モラルとは、社会や人として守るべき規範や決まりです。
モラルがない、モラルが欠けた行動は、周囲の人にストレスを与えてしまったり、信用されず付き合いがなくなったりしてしまうので気をつけなければいけません。
モラルが欠けた行動とは人の悪口を言ったり、何度も約束を破ってドタキャンしたりするような行動のことです。
信用を失うようなモラルが欠けた行動を控えて、モラルのある行動を取るように心がけましょう!
この記事では信用を失う行動5つと社会人として必ず守るべきモラルを紹介します。
ぜひ自分の日ごろの行動に当てはまるか確認しながら最後までご覧ください。
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「モラル」とは?モラルが大切な理由も解説!
モラルとは「倫理」や「道徳意識」のことを指し、社会や人として守るべき規範や決まりのことです。
倫理には「人として守り行うべき道」という意味を持ち、道徳は「人が正しい行為をするために、守り従わなければならない模範を集めたもの」という意味を持っています。
モラルという言葉は「その行動が正しいかどうか」という判断基準を示す時に使われることが多いです。
また論理感が欠落しており、社会的な常識がない行為は「モラルに欠ける行為」などと呼びます。
モラルに欠ける行為は周囲とうまく調和が取れなかったり、信用を失くしてしまったりします。
場合によっては付き合いを避けられてしまったり、会社であれば新しい仕事を任せてくれなくなったりして、良いことは何一つありません。
モラルを正しく理解して、モラルに欠ける行為をしないように気をつけましょう。
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信用を失う行動5選
「モラルに欠ける」「この人とは付き合えない」と思われてしまう信用を失う行動を5つ紹介します。
自分が当てはまる行動をしていないか確認してみましょう。
信用を失う行動1.悪口を言う
誰かの悪口を他の人に吹き込む言動は、誰からも信用されなくなります。
なぜなら聞かされている人は楽しくなかったり、「自分の悪口も誰かに言っているんだろうな」と感じたりするからです。
悪口を聞かされてもいい気はしないので、次第に人は周囲から減っていくでしょう。
人の悪口を避けるのがベストですが、何か嫌な気持ちになったらグチを言いたくなるものですよね。
その場合はグチよりも前向きな話が多くなるように心がけてみましょう!
信用を失う行動2.何度も約束を守らず、ドタキャンする
待ち合わせの約束をドタキャンしたり、明日までに返事をする約束を忘れたりする行動は周りからの信用を失くしてしまいます。
何度も約束を破ると相手はストレスや憤りを感じて、今後の付き合いを避けたり、止めたりしてくるのは確実です。
相手が自分のために時間を作ってくれていることを忘れずに、約束を守ってドタキャンを回避するようにしましょう。
信用を失う行動3.時間に遅れる
時間に余裕を持って到着する人と、いつもギリギリになったり遅れたりする人を比較すると、後者の人が信用されることはほぼありません。
最初のうちは時間に遅れても笑って済まされるかもしれませんが、何度も続くと「待たされてイライラする」「だらしない」など周囲から思われることが多いです。
職場でも時間にルーズだと非常識な人だと思われて印象が悪くなったり、評価が下がり仕事を任されなくなったりします。
周囲の人といい関係を築くためにも、時間に遅れないように余裕を持った行動を心がけましょう。
信用を失う行動4.自分が悪くても謝らない
意図的でなくても、ミスや自分が間違ったことには謝罪が必要です。
自分が悪いのに謝らない行動はモラルが低く、人として信用されません。
謝らない人は責任を取ることを避け、誰かが何とかしてくれる、自分さえよければ良いと考える傾向にありますので、当事者意識を持つように心がけてみてください。
謝罪をすることで迷惑を掛けられた人も水に流してくれるでしょうし、ミスで落とした信用を回復する機会も出てきます。
ミスや自分が間違ったことには謝罪するよう行動しましょう。
信用を失う行動5.お金を頻繁に借りている
「金の切れ目が縁の切れ目」ということわざの通り、お金に関することは信用を大きく左右します。
いつもお金がない、借りたお金を自分から返さないという行動が信用されることはありません。
