こんにちは、ユメ・フルサト社員の吉田 佑香です。今日は私たちユメ・フルサトの発行している地域通貨「おむすび通貨」についてのお話をしたいと思います。
ユメ・フルサトでは地域通貨「おむすび通貨」を発行しています。
こども夢の商店街の会場で発行される「おむすび通貨」は、まずはこどもたちの開くお店の売り上げやお給料としてこどもたちのもとへ。
おとなの方がこどものお店でお買い物したり・・・
こどもがこどものお店でお買い物したり・・・
そして、イベントが終わる頃にはこんなかんじのこどもがいっぱい!!
こどもたちが稼いだ「おむすび通貨」は会場でお米と交換して持って帰ることもできますが、最長6ヶ月の期限内であれば、提携店と呼ばれるお店で、1むすび(おむすび通貨の単位)=50円相当の商品券として使えるようになっています。
提携店は、会場近隣のケーキ屋さん、パン屋さん、本屋さんや文具屋さんなど。私たちの事業に賛同し、ご協力いただいている地元のお店の皆さんです。
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「おむすび通貨」は、地域の中でぐるぐるとお金が循環するしくみをつくりたいという思いで発行していて、1,000を超える中小事業者さんが加盟してくださっています。発行に至った想いやストーリーについて、ぜひぜひ代表のだいさんから直接聞いていただけたらと思います。
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そのため、イベント後は多くのこどもたちがおむすび通貨を大事に持って帰って、地域のお店でお買い物を楽しんでいます。
そして、年に4回の精算期間になると、全国各地にある提携店から連日のように期限を迎えたおむすび通貨が届きます。今回も段ボールいっぱいのおむすび通貨たちが帰ってきました。特に私は会場で通貨の発行を担当していることが多いので、「おかえりー!」という気分です。
大量のおむすび通貨をスタッフで手分けしながら数えたり、間違いがないように登録したりという作業は、けっして楽ではないのですが、中にはこんな心温まるお手紙を添えてくださる提携店さんも。
こうしたお手紙をいただくと、わたしたちの事業は、ただお金と物のやりとり発生させているのではなく、人と人とのつながりを豊かにしているんだと、あらためて感じさせられます。
私自身が、ユメ・フルサトに入社したのは、イキイキ働くおとなとこどもをもっと繋げて、おとなになることが楽しみになる世の中を作りたかったから。
なので、私たちが送り出したおむすび通貨に、一生懸命働いたこどもたち、協力くださる提携店さんなど、いろんな人がつながって、たくさんの思いが乗っかっていて、箱いっぱいのおむすび通貨1枚1枚に、それぞれの物語がつまっているんだなぁ、そんな物語をつくる仕掛け側に自分がいられるなんて、ありがたいことだなぁ、忘れちゃダメだなぁ、と初心に返る思いです。
さて、またお仕事がんばろう!!
ユメ・フルサトは、こどもたちを笑顔に、地域も笑顔に、みんなを笑顔でつないでいく、そんな働き方に興味がある方にぴったりの職場です。
ぜひ興味のある方は話を聞きに来てくださいね。お待ちしております。