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【フラッグの現場に聞く vol.3】日々の課題解決に取り組むエンジニアに直撃!〜コロナ禍のライブ配信を盛り上げる新サービスとは〜

こんにちは。フラッグで広報を担当している薄(うすき)です。

ライブ配信事業も手がけるフラッグでは、コロナ禍にオンラインでの開催が加速する各種イベントでのコミュニケーションを盛り上げるべく、Twitter/YouTube連動型ライブ配信用テロップシステム『frenzee』をリリースいたしました。

そこで今回は、本サービスを開発した大阪オフィスのメンバーにインタビュー!

『frenzee』の特徴や開発に至るまでのストーリー、さらには入社の経緯やその他のエンジニアとしてのお仕事についても伺いました。


右:角森祐司さん(大阪オフィス マネージャー)2011年4月入社
左:下川博礼さん(バックエンドエンジニア)2020年12月入社


:早速ですが、『frenzee』について教えていただけますか?

角森:ユーザーが参加できることによって、ライブ配信での盛り上がりを演出することをコンセプトに開発したツールです。『frenzee』というサービス名は、熱狂とか極度の興奮状態を意味する英単語の“frenzy”が由来となっています。内容としては、TwitterやYouTubeに寄せられたユーザーの声をリアルタイムに抽出し、ライブ配信画面に表示できるというものになります。ライブ配信の映像に重ねてテロップを表示させる形になるので、合成できるスイッチングデバイスさえあれば、あらゆる配信プラットフォームにも対応可能です。


(『frenzee』システム構成の例)


:開発にあたってどのようなシステムを構築されたんですか?

角森:ユーザーの声をリアルタイムで拾い上げる中で、載せられない言葉が出てくる可能性もあるので、画面上で精査してピックアップできるような仕組みを構築しました。あらかじめNGワードを登録しておくと、該当するワードが含まれている場合は太字で赤く表示されるので、オペレーターの目で見て掲載できるかどうか判断してもらう形になります。

:あらかじめ設定したNGワードを含んだコメントはすべて除外するというわけではなく、人間の目で判断する必要があるんですね。

角森:そうですね。NGワードと言っても、例えば「エロ」というワードをNGとする場合、それを含む「ピエロ」というワードであればOKだったりしますので、最終的にはオペレーターの判断になります。

:今回特にこだわった部分はありますか?

角森:Twitter社が提供しているAPIを使ってコメントを抽出するのですが、リアルタイムで抽出する際にできるだけ取りこぼしがないように実装したり、コメントが多すぎてシステムがパンクすることがないような仕組みを作ったりだとか、その辺りのことは設計初期の段階で特に気をつけるようにしました。


スピード感や柔軟さが自社開発の強み

:『frenzee』の売りとなるポイントはありますか?

角森:世の中には類似サービスがあり、値段も内容もそれほど変わらないのですが、フラッグが自社開発することに意味があると思っています。現場(ライブ配信チーム)からの要望をすぐに反映できるスピード感や、どんな要望にも柔軟に対応できる点が強みなのではないかなと考えています。

:なるほど。コロナ禍ではリアルイベントから急遽オンラインに変更となることも多いので、スピード感は特に求められるでしょうね。さて、開発に至った経緯をお聞きしたいのですが、きっかけとしてはライブ配信チームからの要望があったのでしょうか?

角森:もともとは2020年の11月に、久保社長から今後の方向性の一例として、他社の類似サービスの情報を共有いただいたのがきっかけです。僕としても何か新しいサービスをできないかなと考えていた中で、これまでやってきた知識や経験がすぐにでも活かせそうだなと感じたので、「やりたいです!」と即答しました。話を進めるにあたって、ライブ配信チームにヒアリングをして、要望や課題を伺ったところ、すぐに形にできそうだったのが『frenzee』でした。まずはプロトタイプとして、2020年の年末に配信予定のイベントで使いたいという要望があったので、それに向けて12月の頭から開発を始めました。

:およそ1ヶ月でプロトタイプを作るっていうのはすごいことなんじゃないかなと思ったんですが、通常はそれぐらいでできるものなんですか?

角森:もちろん開発する内容にもよりますが、今回はまずプロトタイプとしてリリースした上で改良していくという前提でしたし、『frenzee』で使っているTwitterのAPIの取り扱いに慣れていたということもあり、比較的スムーズに開発を進めることができました。また、東京本社のフロントエンドエンジニアともうまく連携できたことも、スピーディーな開発を実現できた要因の一つでした。

:下川さんはまさに『frenzee』開発中という時期に入社されましたが、どの部分を担当されたんですか?

