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仕事で”生成AI”を活用している人は約7割!その活用方法は?【フォーイット社内アンケート】

こんにちは、株式会社フォーイットです。

急速に進化する「生成AI」。
生成AIは、正しく使えば業務を効率化してくれる便利なツールです。
最近では、「AIの父」ジェフリー・ヒントン名誉教授がノーベル物理学賞を受賞したことも記憶に新しいですよね。

そんなホットな生成AIの「利用状況」について、フォーイットの社員を対象に社内アンケートを実施してみましたので、その結果をシェアしたいと思います!

この新しい技術をどんな場面で活用しているのか?どのように感じているのか?など調査してきましたので、ぜひ最後までお読みください!


目次

  • ■調査概要

  • ■調査結果

  • ・聞いたこと・使ったことがある「生成AI」「AI系ツール」を教えてください。

  • ・仕事で生成AIを利用していますか?

  • ・プライベートで生成AIを利用していますか?

  • ・どのような用途で生成AIを活用していますか?

  • ・有料プランで生成AI系のツールを利用していますか?

  •  -AIツールの活用頻度・利用方法を簡単に教えてください!

  •  -チームメンバーの業務でのAIツール使用率を上げていきたいと思いますか?そ理由もお聞かせください!

  •  -今後の開発において、AIや機械学習をどのように活用していくべきだと思いますか?

  •  -おすすめ、またはハマっているAI活用法がありましたら教えてください!

  • あとがき

■調査概要

対象者:フォーイットの従業員(海外法人除く)
有効回答数:154
アンケート実施時期:2024年10月

■調査結果

・聞いたこと・使ったことがある「生成AI」「AI系ツール」を教えてください。

まずはじめに、生成AI・AI系ツールで聞いたこと・使ったことがあるものについて聞いてみました。

結果は、「ChatGPT」が圧倒的1位で認知度100%!
OpenAI社が開発した大規模言語モデルで、生成AIが話題になったきっかけと言える存在ですよね。自然な対話が可能で、得意分野は質問応答や文章生成、コード生成や文章校正もしてくれます。

続いて第2位はGoogleが開発したAIモデル「Gemini」で46.1%となりました。
Google検索をする過程で、Geminiの存在に気づく人も多いのではないでしょうか。マルチモーダル機能を持ち、テキスト、画像、音声、動画を統合的に理解できるという特徴があります。高度な推論能力と問題解決能力を持っています。

第3位は「DALL-E」と「Canva AI」が同率で17.5%となりました。
「DALL-E」はOpenAI社が開発した、テキストから画像を生成するAIモデル。言語の説明から独創的で詳細な画像を生成できるのが特徴です。既存の画像を編集したり、画像の一部を生成したりすることも可能で、アーティストやデザイナーのクリエイティブ作業をサポートしているようです。
「Canva AI」はオンラインデザインツールCanvaに統合されたAI機能で、テキスト入力から画像やデザインを生成してくれます。既存のデザインテンプレートを基にカスタマイズが可能で、画像編集・背景除去・テキスト生成などの機能を提供しています。デザイン初心者でも使いやすいユーザーフレンドリーなインターフェースになっています。

・仕事で生成AIを利用していますか?

続いて、「仕事で生成AIを利用していますか?」という質問では以下のような結果になりました。

なんと、仕事で利用している人は約7割という結果に!
日本企業におけるビジネスでの生成AI活用率は30%程度と言われているため、フォーイットの社員はかなり積極的に新しい技術を取り入れていると言えそうです。
フォーイットのクレドの1つである「変わらぬポリシー 恐れぬ進化」を体現していると言えるのかもしれません!
フォーイットのビジョン・クレド

・プライベートで生成AIを利用していますか?

ちなみに、プライベートでの利用率はこちら。

なんと、プライベートでも約2人に1人は生成AIを活用しているという結果に!
「生成AIをプライベートで使う際、どのような活用方法がありますか?」という質問を生成AIにしてみたところ、
◯子育てサポート
・子供の「なぜ?」攻撃への対応
・子供の相手をする際の会話サポート

◯旅行計画
・複数の観光地の名所や見どころを一括で調べる
・各地の名物料理や美味しい食事処の情報収集
・地元の人しか知らないような穴場スポットの発見

◯観光ガイド
・旅行先での音声ガイドとして活用
・観光案内人やガイドの口調を模倣した説明の生成

◯料理レシピの提案
・食材の好みや料理ジャンルに合わせたレシピの取得
・栄養バランスや調理時間などを考慮したレシピの作成

などを提案してくれたので、よかったら皆さんも活用してみてください(笑)

・どのような用途で生成AIを活用していますか?