ひどすぎると信用を失うばかりか、付き合いもなくなってしまうことも。
お金の使い方にはそれぞれの金銭感覚があるので自由に使うといいのですが、貸し借りは問題が起こりやすいので控えるようにしましょう。
社会人として守るべき4つのモラル
モラルは時代や地域、立場で異なってきますが、社会人として必ず守るべきモラルがあります。
モラルに反する行動を避けるだけではなく、知らず知らずのうちに法令に違反してしまうことを避けることができるので、ぜひご覧ください。
法令・ガイドライン
法律はもちろん、業界や業務で設けられているガイドラインを守ることはモラルを逸脱しないためにも重要です。
業界に関する法律やガイドラインを知らないと、無自覚に不正を行ってしまいかねません。
専門性の高い職種の場合は特に法律やガイドラインを確認しましょう。
たとえば化粧品や医薬品などにかかわる職種の場合、薬機法(正式名称:医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)や景品表示法(正式名称:不当景品類及び不当表示防止法)を熟知しておく必要があります。
景品表示法を知らずに根拠のないデータをもとに広告を作ってしまうと、「景品表示法違反」の罪に問われかねません。
自分が勤めている業界に関わる法律、ガイドラインを今一度確認してみましょう。
服務規律
服務規律とは業務遂行にあたり「従業員が遵守すべき義務やルール」のことです。
服務規律は会社のコンプライアンスを遵守するために重要なもので、「やるべきこと」や「やってはいけないこと」の基準が書かれています。
たとえば職場のパソコンを私的に利用しない、会社の部品は許可もなく持ち出さないなどが書かれています。
服務規律に違反した場合は、モラルに反するのはもちろん、懲戒処分の対象になってしまいます。
服務規律の作成は義務ではないので企業によっては作成していない場合もありますが、一般的に服務規律は就業規則に含まれているので改めて確認してみましょう。
ビジネスマナー
ビジネスマナーとは社会人が企業で働く上で必要とされるマナーの総称です。
ビジネスの現場において仕事を円滑に進めるための礼儀作法を意味します。
「モラルのない人」と思われないよう、ビジネスマナーも習得しましょう。
ビジネスマナーは多岐に渡り、以下のようなマナーがあります。
- 身だしなみ
- 言葉遣い
- 電話対応
- 名刺交換
- ビジネス文書
- 訪問・来客対応
ビジネスでは上司や先輩、社外のお客様など世代やキャリアが異なる相手と接します。
そんな人たちを相手に円滑にコミュニケーションを取る潤滑油となるのがビジネスマナーです。
仕事相手との信頼関係が生まれ、スムーズにビジネスを展開できるので身につけておきましょう。
一般的なマナー
ビジネスに限らず、一般的なマナーを守ることは重要です。
一般的なマナーとは「話しかけられたら返事をする」、「あいさつをする」、「時間を守る」などがあります。
とくに役職があったり勤続年数が長くなってきたりすると、部下や後輩へのマナーを忘れてしまう人もいます。
仕事で関わるすべての人を、1人の人間として尊重してルールやマナー守るようにしましょう。
基本的なルールやマナーを守ることで「この人はモラルを守る人だ」と周囲から思ってもらえるので、今一度自分の行動を見直してみましょう。
まとめ
信用を失う行動5つと、社会人として守るべき4つのモラルを紹介してきました。
信用を失う行動を読んでみて、自分の行動に当てはまる行動はあったでしょうか?
自分が悪いのに謝らなかったり、お金を頻繁に借りたりする行動は、信用を失ってしまいかねない行動です。
信用を失う行動を繰り返してしまうと、相手にストレスを与えてしまったり、距離を取られてしまったりします。
良い関係が崩れてしまわないよう配慮して、モラルのある行動を心がけるようにしましょう!
社会人としてモラルのある行動を行うには、法令やガイドライン、服務規律、ビジネスマナーなどを参考にするのがおすすめです。
特に法令はモラルに反するのはもちろん、何らかの罪に問われかねないので業界に関わる法令やガイドラインを確認してみましょう!
foriioではコンプライアンスを遵守を心がけています。
コンプライアンスとは法令はもちろん、社会規範やルールなども守って企業活動を行うことです。
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