こんにちは。Favor株式会社の由井です。今回はインターン生の鈴木心菜さんにインタビューさせていただきます!
—立教大・ここなさんの情熱インターン体験
「やりたいことをやらせてもらえる環境がここにはあるんです」
立教大学コミュニティ福祉学部に通うここなさん(20歳)は、今まさにFavorの新規事業チームの一員として本気で働いています。
学生でありながら「起業をして偉大な社会貢献をする」という夢を掲げ、その夢に向かって“人生を賭ける覚悟”で毎日を走り抜ける彼女に話を聞きました。
ーまずは簡単に自己紹介をお願いします!
こんにちは!みんなの太陽、鈴木心菜と申します!立教大学コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科に所属している3年生です。
みんなの太陽!素敵なキャッチフレーズですね〜!お話しする前から元気が伝わってきます!
ー大学生活では、どんなことに力を入れてるんですか?
大学では主に社会に関することを広く学んでいて、人間の生き方や社会の構造といった本質的なところに目を向けて自分自身で根本的な問いを立てながら考えを深めています。ビジネスと相反する視点もあれば親和性のある視点もあり、とても興味深い学問だと感じております。
その他にも、学生講師として自分のクラスを受け持って毎週100分間リーダーシップに関する講義を担った経験があったり、ビジネスコンテストに挑戦したり、銃の免許の試験に合格したことがあるなど、常に向上心を持って様々なことに取り組んできました。
ですが、今はもうこの新規事業のインターンに全力でコミットしています。人生を懸けて取り組んでいます。
人生を賭けるって、すごい覚悟ですね…!どうしてそこまで強い想いを?
起業して、自分の手で社会に大きな価値を提供したいと本気で考えているからです。私にとってビジネスは、単に経済的な成功を追うものではなく、「構造として持続可能な社会貢献の仕組み」をつくる手段です。将来的には社会課題に対して価値ある解決策を提供するための、“一過性の支援”ではない持続可能かつ再現可能な仕組みとして機能するビジネスモデルを生み出したいです。だからこそ今、責任ある実務を経験し、自分の理想を現実に転換できる力を身につけたいと思っています。
ーインターンに参加するきっかけは何だったんですか?
ビジネスコンテストを運営する団体に所属していて、自分の実力が全然足りていないと感じた経験があり、このままではいけないと思ったことがきっかけです。高い環境に身を置いていられる自分でいたくて、もっと自分を強くしなくてはと思い、実戦的な経験を積める新規事業のインターンを探すことにしました。
なるほど…悔しさを力に変える姿勢、素敵だと思います。
はい。それで、すぐさまWantedlyで募集を探して。この会社の募集要項を見て色んなことがオンラインで完結すると知って、この会社は会議をすること自体が目的になってしまうといったような意味のない時間が流れていくような会社ではないと考えました。そして、結果を求めて着実に経験を積むことができ、長期インターンをしたことによる付加価値が多く得られるのではないかと判断し、応募しました。今振り返ると、その判断は非常に正しかったと思います。
ー実際にはどんな業務をしてるんですか?
単なるアイデア出しや事業計画書の作成で終わるのではなく、実際に考えを形にして、世の中で“使われる”ものをつくるための実務を、事業責任者として担当させていただいています。
0から責任を持って担当していて、市場リサーチやユーザーヒアリングなどを通じて、社会に本当に求められているニーズを洗い出すところから始めています。そのうえで、PMF(プロダクト・マーケット・フィット)を目指して、試作と検証を繰り返していきます。また、毎週の定例ミーティングまでに調査や資料作成を進め、フィードバックをもとにブラッシュアップを続ける日々を送っています。自分の意見や仮説が、重要な判断そのものであったりプロダクトやサービスにダイレクトに反映される環境なので、大きな裁量と責任を感じながら、常に本気で取り組んでいます。周りの方々に助けてもらう場面も多いですが、事業責任者として常に“自分がやらなければ始まらない”という当事者意識も持って動くことができています。社会で通用する力をこの場所で本気で身につけている実感があります。
へぇ〜、まさに実践ですね!大変そうですがやりがいもありそう。
そうですね。ただ事業計画を書くだけで終わるのではなく、プロダクトやサービスとして「社会に届く」ことを目指せる環境があるからこそ、自分の仕事が現実世界に対して意味を持つ感覚がありやりがいを強く感じます。大きな裁量を持たせていただいている分責任も大きくて、頭を抱えながら準備することもありますが、それすら当たり前のように全力で取り組める日々です!
ー自分の中で変わったなって思うことはありますか?
最初は心のどこかで自分のことを信じきれていない気持ちもあり、自分が事業を回すということにあまり現実的なイメージが湧いていませんでした。しかし今は事業責任者としてひとつひとつの判断に責任を持ち成果を問われる環境に身を置くなかで、レベルの高さに触れるたびに、ここでは本当に自分の考えた事業を実現出来る環境が整っているのだと実感し、「絶対やってやる!こんなチャンスやるしかない!」という気持ちが強くなりました。自分が今足りないところは全て努力して追いついて食らいついていこうと、並大抵ではない覚悟を持って取り組んでいます。
加えて、最初は自分の目標を追いかけることに必死でしたが、気がついたら、こんなに素敵な環境で働かせて支えて頂いている分なんとか結果をだして会社に恩返しがしたいと思うようになっていました。そう思える程に全力で向き合って支えてくださっている周りの方々に心の底から感謝しています。
なるほど〜!最初の不安が働いていくうちに覚悟に変わっていったんですね!「恩返しがしたい」、そう思えるほど素敵な環境なのですね!
ーチームとの関わりで印象的だったことは?
