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【社員インタビュー】ジョブリターンの経験者が語る「やりたいことと欠けていることを合致させる採用」と「戻ってきたいと思える会社の魅力」

一度退職した社員が復職するジョブリターン。在籍経験のある人材雇用は、企業にとって採用後のミスマッチを防ぎながら即戦力を確保でき、復職する側も、企業文化の理解や人間関係の構築ができていてすぐに馴染めるなど、双方にとってメリットが多いもの。再び実力を発揮したいと思える「戻ってきたいと思える会社」とは?!

今回は、他社でのチャレンジを経てファーストアカウンティングに復職した坂倉さんにお話を聞きました。

【プロフィール】

  • 名前:坂倉さん
  • 仕事:カスタマーサクセス部でプロダクトマーケティングマネージャー(PMM)として、主に顧客からのフィードバックや業界動向などを反映したプロダクト開発の方向づけ、顧客の活用支援に還元する各種情報発信に取り組む
  • 前職:不動産テック系企業のプロダクトマネージャー
  • 入社:2022年7月 (再入社)

やりたいことが明確になって、ファーストアカウンティングから一度転職

── 当初の業務内容や在籍期間は?

ファーストアカウンティング(以下 FA)に入社する前は、BtoC向けにAIを活用したスマホアプリなどを提供している会社にいて、新規事業立ち上げをはじめ様々な業務を幅広く担当していました。その際に、FAからオファーをいただきました。

AIを活用したサービスは続けていきたいと思っていましたし、BtoB向けサービスやプリセールス(システム構築やソフトウェア製品を販売・導入する際に、営業担当に同行し、ITの技術的な知識を用いて、営業担当をサポートする業務)が経験できることにも魅力を感じて、FAにジョインすることにしました。

入社後はプリセールスを担当し、在籍期間は、2020年春頃から約11ヶ月です。

── 結構短い在籍期間だったんですね!

はい。FAの前は7年ほど在籍していたので、自分史上一番短い在籍期間でした(笑)

── 転職しようと思った理由は?

プリセールスをやってみて面白味も感じていましたが、やっぱりプロダクトマネジメントの領域がやりたいという気持ちが強くなってきて。開発に要望を伝えて新機能をリリースするなど、プロダクトに近いようなことはさせてもらっていましたが、もっと特化して取り組みたかったんです。

そこで改めてキャリアプランを考えた結果、チャレンジできる環境に行こう、と決意しました。

── 転職先を選んだ理由は?

不動産テック系のBtoCサービスを展開している会社が、プロダクトマネージャーのポジションを募集していて、元々BtoC向けのサービスをしていたので、興味もありましたし、プロダクトに関われるため選びました。

── チャレンジしたいことが叶ったんですね。

FAより人数が多く300人くらいの規模の会社で、体制が整っていたこともあり、希望のポジションに着くことができました。周りのメンバーのレベルも高く、得るものもありましたし、やりたかったことはできていたと思います。

アットホームとは違う「人の良さ」

── FAに再入社しようと思ったきっかけは何でしたか?

今の上司から飲みに誘われて、その際に「開発側のプロダクトマネージャーはいるけど、カスタマーサクセス(CS)側にも対になるポジションがいなくて課題なんだよね。坂倉さんやりませんか?」とお話をいただきました。

── いきなり飲みのお誘いがあったんですか?

転職してからも、仲良くさせてもらっているメンバーなど何人かとたまに飲みに行ったりして、お互いの状況を話したりはしていたんです。そこから共有があったのかもしれないですね。上司の高塚さんとも以前在籍時に半年ほど一緒に働いていたので、普通に「飲みに行きましょ~」って感じで誘われました(笑)

── 再入社のお話を聞かれたときは悩みましたか?

その時もやりたいことはできていたので、在籍していた会社に残るか、FAに再入社するか、当然悩みましたね。でも、FAはスタートアップならではの風通しの良さがあるのと、何より人が良い。それは在籍していて良く分かっていました。悩みはしましたが、やりたいことと人の良さが揃っていて、やらない理由はないな、と思って再入社を決意したんです。

── 「人の良さ」って、どんなところなんでしょう。アットホーム感とか?

