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共通点は「観察し仮説を立て検証していくこと」--f4samurai創業者CTOが人事に挑戦する理由 | note


はじめまして、松野です。
僕は、f4samuraiという会社でCTO兼CHROをしています。

f4samuraiはスマートフォン向けゲーム開発が事業の中心で、「マギアレコード魔法少女まどか☆マギカ外伝」や「オルタンシア・サーガ」といったタイトルをつくっています。知っている方がいたら嬉しいです。

僕はもともと大学院を卒業してから、野村総合研究所というSIerの会社でシステムエンジニアをしていました。そこから同期と起業をして「f4samurai」を立ち上げました。

ずっと技術支援のような仕事をしていたのでCTO(最高技術責任者)という肩書きになっているのですが、最近は人事を中心としたバックオフィス系のところも強化をしていきたいという想いがあり、CHRO(人事最高責任者)も名乗りはじめました。

今は会社のミッション・ビジョン・バリューや人事制度、育成のプロセス、新人研修のところなど、人に関わる部分を担当しています。

なかなか難しい領域で、まだまだ勉強中です。
今回はそんな僕の自己紹介と、エンジニアがなぜCHROになったのかを書いていきたいと思います。


目次

  1. 関わってくれる人には「楽しく働いてほしい」
  2. エンジニアの視点で人をみる
  3. 自分の目で観察をして、仮説を立てて検証していくサイクルが好き
  4. 子どもとの生活も日々新しい発見がある
  5. 僕がnoteを始めようと思ったきっかけ
  6. 最後に…

関わってくれる人には「楽しく働いてほしい」

野村総合研究所で働いていた若手のころから、チームをまとめる役をやる機会が多くありました。同じ部署の後輩や、協力会社の人をまとめたり。

その中で、関わってくれる人に「楽しく働いてほしい」という想いがわいてきたんですね。仕事って1日の3分の1を占めていますし。

楽しく働いてほしいという想いに僕のエンジニア気質の性格がのって、「仕組化することで楽しく働けないか?」と思うようになりました。そこで、手探りですが「朝に集まって今日やることを話しましょう」とか「大きな紙にやることを貼りだしましょう」とか、そういうことをやっていたんです。

f4samuraiを起業した後は、とにかく会社が潰れないように、ゲームタイトルを出し続けることに集中していたので、人に関わる部分からは距離を置いていました。

幸い、経営も安定してきて、会社の地盤を整えるタイミングが来ました。今度はf4samuraiに関わる人に「楽しく働いてほしい」と強く思い、CHROにチャレンジするに至りました。


エンジニアの視点で人をみる

僕は、もともと人の話を聞くことが好きな性格でした。

人がどんなことを考えてその結論に行き着いたのか、経緯に興味がわくというか。

「どうしてそう考えたんだろう」とか「なぜその人生を選択したんだろう」とか、人の思考性に興味があるんですね。

エンジニアなので、テック的な視点で人をみているのかもしれません(笑)。

人を知りたいなと思ったときに仕組みの方が気になって、脳科学や行動経済学といった理論で裏打ちされているんじゃないかと思って調べたりします。

自分の目で観察をして、仮説を立てて検証していくサイクルが好き

昔から観察することが一番好きで、それに対して何でだろうと疑問がわいたときに学ぶということをしていました。

興味関心が先にあって、これを体系的に勉強できる方法はないかとか、参考になりそうな本がないかを調べていきます。

エンジニアの業務でも、システムでトラブルが起こったときに、可能性の高そうな原因から調べていきます。

全体を俯瞰して仮説を立て、ピンポイントで調べて検証する。わかったことをアウトプットしたり仕組化したりするところは、得意でワクワクするところですね。

ただ、僕に前提知識が足りない状態で仮説を立てると、ぜんぜん的外れになることがあるので、それは欠点ですね(笑)。

例えば人に関することでいうと、人間関係で仮説を立てたときに早とちりをすることがあります。勘所のない領域は、とくに丁寧にやらなくてはいけないなぁと思いますね。

今CHROという人事の領域にきたときに、知らないことばっかりで、社内外のいろんな人に聞いてまわって勉強しています。


子どもとの生活も日々新しい発見がある

家では子どもと遊ぶ時間が多いのですが、子どもも研究対象みたいなところがありますね(笑)。
僕には、7歳の女の子と2歳の男の子がいるのですが、日々新しい発見があります。

下の子が上の子の真似をして歯磨きも自分でやりだしたりして、真似する対象がいると成長が早いんだなとか、気づきがあって面白いです。


僕がnoteを始めようと思ったきっかけ

会社の話に戻りますが、発信することはあまりやってきていませんでした。
f4samuraiを安定軌道に乗せるまで、後回しになってしまっていたんです。

あらためて、ここで会社のミッション言葉を紹介したいと思います。

会社のミッションは「世界に、“一番のワクワク”を届ける」というものです。

僕たちは、世の中に楽しいことの総量が増えたらいいなと思っていて、自分たちが働く中でもワクワクを増やしていきたいと思っています。

オンラインゲームもそうですし、ゲーム以外の新規事業ではJリーグのクラブチームの公式ファンアプリをつくっていて、サッカーの楽しみかたも増えるといいなと思っていたり。

仕事って大変な中で、ワクワクするという働き方が当たり前になれば、そのことでもワクワクが増えることになるので、それを発信していくことで外に広がっていったら嬉しいなと思っています。

それがnoteを始めた一番の理由です。

最後に…

僕はCTOからCHROへ、システムから人という新たな領域へチャレンジをしています。

仮説構築が好きな僕ですが、人の部分はわからないことが多く、日々勉強中です。

noteではそんな僕のチャレンジや学んだこと、会社の取り組み、プロセスを含めて伝えていきたいと思います。

よろしくお願いします!

(※2年前初詣に行ったときの写真です)

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