一番印象的だったのは、議論のスピード感と本質を捉える力の高さです。特にコンサルチームの方々は、ちょっとした違和感にもすぐに反応して、それをその場で言語化し、筋の通った問いや提案に変換していきます。自分が「なんとなく変かも」と思っているうちに、すでに誰かがそれを的確な言葉で整理してしまっている。そうした思考の瞬発力と構造化の力には、毎回驚かされます。会議では無駄な議論が一切なく、それぞれが問いの本質に向かって的確に思考を深めているのが伝わってきます。質問されたことに対しても、曖昧な答えではなく、解像度の高い視点でしっかり返すのが当たり前。全体的に「思考の精度」や「価値あるアウトプット」を重視する文化が浸透していると感じます。一人ひとりが“成果を出す”という意識を持って動いているのが伝わってくる、非常にレベルの高い環境であり、自分も思考の質や速度をもっと高めなければと刺激を受けています。
へぇ〜、理想的なチームですね!お互い学び合いながら、高め合っていける環境って素敵です!!
ーFavorに入る前と後で印象のギャップってありました?
ギャップは特になかったです。実務を責任持って担わせて頂いていて、新規事業の専門家の方とミーティングする機会を毎週セッティングして頂けたりと価値ある有意義な時間を過ごせています。ただ、「社会はそんなに甘くないよな」としばしば感じることがあります。「実力が乏しければ社会からは求められないのだな」と。
えっ、それは…どういう意味で?!
もちろんいい意味です(笑)。私綺麗事はあまり好きではなくて、しっかりと結果で評価され、「学生だからこれでいい」といった甘い評価ではなく、率直なフィードバックをもらえる環境が自分には合っていると感じています。自分に足りない部分がやたらと構造化され整理された日本語でFBとして送られてきたこともありましたが、学生として下に見るのではなくてちゃんと向き合ってくれる会社なので、どんどん吸収して実力を付けることができます。この環境で求められるレベルを当たり前にこなせるようになれば、社会に出た時に困らないどころか、むしろ周囲と明確な差をつけられる力がつくと感じています。
ーやりきった!って思えた経験は?
やりきった!と思えた経験は正直まだありません。いつでもアドバイスを頂ける環境が整っているのですが、そのたびに足りなかったところがたくさん見えて、とてもやりきったとは言えないなと思います。アウトプットに対して求められる期待値が高いため、むしろその都度“次に向けた改善点”が鮮明に見えてくる感覚があります。常に意見をいただける環境があるからこそ、「ここまでやればいい」という妥協が一切許されず、常に“未完”であることを意識させられる構造の中で仕事をしていると感じています。ですがそれは決して苦ではなく、むしろ「自分の伸びしろに投資してもらっている」という実感があり、非常にありがたいことだと思っています。だから今は、「やりきった」と思えるその日まで、未熟さを受け入れつつ、挑戦と修正を続けていこうと思います。
それだけ毎回全力なんですね〜。尊敬します…!
ー苦しかったり、失敗した経験は?
思うようにいかなくて自己評価と期待値のギャップに悩むこともたくさんあります。ですが「私は起業家になって社会に貢献するんだ」という気持ちを再確認して、なんとか立て直しています。また、圧倒的な実力を持つ社長と非常に近い距離で働かせていただいており、その分、自分の至らなさや思考の浅さにも頻繁に気づかされます。だからこそ、自分の限界に向き合いながら、毎回の壁を“学習機会”として前進し続けることができています。
なるほど…気持ちをぶつけたこともあったとか?
はい、本気すぎるが故に社長に「私が聞いてるの!!!」と会議中に言ってみたこともありました(笑)。信頼関係があるからこそです!思う存分頑張らせて頂けていること、とても感謝しています。
ーインターンを通して、自分の変化を感じたことは?
まだ思うような結果が出せていないので、成長したとは見なしていないです。ただ、もともと完璧主義で無駄な作業まで行ってしまっていた私がQuick&Dirtyを意識できるようになったのは変化だと思います。この言葉は完璧を求めすぎて追い詰められてしまっていたときに社長が教えてくれた言葉です。まず出して、即座に改善していくという思考に変わったことは大切なマインドセットの転換でした。
すごく自分に厳しいんですね。けど、それがここなさんの強さなんだと思います!
ー将来の夢や今後チャレンジしたいことは?
今は「絶対起業の夢を叶える!」と思い、日々実現に向けて取り組んでいます。特に、メンタルヘルスの領域に関心があって、日本から心理的な面で苦しみを抱えている人をゼロにしたいと考えています。そして自分の手でビジネスを回して、「持続可能で再現可能な支援の仕組み」をビジネスの文脈で設計し、ビジネスという形だからこそできる社会貢献の形を探っていきたいと考えております。実績がないうちは社会を変えるなどと言ってもただの夢物語にしか聞こえないと思うので、着実に結果を出して信頼を積み重ねていき、偉大な社会貢献を成し遂げようと思います。
おぉ〜!頼もしいですね!
メンタルヘルスを語るのであればそれに見合うだけの専門性が必要だと考えていて、今後は関連する資格の取得にも注力していく予定です。社会に変革をもたらすには、まずは自分自身が信頼される存在でなければならないと強く感じています。また、私自身、人とのコミュニケーションや関係性の中で、ひとつひとつの言動が他者にどのような印象や影響を与えるかを戦略的に設計することに興味があります。そのためnoteなどを通じた発信活動などその力が活かせることにもチャレンジしていきたいです。
ー最後に、これからインターンを考えている学生さんに一言お願いします!
ここは求められるアウトプットの質が高い代わりに、裁量権と責任を持って事業を任せて頂くことのできる大きな挑戦ができる場所です。その分正直、強靭なメンタル及び確かな実力を備えている人でなければやっていけないのではと思いますが、覚悟を持って取り組むことの出来る方、是非一緒に働きましょう!