当社では、社員が主体的にスキルアップできるよう、定期的に勉強会「Hello Study」を開催しています。
Hello Study は、各チームが自由に学びたいテーマを選び、定期的に知識を共有し合う場です。
今回の記事では、各チームが Hello Study を通じて学んだことや発見した知見を紹介します。
各チームの学びの成果をお楽しみください!
私たちのチームは「現代短歌」のテーマを選びました。
目次
メンバー紹介
Hello Studyで実践したこと
はじめての短歌制作
短歌歴0年の3人。まずは事前知識なしで短歌を作成してみました。
テーマ:「6月6日」または自由
閑利武 亜来
余裕かなと思ってたのに 何かめっちゃ難しくない? 短歌、一体お前何者やねん増利笑 富歌人
洗う上ばきのシミに思う 巣立ちまでの時間(とき)はもう目の前紫宮 寿
UFOが あっちこっち行って 落っこちた 6月6日は ドラえもんの日現代短歌とは
まず、短歌とは、5・7・5・7・7のリズム(音数)で読む定型詩のことです。
前半の5・7・5を上の句、7・7を下の句と呼びます。一首、二首と数えます。
俳句とは違い、季語を必要としません。また、自由律短歌のように、5・7・5・7・7のリズムに当てはまらない短歌もあります。
諸説ありますが、明治時代以降の歌を「短歌」、それまでの伝統的な歌を「和歌」と呼び分けるそうです。さらに、明治以降の歌を「近代短歌」、現代のものを「現代短歌」と呼ぶそうです。
今回は、「現代短歌」を学習の対象としました。
著名な短歌でお気に入りを紹介し合う
俵万智さんや木下龍也さん、宇都宮敦さんなど、他にもネットで調べて出てきた良さそうな短歌などを、お互いに紹介し合いました。
また、お互いが紹介した短歌に対して、それぞれ感想を言い合いました。
同じ短歌を選んで共感しあったり、お互いの違った観点で短歌をいろんな角度から鑑賞できて、とても和気藹々と楽しい時間になりました。
現代短歌の作り方のコツ
短歌のコツってあるのかなということが気になり、調べてみました。
そうするといろいろなサイトで紹介されていました。しっかり参考にします。
《人の歌を読む》
《手紙を書くつもりで》
《「出来事」+「思い」の構造で》
《主観的な形容詞を避ける》
《比喩を上手に使おう》
《生き生きとした会話を入れる》
《数字&固有名詞を有効活用》
《季節&色彩を取り入れて》
《擬音&擬態語でドラマチックに》
《季語や切れ字は必要ない》
《要素を詰め込みすぎない》
《書かなくても意味が伝わることはカットしてOK》
《思ったことを書き留める》
《思った舞台となるシチュエーションを作る》
《テーマを五・七・五の上の句の形式に、思ったことを七・七の形式に入れ込む》
《思いのメインになる言葉を避ける》
《自分の心に残っているイメージを大切にする》
《5音、7音に言葉を調整しながら整える》
短歌を作ってみた
著名な短歌を学び、作り方のコツを学んで、改めて短歌を詠んでみました。
普通に短歌を詠むというのも面白みに欠けるので、どうせ詠むなら投稿サイトに投稿しちゃうか!と、いろいろ探した結果、以下のようなサイトでチャレンジしよう、となりました。
『うたらば』さん
投稿作品に選ばれると写真を添えてくれるとても素敵なサイト

うたらば|短歌と写真のフリーペーパー
『うたの日』さん
毎日いろいろな人がお題沿って短歌を投稿しているサイトで評をいただけることもある
『NHK短歌』さん
いつか全国デビューを夢みて...

NHK短歌
上記のようなサイトのお題をもとに、自分たちもテーマに沿って短歌を詠んで評を送りあったり、一首の短歌をみんなで改変したり(チーム内では「くちゃくちゃする」と呼ぶ)と、いろいろな形でアプローチしました。
そしていよいよ、投稿です。
投稿してみた
いろいろな形で学んだ短歌スキル、もう我々はカンストしたでしょう!と、意気揚々と投稿サイトの侵略を開始しました。もう絶賛の嵐!採用されまくること間違いなし!
……の意気込みは早々に打ち砕かれることになります。
いや、もう世間のみなさまの語彙力の高さ、言葉がなくても想起させる風景、感服するばかりです。
短歌バンザイ。
ちなみに増利笑富歌人さんは7/18から毎日欠かさず『うたの日』さんで投稿を継続中とのこと。
いつかは秀歌を取りたいと意気込んでいます。
やってみよう
ここで一つお題を用意しました。
次の短歌の下の句を埋めてみてください。
お気に入りの一首とHelloStudyの感想
最後に、メンバーそれぞれの今回のHello Studyの中で作成した短歌の中からお気に入りの一首と、感想を紹介します。
- 増利笑富歌人
やっていて言葉遊びがクセになる。現代短歌を趣味で続ける。
興味ある人は一緒にやりましょう。恥ずかしがらずに軽い気持ちで。
照れますが、自分の中でのお気に入り。感想とかはご遠慮ください。
「正しくはこちらです」ただそれだけを伝える世直しアボカドのカ- 閑利武 亜来
ルールがあるようでなくて、正解がない。
よく考えないと作り手の伝たいことが分からない(考えても分からない)
というのが今まで習ってきた「創作の基本中の基本」と真逆ですごく難しかったです
またやっちゃった 引きずる影の 帰り道 大丈夫だよと 推し色の空- 紫宮 寿
短歌に少しでも触れたことで、新しい言葉の世界が開けたような気がします。
短歌のおかげかわかりませんが、仕事の中でも文章を作成するときに、「本当は何を言いたいのか」を気にし始めるようになりました。
お気に入りは投稿サイトに投稿したけど不採用だった一首です。
お前まじ許さねえから覚悟しろ 今日はとことん甘やかしてやる参考書籍・URL
- 木下 龍也『あなたのための短歌集』(2021)
- 木下 龍也『天才による凡人のための短歌教室』(2020)
- SNS時代、若者の間で短歌ブームが到来!? 短歌の魅力とは?|静岡新聞アットエス
- 【300首】有名な現代短歌をいっぱい紹介したい!!!|工藤吉生📘沼の夢
- 『サラダ記念日』の俵万智が教える、思いが伝わる短歌のコツ。「出来事」と「思い」が基本構造《俵万智さんの短歌入門レッスン・実践編》 俵万智さんの短歌入門レッスン|教養|婦人公論.jp
- 短歌の作り方&長く続けていくための秘訣【事例付き】
- 短歌の作り方 | 短歌の作り方 - 短歌大学 ~カンタン短歌の作り方~ 公募短歌入選を目指して
- 中学生の短歌の作り方 | 短歌の作り方 - 短歌大学 ~カンタン短歌の作り方~ 公募短歌入選を目指して