるのは、本気度であり、想い。
このプラットフォームではその人の想いや本気さを伝えることができ、他の誰かがそれを受け取ることができるピッチイベントを開くんです。
さらに、こういった場が増えれば、スキルのある個人が1つの会社に縛らないシェアリングエコノミー的な流れも加速すると思っています。個人が情熱を持てる仕事を自ら選び、新たなスキルを身につけていければ、より働くことが楽しくなる。
役割が異なる個人同士がそれぞれの想いを持って、本気で繋がる場。このような場からイノベーションが生まれると思うと、ワクワクしてきます。
一方で、メット氏らはバックグラウンドを共有してこなかった個人同士がチームになることのリスクにも着目。一緒に取り組んでいく人を選ぶ際のリスクを軽減するためにこだわったのが評価システムを開発しました。
メット氏:このプラットフォーム内の評価システムには、かなりこだわっています。
このプラットフォームは想いやアイディアを持った個人(プロジェクトオーナー)が、新規プロジェクトを立ち上げるところから始まります。その次に、その実現のために必要なポジションの募集を開始します。この時、一緒に取り組んでいく人を選ぶ際のリスクを軽減するためにこだわったのが評価システム。
この評価システム上では、登録するプロジェクトオーナーやクリエイターなどが互いのスキルや仕事に取り組む姿勢、アイディアの価値等を評価できるようになっています。そこにはその人の信頼性や実績等が総合的・客観的に可視化されていて、それを見て一緒に仕事をする相手を選ぶことができるんです。
メット氏らが実現すべきビジョンを見据えつつも、徹底してユーザー目線に立ち続け、出来上がったこの評価システム。
スキルや姿勢は一緒に働いたことがある人やアウトプットされたものを見たことがある人たちのレビュー等で確認ができそうだが、一方でアイディアの価値はどのように測るのか。
メット氏:一見すると客観的に測りづらく見えるアイディアの価値ですが、次のように幾つかの項目を設けていて、それぞれの評価を可視化できるようにします。
☑︎ SDGsで言えば、どの項目に当たるのか?
☑︎ そのアイディアはイノベーティブか?
☑︎ そのアイディアはサステナブルか?
このような価値を可視化することで事業の将来性や社会性が可視化され、投資家も関わりやすくなるはずです。
こうして伺っていると、この評価システムが新しいプラットフォーム「FREEWILL FREESPACE」の肝であることがわかります。
この評価システムがあることで、個人のアイディアはよりイノベーティブ、かつサステナブルなものにブラッシュアップされる。そのアイディアの元にあらゆる人と技術、お金が集まり、今後の世界に必要なサービス・プロダクトが生まれていく。
そして、やがては世界がより持続可能で、より心地よいものに。
最後に
今回は、本イベントで同時プレローンチされるサービスの主要メンバー・メット氏にお話を伺いました。
前回お話を伺った担当者と同様、メット氏もまたやがて来る次の時代の到来を待ち望んでいるうちの一人。「FREEWILL FREESPACE」のような場が世に出ていくことで、私たちもその未来をぐっと近くに感じられる日がやってくるでしょう。
「FREEWILL FREESPACE」に興味のある方は、ぜひ今回開催される「MoFF -The Museum of Freewill & Future-」のお越しください。サービス価値を体感できるサービスプレゼンやワークショップ・ディスカッションプログラム等をご用意しております。
▼イベントチケットはこちらから
次回のインタビューでは、今回プレローンチを迎えるサービス他2つについてさらにお話を伺います。
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