〜おせちの今をつなぐ〜想いのバトンをつなぐおせち2022 vol6 .2022年おせち事業　バトンを繋ぎ切りました！！

豊後高田のおせちとは

豊後高田市で第一次産業の活性化に取り組んでいる玉津まちの駅「夢むすび」で昨年末、10年目だったおせち事業を走りきりました！

「夢むすび」の軸となる事業の一つでもある「おせち事業」は10年前に地域の加工所が集まって始まりました。豊かな土地や自然のおかげで、豊後高田を含む国東エリアは世界農業遺産に指定されています！

FoundingBaseでは半期に一度全社で合宿を行っており、「高めあい、分かちあう場」として半期・通期の表彰式を行っております。 MVPを受賞した串田さんは、大分県豊後高田市で運営する『玉津まちの駅夢むすび』の運営責任者です。また地域のイチオシ商品をオンラインにて販売する「FOUNDING SELECTION」の立ち上げに参画し、一次産業事業の新たなサービスづくりに奔走されました。 ...

https://foundingbase.jp/m/m854bba77986d

そんな地元食材をPRしたい！と、地域のお母さんたちが手作りのおせち料理を持ち寄り、メニューを開発。おせちを通して、豊後高田市の食材の魅力を日本全国に届けてきました。FoundingBaseとしては、2年前から一緒にプロジェクトを推進し、今年で3回目です。お母さん方から直接教わりながら地元の食材を使い、ふるさとの味を表現これまでのやり方を大事にしつつも新しい取り組みを生産、販売全てにおいて一緒に行うなど、まさに歴史と新しい世代とを掛け合わせて、地域と協働共創し現場でコトを進めてきました。2022年のおせちのテーマは「想いのバトンをつなぐ」おせち作りには、生産者・作り手のさまざまな想いがあります。そんな想いのバトンがお客様が直接盛り付け、楽しんでいただくことで繋がっていく。そんな願いが込められています。

地元の高校生も想いのバトンをつなぐ走者に！

2022年のおせち事業の1番の変化は、地元の高田高校生が「生産者MAPプロジェクト」を立ち上げたことです。FoundingBaseが豊後高田市で取り組んでいる"教育事業"x"一次産業事業"の共創をおせち事業で実現しました。

おせちを通して地元食材の魅力をより多くの方に届けたいと、生産者マップを作成・おせちと共に届けることにしました。
マップ作りのために、一次産業について学び、直接生産者の方々にインタビューすることで、生の声を受け取ってきました。マップ作りも、お正月を楽しく迎えてほしいとデザインのイメージやアイディアをLDXチームとミーティング。自分達の写真を取り入れた”生産者すごろくマップ”が完成しました。また、マップ作りの支援金を募るためクラウドファンディングにも挑戦。地元の方に自分達の取り組みや支援を伝えて回りました。

想いのバトンをあなたへ！生産者の想いを届けるマップを作りたい！ - クラウドファンディング READYFOR

みなさまの温かいご支援により、無事に第1目標の40万円に到達することができました。本当にありがとうございます！現在は、ネクストゴールに向けて挑戦を続けます！ ■目標金額60万円■ ＊資金使途＊マップをおせちと一緒に発送するための箱代にあてさせていただきます。 ※仮にネクストゴールの金額を達成できなかった場合、ご支援いただいた資金で実施できる範囲にて、実施はさせていただく予定でおります。

https://readyfor.jp/projects/osechiproject

このプロジェクトを通して、高校生に変化がありました。今まで知らなかった生産者の想い・自分達のアイディアがどんどん形になっていく楽しみ、プロジェクトに興味を持ってくださり応援してくださることへの喜び。高校生が実際に地域に関わったことで、「この町が好きだ」「この町に恩返しがしたい」「日頃自分が手にしているものにもたくさんの想いがあることに気づいた」とFoundingBaseの教育事業が掲げる「地域が好きな人を育む」につながっていきました。

またそんな高校生の活動は、地域の方々をも動かしました。インタビューを受けてくださった生産者の方は「若い世代がこうして興味を持ってくれて、真剣に将来を考えてくれることが嬉しい」など嬉しい言葉もいただけました
。さらに、高田高校のOBの方も、後輩たちの活動を知って是非とも応援したいとおせちを購入してくださる方もいました。まさに、高校生6人の想いが地域の方の背中を押した瞬間でした。

10年目は古風x新デザインでリニューアル

記念すべき10年目のおせち。今までの外箱と打って変わって引き出せるお重型の外箱にリニューアル。より、開ける時のワクワク感を味わっていただけたらと試行錯誤しました。メインデザインは、想いのバトンが繋がっていくのをイメージして、輪を表現。また、古風な風呂敷で梱包することで、昔懐かしさを感じられるよう工夫しました。ご自宅に届いて開けた瞬間、色鮮やかな風呂敷に「あっ！」と思われた方も多かったのではないでしょうか。古きを重んじながらも、高校生のマップなど新しい世代の取り組みを感じながら、年始を迎えていただければと思い、一つ一つ梱包していました。

繋がった想い

生産者・製造者だけでなく、2022年は高校生も加わり今まで以上にたくさんの方におせち作りに携わっていただきました。届けたい想いも増え、新しい世代の挑戦もおせちを通じて届けられたのではないでしょうか。そして嬉しいことに新年早々、おせちを召し上がってくださったお客様からたくさんの嬉しいお声が届きました。

・歯が悪くても食べられ、全体的に丁寧に作られている印象を感じた・通常のお節(と言わず、外食のもの)は濃い味が多いのですが、　こちらは一つずつの品がとても自然のお味で豊かでした。・他のお店にはない、新しいおふくろの味・おせち、本当にどれも美味しく、余計なものが入っていないせいか、　優しい味がして大変満足でした。ぜひこれからも地域の魅力を発信する　ために頑張ってください！心から応援しております・年末になると、この味を思い出します！・マップにて生産者の顔が見れて嬉しい・マップやお品書きを見ながら食べるのは楽しかった・盛り付けを考えるのは楽しかった

お客様のお声から、豊後高田おせちがふるさとを感じられ楽しいお正月の体験を提供できたことが伝わったことがわかりました。テーマである「想いのバトン」は皆様がしっかりと受け取ってくださりました。

今年のおせちも待ちきれない！！

お客様より既に、今年のおせちもお願いしますと嬉しい声が届いております。2022年のおせち事業、地域のたくさんの方と関わり、ご協力があって完走することができました。本当にありがとうございました。
これからも引き続き、夢むすびは食と感動体験をお届けできるようにUpdateしていきますので、本年もどうぞよろしくお願いいたします！