生成AIの活用方法は、全体で見ると
1位:文章編集・添削(44.8%)
2位:アイデアの壁打ち(29.2%)
3位:プレゼンテーション資料作成(24.7%)
となりました。
また、その他の回答として、「資格試験勉強のためにテストを出題してもらう」「メンタルケア・カウンセリング」「文章の採点をしてもらう」など、それぞれ創意工夫しながら生成AIを活用していることが分かりました。

特に利用率が高かった部署は、「技術統括事業本部」と「グローバルマーケティング事業部」となりましたので、それぞれの内訳を見てみましょう。

▼技術統括事業本部

エンジニアやデザイナーが所属している技術統括事業本部では、「コード生成」で活用している人が圧倒的に多いことが分かります。

▼グローバルマーケティング事業部

グローバルマーケティング事業部では、「文章編集・添削」での利用率が高くなりました。
海外の企業やインフルエンサーとやり取りをする機会が多いため、外国語の文章の添削などで活用していることが伺えます。

・有料プランで生成AI系のツールを利用していますか?

有料プランでの利用率も調査してみました。

有料プランを利用しているという人はまだそこまで多くないものの、20%弱が課金しているということが分かりました。フォーイットにはAIエキスパートが潜んでいるみたいですね!

有料プランユーザーに、どのような使い方をしているのか、今後の開発での活用方法などについても聞いてみました。

 -AIツールの活用頻度・利用方法を簡単に教えてください!

<エンジニアWさん>
毎日使っています。
プログラミング/コードレビュー/相談・壁打ち(企画・採用・組織・評価・キャリアなどほぼ全て)/資料作成/統計/メール作成/マーケティング(行動予測・ペルソナ設定)など、疑問に思ったことや、面倒だと思ったことはすべてAIに聞いています。
一般的な知識は人間より遥かに上なので、活用しない手はないですね!

 -チームメンバーの業務でのAIツール使用率を上げていきたいと思いますか?そ理由もお聞かせください!

<プロダクトオーナーTさん>
はい。
言語化出来ていない状態から目的や整理をする際に壁打ち相手として非常に優れているからです。
ただし、利用時のプロンプトによって得たい回答の品質に影響があるため、基礎的な活用方法を理解した上で、使用率と回答結果に基づく利用率(具体的な行動に繋げられた)も向上できると更に良いと思います。

 -今後の開発において、AIや機械学習をどのように活用していくべきだと思いますか?

<プロダクトオーナーTさん>
AIを前提にしたUX設計が重要だと思います。
これまでのプロダクトにAIを足すことは付加価値ではあるもののプロダクトの延長線に過ぎないので、AIがある世界を前提にUXをデザインすることが重要だと考えます。

<エンジニアWさん>
目的の明確化と基礎的な知識を身につけた上で活用していくべきだと思います。
ハルシネーションが起こるので、AIの出力結果をすべて正として行動するのではなく、正しい知識を付けた上で利用することが前提になってきます。
特定の分野やタスクでAIが高いパフォーマンスを発揮することは間違いないので、トライ&エラーを繰り返し、最終的に正しい回答を自分で導き出す判断力が必要です。局所的な専門性は非常に高いですが、全体の互換や依存を踏まえた設計にはまだ弱いので、設計やアーキテクチャを考慮し、最終的成果物が目的に合致するよう、設計段階での十分な準備が必要だと思います。
そのために、プロンプトの質を上げ、出力結果を精査し、目標となるものを想定できる基礎力を付けて活用していくべきだと思います。

 -おすすめ、またはハマっているAI活用法がありましたら教えてください!

<事業開発Oさん>
bolt.newというフロントからバックまでコード生成してくれるサービス。
初心者でも簡易的なシステムなら作れそうなので、何か作ってみたいです!

<プロダクトオーナーTさん>
音声の文字起こしからMTGのフィードバックを得ることはよく行っています。
録音しておいた会議のデータを文字起こししてテキスト情報を渡し、その内容について客観的に課題や自身のファシリテートの評価をしてもらって今後の改善点を洗い出すようにしています。

このようにフォーイットでは、AIを単なるツールではなく、チームの可能性を広げる「頼れるパートナー」として捉え、積極的な活用がされていました!

あとがき

長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます!
今回の結果を踏まえ、当社では今後、生成AIの安全かつ効果的な活用を促進するためのガイドラインの策定や、社内研修の実施を計画しています。技術の進化と共に、私たちの働き方も進化していくことでしょう!

2010年の創立以来、業績も右肩上がりの当社であなたも一緒に成長していきませんか?
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