4月1日付の組織変更で新たにマネージャーとなった面々をご紹介できればと思います。今回はAndroid開発チームの佐多さん。今後、FiNCの開発組織を牽引する存在ですので、ぜひご覧いただけると嬉しいです!
皆さん、初めまして!FiNC Technologiesの佐多健太郎です。FiNCには2016年2月に入社し、現在はAndroid開発チームのマネージャーをしています。私がFiNCに入社した経緯や、今後作っていきたい組織像などお話しできればと思います。
面白いプロダクトを求め、開いたエンジニアの道
FiNCには2016年2月に入社しましたが、それまでは旅行系マッチングサービスの企画営業のインターンを経て、30名くらいの中堅SIerでJavaを用いた開発全般から企画、QAまで幅広く担当していました。当時から「プロダクトの面白さ」が軸にあり、私がインターンで働いていた企業も今で言うところのAirbnbみたいなサービス面白いなと思ったのがきっかけでした。
ただ、インターン時代に「ここを改善したら良くなると思います!」と提案しても、エンジニアからは「それは難しい!」と断られるばかりで、それは技術的に難しいことなのか、それとも個人の能力的に難しいことなのか疑問に感じていました。なので自分もプロダクトを作る立場を経験しようと思い、社会人としての最初のキャリアは未経験でもコードをガンガン書かせてもらえそうな環境を選びました。
自分とは全く異なるタイプが集まる環境で、プロダクトに大きな影響を与えられる存在に
SIer時代にはWebサービス・モバイルアプリ・社内システムなど一通り経験することができたので、エンジニアとしての次のステップはずっと考えていました。軸は2つ。一つ目は「プロダクトの面白さ」、もう一つは「もともと企画デザイン志向なので、プロダクトに影響を及ぼしやすい場所」でした。そんな中インターン時代の友人経由でFiNCのエンジニアと繋がり、現代表取締役CEOの南野を含め、複数名とお話する機会をいただきました。
第一印象は自分と違うタイプの人が多く、とにかく勢いがある企業だなと思いました。またエンジニアがプロダクトに及ぼせる影響範囲は一番広い。ここであればエンジニアとしての成長も、人を巻き込む力も両方身につけられると思い、FiNCへの入社を決意しました。勿論、他の選択肢もありましたが、自分が一番事業成長に貢献できると感じた企業も、自分が一番成長できると感じた企業も、どちらもFiNCだったので迷いはなかったです。
実際に入社してからも、プロダクトに対してエンジニアが及ぼせる影響範囲は広いなと感じました。また社内のコミュニケーションもかなり自由度が高く、自分次第で変えられることも多いとも感じました。経営層とここまでカジュアルにコミュニケーションを取れる環境も珍しいと思います。
心理的安全性を高め、良いものを作ることを楽しめるチームを作る
現在はAndroid開発チームのマネージャーを務めていますが、大事にしていることはエンジニアとかQAとかPMとか関係なく「良いものを作ることを楽しんでいるチームを作ること」です。少し脱線してしまいますが、プロダクト作りにおいて技術力と同じくらい重要なのがコミュニケーションだと私は思っています。心理的安全性が確保できていないと「できない」という言葉が「”能力的に”できない」なのか、そもそも「したくない」のかも判断できなくなります。”良いものを作る”という方向に向いていないと、どうしても自己保身が強くなってしまいます。これは個人の問題というよりも組織の問題だと思っています。
だからこそ、心理的安全性が確保され、”良いものを作る”ことに意識が向けられているチームが出来上がるに比例して、UI/UXも開発スピードもメンバーの顔つきも良くなってきます。またクライアントサイドはユーザー視点の「うまく言葉にできないけど、これ良いよね!」という曖昧な感覚も大事だと思っています。勿論、良いものとは何か?を本気で考えることは、言われたものを作っていればOKなのと違って難易度は非常に高いですが、良いものの定義は人それぞれあって良いと思いますし、だからこそ面白いと思っています。
技術の為の技術ではなく、プロダクトの為の技術であるべき
FiNCのAndroid開発チームは、一言で言えば「目的思考の強いチーム」だと思います。エンジニアの為のエンジニアリングはしていなくて、「これってユーザーの為になっているんだっけ?」を判断基準にして、建設的なコミュニケーションができていると思います。タイプもバラバラですが、全員が課題から打ち手までをちゃんと考えられる人材ばかりです。
今後はプロダクトの戦略も意識しつつ、良いものを作ることを楽しんでいけるチームの輪を広げ、会社全体にも伝播させていく必要があると思っています。その為には自分視点ではなく、ユーザー視点で良いものを作りたい!とか、その為にはサーバーサイドもクライアントサイドも関係なく、どっちもやりたい!みたいな思考を持った人材を増やしていきたいなと思っています。
ダイバーシティはキープしていきたいと思っているので、UX改善の為に技術を常にアップデートし続けられるテッキーなエンジニアが少し不足しているかなと感じています。なので、技術の為の技術ではなく、プロダクトの為の技術であるといった課題感を持った人と一緒に働きたいなと思っています。活躍できるポストは空いていますし、ゆくゆくはサーバーサイドへのコンバートを検討している方でもOKです。ご興味をお持ちいただける方のご応募、お待ちしております!
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