アットホームとは違うんですけど、成熟しているメンバーが多いのかな。年齢層も30代~40代と同世代が多いというのもあるかもしれません。波長が合うとか、仕事の感覚が近い人が多いので、安心感があります。感覚が近いので、仕事も進めやすいし、ストレスもほとんどないです。

── 再入社するにあたって不安はありましたか?

自分自身も初めての経験でしたし、FAにとっても初めてのことだったので、どのように受け取られるのかな、大丈夫かな、と不安でした。

でも、再入社前に、社長の森さんとの面談で「坂倉さんが再入社するかもしれないけど、どう?って全員に聞いたんだけど、誰一人ネガティブな反応の人はいなかったよ!」と言っていただいて、安心しました。

── 森さんは真っ直ぐな人柄だから、森さんからそんな話が聞けると安心しますよね。

そうそう(笑)それに実際、再入社後もみんなに「久しぶり~!」って感じで迎えてもらえたので、本当にほっとしました。

── 世間一般的に『出戻り』という言葉もあったり、良くないイメージを持っている人もいらっしゃる気がします。

そうですね。みんなは温かく迎えてくれたけど、転職先で上手く行かなかったのかなとか思われたくなかったので、再入社後は「絶対結果を出すぞ!」と、かなり気合を入れて再スタートしました。

今も結果を出すために邁進していますが、もう当時のように気負いすぎている感じはないです(笑)

カスタマーサクセス部でPMMを行う意義

── 今はどのような業務をされているんですか?

従来はプロダクトマネージャー(PdM)という役割のみだったところに、新たにプロダクトマーケティングマネージャー(PMM)というポジションを設けて、PdMと協力して別々の領域の空白を埋め、成果の質とスピードの向上を図っています。

PMMという役割は、事業成長のために「何が売れるか」を考えて「それをどう売るか」という設計をおこなうポジションで、具体的には、ユーザー要望収集や管理・活用をおこないながら、並行してプロダクトビジョン→戦略→ロードマップ構築といった基盤を作るような取り組みをしています。

── 事業成長というと経営戦略に近い取り組みですよね。そのような役割をカスタマーサクセス(CS)部の坂倉さんが担うのは、FAのカスタマーサクセスへの力の入れ方が反映されているような気がします。

そうですね。お客さまのニーズやその緊急性などの温度感を一番知っているのはCSだと思います。

CSとして中長期的な戦略を立てる重要性は、これまでもみんな感じていたと思いますが、目の前のお客さまの対応をしながら計画するのは難しいし、CSの既存メンバーからPMMのポジションを排出するのは、非常にパワーがかかることだと思います。

やりたいことと欠けていることを合致させる採用

── そう思うと、坂倉さんを呼んだ高塚さんの戦略性の高さを感じますね(笑)

やりたいことと欠けていることを合致させるのは、採用で非常に重要だと思います。

私は、元々プロダクト開発とビジネスの両面に立って戦略を練ったりすることが好きだったので、フィットする予感もしていたし、実際にフィットしていると感じて働けているので、戻ってきて本当に良かったと思っています。

── 再入社の際に「PMMをやってほしい」など、具体的な話があったんですか?

具体的な話は特にありませんでした。ただ、CS側でプロダクト開発と顧客の距離を近づけるポジションの人がいないという課題は聞いていたので、既存のプロダクトマネジメントチームとディスカッションをおこなったり、自分なりに色々調べたりして、PMMという役割がロールモデルになりそうだと思い、FAとしてのPMMを定義づけしました。

FAは自主性や裁量を持って活動しやすい環境ですし、私自身かなり裁量を持たせてやらせてもらえています。

先日もドッグフーディング(製品リリース前の社内テスト)を企画したんですが、経営陣にも自社サービスを経験してもらったことで、口で説明するよりも感覚的に課題の重要性を知ってもらえて、非常に手ごたえを感じることができました。

今後はさらに視野を広げて、プロダクトマネジメント組織構築やナレッジの体系化、若手がジョインした場合の育成などについても考えていきたいと思っています!

坂倉さん、ありがとうございました!ファーストアカウンティングでは、これからもやはりFAで再チャレンジしたい、と思われる会社を目指して様々な取り組みに挑戦していきます。

(最後に)ファーストアカウンティング株式会社では一緒に働く仲間を募集しています!

ファーストアカウンティングでは、カスタマーサクセス部門はじめさまざまな部門・ポジションでのメンバーを絶賛募集中です。

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