下川:僕はプロトタイプ版に関してはほとんどノータッチです。年末のライブ配信で使用された後に現場のスタッフからフィードバックをもらい、より使い勝手の良いものに改善していくための実装を角森さんと一緒に進めていきました。具体的には、プロトタイプではTwitterからの投稿のみ取得できる仕様だったものを、YouTubeのチャットからも取得できるようにしました。

:すでにさまざまな案件で活用され、少しづつ実績が増えている印象ですが、見えてきた課題はありますか?

角森:今回は目の前の案件に照準を絞って作ったということもあり、サービスとして売っていくという点では、まだまだ力を入れていく必要があると感じているので、その体制づくりを整えていくことが課題ですね。そのためには、売る側の意見や市場を把握した方々の意見も取り入れることが大事だなと思っています。


エンジニアになった理由


:ここからは、お二人がフラッグでエンジニアとして働くようになるまで、どのような経緯があったのかお聞きしたいと思います。角森さんはもともとWebデザイナーをされてましたよね?

角森:もともとはWebデザイナーとして入社をして、Flashでアニメーションを作ったり、コーディングなども担当していました。デザインの仕事をやっていると、クライアントやディレクターの指示が抽象的で、「かっこいいイメージ」とか「かわいい雰囲気で」といった要望を咀嚼して形にすることが苦手だったんですね。それに比べてプログラミングは白黒はっきりしていて扱いやすく、それまで手間だったことがプログラミングの力で解決できることにも楽しみを覚えて、そちらの方に移っていきました。

:下川さんはもともとエンジニアを目指されていたんですか?

下川:大学では経済学部に入っていたのですが、自分で開発する仕事に興味があったので、将来は開発に携わりたいと思っていました。ただ、最初の就職先は大学時代に所属していたバスケ部の顧問の先生の紹介で入社した、農業関連の企業でした。そこでは設計の仕事が中心で、CADを使って設計図を製作したりしていました。

:現在の仕事とは異なる職種だったようですが、どのタイミングで開発の勉強をされたんですか?

下川:先生の紹介で入社させていただいた会社でしたが、入社直前のタイミングに新型コロナウイルスが流行したことで、改めて自分の興味のある分野で将来性のある仕事がしたいと考えるようになったんです。そこでITエンジニアを目指そうと思って、仕事から帰ったら独学でIT関連の勉強をするというのを4ヶ月ほど続けてから、転職活動を始めました。

:転職活動をされた中で、フラッグのどの部分に魅力を感じたんですか?

下川:関西圏で働けて、IT関係のシステムに携われる仕事を探していた中で、フラッグの求人にはTwitterを利用したシステムの開発に携われるという募集があって、SNSを活用しているというところに興味を持ちました。フラッグのホームページには自分も聞いたことのある名前の企業の案件の実績が紹介されていて、すごいなと。さらに調べると、バスケに関わる案件も手がけていたので、その点にも惹かれました。

:面接は角森さんが担当されたんですよね? 当時の下川さんの印象はいかがでしたか?

角森:じつは二度に渡って面接させてもらったんですよね。リモートでの面接で、ポートフォリオを見せてもらって、それについて色々質問させてもらったんですが、まだ勉強中かなと思える部分があって、不採用の連絡をしているんです。

:はじめは不採用だったんですか?

角森:はい。でも、その時に返信をもらったメールの内容の印象がとても良かったので、再度面接させてもらうことにしました。入社したら実際にやってもらいたいと思っていた言語とポートフォリオで見せてもらった言語が違ったというのがあったので、こちらから課題を出させてもらった上で、検討したいと考えました。実際のところは新たな言語を使った課題を出された場合に自走力があるかどうかを見てみたかっただけなんですが、ある程度形にしてきてくれて。下川君は23歳と若いですし、これからどんどん経験を積んでいけば伸びるんじゃないかと思い、採用を決めました。

:人間性や伸びしろに惹かれて採用を決められたんですね。

エンジニアのやりがいは課題解決


:お二人は仕事をする上でどんな時にやりがいを感じますか?

