EZO CONSULTING GROUPインターン生の天野です!
いよいよ入社の日が近づいてきました。学生生活を振り返ると、さまざまな思い出がありますが、今回はその中でも特に印象的だった挑戦を紹介します。
それは 「自転車で1日200キロ走破!」 という挑戦です。
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きっかけは社長のエピソード
私がこの挑戦をしようと思ったのは、社長が「4日で800キロを走った」という話に憧れたからです。
私は大学時代に自転車部に所属しており、1日100キロ程度なら走ることはありました。しかし、200キロを4日連続で走ったという話は聞いたことがなく、「自分もそんな挑戦をしてみたい!」と思いました。
最初は社長の記録を超える「3日で800キロ」を目標にしましたが、よく考えるとかなり無謀な挑戦です(笑)。
そこで現実的な目標として 「2日で愛知県の実家から東京の新居までの300キロを走る」 ことに決めました。
しかし、実際にはさらなる試練が待ち受けていました。
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挑戦直前、まさかの体調不良
挑戦の数日前、卒業祝いの食事で食あたりを起こしてしまい、走ることすら危ぶまれる状況に…。
それでも、前日にはなんとか回復し、 1日目は沼津(200キロ)、2日目に箱根を越えて東京(105キロ) という計画で挑むことにしました。
結果として、2日目は走行を断念したのですが、その理由については後ほど説明します。
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1日目:思わぬ試練との戦い
最初のうちは「案外200キロくらいなら楽勝かも?」と思っていました。
しかし、しばらくすると 「信号が多すぎて全然進まない!」 という現実に直面しました。
普段の練習では、山間部や河川敷など信号の少ないルートを走ります。しかし、今回は市街地が多く、頻繁にストップ&ゴーを繰り返すことに…。
特に 信号で止まるたびに加速する負担が大きく、体力がどんどん削られる ことを実感しました。
写真:静岡県 由比
さらに、ルート選びも苦戦しました。
国道1号線の静岡県内では、自転車が通れないバイパスが多く、予定していたルートが使えない場面も。事前の下調べが甘かったことを痛感しました。
そして、後半になると 最大の問題が発生 します。
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予想外の大敵「股の痛み」
80キロを超えたあたりから、 サドルに座れないほど股が痛くなる という事態に…。
普段の練習ではほとんど痛くなることはないのですが、今回は 荷物の重さ が原因だったようです。いつもより負荷がかかり、次第に耐えられなくなっていきました。
それでも何とか走行時間8時間で愛知県から静岡県沼津市のホテルまで200キロを完走!
写真:「DST 201.9km」が走破の証
しかし、2日目は予定通りにいきませんでした。
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2日目:無念のリタイア
2日目を断念した理由は 二つ あります。
1. 股の痛みが回復せず、5時間以上の走行は不可能だった
2. 雷雨で箱根越えが危険だった(迂回ルートも同行者のスケジュールに影響するため断念)
この結果、2日目の走行は諦め 「1日で200キロ」 という結果になりました。
写真:リタイアして電車で東京に行く道中
社長の記録には遠く及ばなかったものの、当時の自分の実力を考えれば「よく頑張った!」と自分を褒めたいです(笑)。
それに、もし無理をしていたら体調を崩し、入社式に出られなかったかもしれません。
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挑戦を通じて学んだこと
今回の経験を通じて、 事前準備の大切さ を痛感しました。
• 体力作り(練習不足が響いた)
• ルート選定(自転車が通れる道かどうか要確認)
• 天候の確認(悪天候のリスクをもっと考慮すべきだった)
• 想定されるトラブルへの対策(股の痛み対策が必要だった)
社会人生活においても、 「準備がすべて」 という言葉をよく聞きますが、まさにその通りだと思いました。
この200キロ走破は、単なる武勇伝ではなく、これからの社会人生活への教訓 になりました。この教訓を胸に、4月からの社会人生活のスタートを切りたいと思います!