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今回、フライヤーのミッションについての理解を深め、メンバー同士で互いの体験をシェアするために、「ミッションワーク」を開催しました。ワークの内容とともに、ミッションに込めた思いについてお届けします!
なぜ、いまミッションワークなのか?
本の要約サービスを運営するフライヤーのミッションは「ヒラメキ溢れる世界をつくる」。創業時から、このミッションに共感した多くのメンバーがフライヤーに参画しました。メンバーが50名を超えたこと、そしてフライヤーのプロダクト、サービスを一緒につくってくださるメンバーが社外にもますます広がっていることから、「多様なステークホルダーの方々が、ミッションのイメージをもちやすくなるよう、さらに具体化した文章をつくるのはどうか?」という声があがりました。
そこで、ミッションをさらに具体化した「ミッションステートメント」をつくることに。代表取締役の大賀さんが創業時にミッションに込めた思いや、これからフライヤーでめざす世界について語った言葉をもとにステートメント案をつくり、そこにメンバーみんなの声をとりいれてブラッシュアップする運びとなりました。
これまで、フライヤーの行動指針である6つのバリューについて理解を深める「バリューワーク」というワークは定期的に開かれていました。ですが、ミッションについて理解を深めて語り合うワークは、今回が初の試みでした。
ミッションワークの目的
・個々人の具体的エピソードをシェアいただきながら、個々人のミッションと会社のミッションを結びつける。
・ミッションをより具体化したミッションステートメントの改良アイデアを募ることで、みんなでミッションステートメントをつくる。
ミッションステートメントに込めた意味
ここで大賀さんから、ミッションやミッションステートメントに込めた意味や願いについて語っていただきました。
大賀さん:多様な知が蓄積されると、色々な場面でヒラメキが生まれやすくなります。また、多様な背景・立場の人に対しても共感を抱き、他者を理解しようという気持ちが芽生えていく。そうした世界では、周囲の人の気持ちを理解できたり、不安が解消されて挑戦を楽しめたりする人が増えていく―――。そうすれば人はいまよりも生きやすくなり、仕事での成果も出やすくなるはず。こうした壮大な仮説を実現するプロジェクトがフライヤーだと考えています。
ここからは2つのお題について考えて、ディビジョン横断でグループワークタイムへ。
Q1.フライヤーのミッションが体現されていると感じた具体的なアクションや企画・施策はどのようなものですか?
Q2.フライヤーのミッションのどんなところに共感していますか?
とはいえ、いきなりイメージが湧きにくいかもしれないので、2人のメンバーにそれぞれ具体的なエピソードをシェアしていただきました。お一人はプロダクトデベロップメントモバイルアプリケーショングループマネージャーである牧瀬奈緒美さん、もう一人は執行役員である伊藤祐介さんです。
牧瀬奈緒美さんからのエピソードシェア
ミッションステートメントにも「共感」という言葉がありましたが、ヒラメキが生まれるには個人の知だけでなく、他者への働きかけや他者との相互作用が必要になると思いました。そうしたかたちでミッションを体現していると思った企画が、「学びメモ(注1)」です。ソーシャルリーディング機能である「学びメモ」のコンセプトは、要約だけでなく、他者の気づきや学びのコメントからも多角的な学びを得て、アウトプットの意欲が湧くというものでした。知が人を介して広がっていき、また新たな知を生んでいくところがフライヤーらしいなと思いました。
また、読書コミュニティflier book laboの黎明期でも、こんなサービスコンセプトを大事にしようという話がありました。「本からの知を得て、自分自身で学び、仲間からの問いかけをもとに学ぶ。そしてエネルギーを蓄えて、仕事を通じてアウトプットする」。こうしたヒラメキを追求していく姿勢は、フライヤーのDNAなのかなと、今日改めて感じています。
(注1)学びメモとは? 要約を読んで気がついたことや学んだことをメモして、他の人とシェアすることができる機能
伊藤祐介さんからのエピソードシェア
フライヤーのミッションで特に共感をおぼえた点は2点あります。1点目は、自分自身がビジネス書に救われた経験があり、それをビジネスパーソンにも体験していただきたいと思ったことです。私は20代では広告会社に勤めていて、30代はコンサルタントにキャリアチェンジをしました。それまで知らなかった財務についてビジネス書で勉強できましたし、仕事へのスタンスを振り返る機会にもなりました。ビジネス書は無謀にも思える挑戦を支えてくれるもので、フライヤーは人生を変える可能性があるサービスだと考えています。
2点目は、知を扱うサービスの「無限の可能性」を感じたことです。法人向けのサービスでは、顧客企業の業界や規模が明確に定められている場合が多いですが、フライヤーの場合は、働く人・学ぶ人みんなに使っていただけるサービスなので、どんな企業でも誰でもターゲットになります。知をドメインにすることで、色々な市場に広げていけるチャンスがあり、そこに無限の可能性があると感じています。
改めてミッションに向き合う
グループワークでは各チームから多様な意見や体験のシェアがありました。1つ1つをここで紹介したいですが、そのうち一部を紹介します。
・新しい施策をおこなう前に、その施策がミッションに沿っているかという話が出てくるのがフライヤーらしいなと思う。
・ミッションを実現させるためには、自分たちが先に行こうという意識をもつ必要がある。
・「読者が選ぶビジネス書グランプリ(注2)」は、本の知をより多くの方に届けていき、「三方良し」をめざすという意味で、ミッションが体現されていると思った。
・フライヤーの動画「Dig Talk(注3)」や「RISING(注3)」もユーザーが知にアクセスする助けになっていて、悩みを解決できるなど、ヒラメキを得る場になっている。
・各ディビジョン(部署)の仕事やプロジェクトの活動について学ぶflier studioなど、社内でもヒラメキが生まれやすい環境が整備されている。
最後に、ミッションステートメントへの意見やミッションワークの感想を各自書いていただき、ワークはおひらきとなりました。いただいた振り返りのコメントからも多くの学びを得ることができ、「ミッションについてこんなに深く、一緒に向き合える仲間に恵まれているって幸せだな」と思いました。同時に、自分一人では得られない気づきの宝庫で、視点の多様性がいかに大切なのかを感じました。
ミッションワークについてダイジェストでお届けしましたが、いかがでしたか? フライヤーでは新卒採用、中途採用をおこなっています。フライヤーのミッションに興味や共感する点がありましたら、お気軽にお声がけいただけると嬉しいです!
(注2)「読者が選ぶビジネス書グランプリ」とは? ビジネスパーソンが「読むべき本」を選出するコンテスト。
(注3)動画コンテンツ「Dig Talk」、「RISING」とは? ビジネスからリベラルアーツまで幅広くテーマを設定し、各回ゲストを招いて、今ビジネスパーソンに知ってもらいたい「学び」を“動画”で提供する機能