角森:僕自身はあまり仕事に対してやりがいを求めるタイプではないのですが、エンジニアリングしていく上では解決すべき課題があるからこそやるわけなので、プログラムを書くことで困っていることを解決できたら嬉しいというのはありますね。あとは最近、下川君が「基本情報技術者試験」という国家試験を受験して合格したんです。モチベーションを持って新しいことに挑戦してもらえたことが嬉しいですし、下川君が成長してくれることにはやりがいを感じますね。

下川:僕はシンプルに、自分が作ったものが表に出た瞬間に嬉しくなりますね。例えば最近ですと、社内でプロジェクト管理に使っているBacklogとSlackを連携させるシステムを作ったのですが、ちゃんと実行されているのを確認できて、プロジェクトが動いていることが実感できた時にはやりがいを感じました。

:下川さんは入社されて半年が経ちましたが、他にはどんな案件を担当されたんですか?

下川: 3×3(スリー・エックス・スリー)という3人制バスケの大会のライブ配信をフラッグが担当しているのですが、その配信で使用するシステムを開発しました。もともとは配信画面にスポンサー企業のロゴを掲出できるようにしたいという依頼から、得点とタイマーも一緒に表示させたいという要望も加わって、全て対応しました。面接では「開発でバスケに関われる機会はあまりないかも」と言われていましたが、入社して割とすぐにバスケの案件に関わることができたので、嬉しかったです。実際に試合会場で僕がオペレーターとなってシステムを操作させていただいて、作る側と使う側の2つの目線で考える力を養うことができたので、とても貴重な経験になりました。


(「6th 3×3 JAPAN CHAMPIONSHIPS」会場にて)


下川:他には、角森さんが開発されたTwitterキャンペーンツールをベースに、それぞれのプロモーション施策に合わせて追加で開発する必要がある場合に、新たにシステムを作ったりしています。


とりあえずやってみる

:お二人が仕事をする上で心がけていることは何ですか?

角森:僕はとりあえずやってみることですね。例えばですけど、TikTokというサービスが新たに出たら、とりあえずアカウントを作ってみるとか、普段から情報収集する中で新しいものや気になるサービスや技術があったら、とりあえず試すようにしています。

下川:僕はまだエンジニアとしては駆け出しなので、分からないことの方が多いですけど、「これやってみない?」と声をかけていただいた時に、分からないことを理由には断らないようにしたいと思っています。

:素晴らしいですね。ところで、フラッグの良さはどんなところだと思いますか?

角森:社長をはじめ、他のスタッフに対してもあまり気を遣うことがなくて、部内の雰囲気もすごくいいので、働きやすいです。意見がしやすいということは、新しいことを始めやすいということでもありますし、やりたいと言った時にフットワーク軽く実現できる環境があるというのは、会社としても強みなんじゃないかなと思いますね。

:たしか「PORTER」というファイル転送サービスのシステムも、角森さんが作りたいと言って実現されたとか?

角森:そうですね。これは昨年リニューアルもしましたが、初めて作る時も、リニューアルする時も、自分からやりたいと言って任せてもらいました。もちろん、何でも言えばやらせてもらえるという訳ではないんですけど、やりたい理由がはっきりしていれば挑戦する機会を与えてもらえるので、働きやすいですね。


(自社開発ファイル転送サービス「PORTER」のロゴ)


:下川さんはフラッグのどんなところに良さを感じますか?

下川:オフィスの雰囲気に対して良さを感じています。コロナ禍に入社したのでオフィスにはあまり行く機会がないのですが、出社した時には皆さんが気軽に話しかけてくれたりとか、仕事をしていても堅苦しい感じがなくて、すごく出社したいと思えるようなオフィスです。あとは、コロナ禍ということで、「出社は任意でいいよ」と言っていただいたり、会社が柔軟に対応してくれているところも有り難いです。

:今後の抱負についてお聞かせください。

角森:先程お話ししたような、作ったシステムを売っていくための体制づくりを整えていきたいというのは抱負の一つですね。個人としては、エンジニアとしての知識や能力を高めていきたいです。下川君とは年齢が20歳以上も離れていますが、年齢を理由に成長を止めたくないので、今後も言語の習得も含めて勉強し続けようと思っています。

下川:僕も負けてられないなと思ったので、引き続き勉強を頑張っていきたいです。あとは、これまではどうやって作るかということにしかフォーカスを当てていなかったんですけど、先程の角森さんのお話を受けて、売るための体制づくりに貢献できるよう、もっと広い視野を持って開発できるようになりたいなと思いました。

:最後に、どんな人がフラッグに向いていると思いますか?

角森:やりたいことが明確であったり、入社してからのビジョンがはっきりしている人はフラッグでやりたいことができるんじゃないかと思います。

下川:会社が常に新しいことに挑戦している印象があるので、新しいものが好きだったり、好奇心をもったチャレンジ精神のある人が向いているんじゃないかと思います。

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