社会にポジティブな変化をもたらしたい。
それがEXPACTの揺るぎないミッションであり、私たちが日々大切にしている想いです。
その中でも、ひときわ胸を打つ挑戦が、静岡の若き起業家・泉本悠さんの創業ストーリーです。
彼はただの技術者でも、ビジネスマンでもありません。22歳の大学生でありながら、「株式会社ヒートショックゼロ」の代表取締役として、年間約1.9万人の命を奪うヒートショック事故をゼロにするという使命を胸に、全身全霊で走り続けています。 「ヒートショックゼロ宣言」IoT技術で高齢者の命を守る世界を実現したい! 泉本悠
それは、彼の起業の原点にある「原体験」の強さに他なりません。
祖父母をヒートショックで亡くした深い悲しみ。
その痛みは、私たちの想像をはるかに超えるものです。
ただの「社会課題解決」ではなく、愛する人を失った痛みから生まれた、魂の叫びが、彼の挑戦を突き動かしています。
この原体験こそが、単なる技術開発やビジネスでは決して得られない、強靭で持続可能な情熱の源泉(原体験)です。
EXPACTは、そんな泉本さんの挑戦を単なる応援ではなく、「共に汗をかき、共に悩み、共に歩む」伴走者として支えたいと強く願っています。
TOMOLプロジェクトの原体験探求ツアーで、彼は自らの感情に真正面から向き合い、社会課題への向き合い方をメンターと共に深く掘り下げていきました。
合宿の様子(当時は違うビジネスアイデアを持っていた)
泉本さんのメンターのGab 山内さんの熱いメンタリング
社会課題探求の街歩き(熱海)
その過程で芽生えたのは、失敗や悔しさの裏側にある「使命感」という不変の軸。
そして、その軸があるからこそ、技術的な困難も資金調達の壁も乗り越えられる。クラウドファンディングも達成できると確信しています。
泉本さんの挑戦は、その証明です。
また、若い彼が起こすムーブメントは、地域の大人たちの知見や想いと融合し、双方向の学びとなって新たな価値を生み出しています。
その結果、高齢者の安全を守るだけでなく、遠くから見守る家族の安心や医療費の削減といった社会全体に波及する包括的なソリューションとなっていきます。
彼の挑戦は、個人の悲しみから生まれた小さな炎が、やがて社会を揺るがす大きな炎となっていることの証明です。
クラウドファンディング開始からわずか9日で50万円を突破したのは、単なる資金調達の成功ではなく、多くの人々の心がこの挑戦に共鳴し、未来を変える力を共に創り出していることを示しています。
泉本さんが語る「ワクワク」や「仲間とともに創る」という言葉は、まさにEXPACTが大切にしている価値観の体現です。
それは、単なる一つのプロジェクトや製品への支援ではなく、泉本さん自身の心にある「本当に大切にしたいもの」と向き合う機会であり、社会を良くする「共感」と「信頼」の連鎖を生み出すことなのです。
泉本さんの挑戦は、まだ見ぬ未来を創る挑戦の旗を掲げています。
私たち一人ひとりの小さな一歩が、やがて大きなうねりとなり、社会を動かしていきます。
皆様お一人お一人の情熱がまた、社会を変える一歩となることを、私は信じています。
——髙地耕平(EXPACT株式会社)
あとがき
泉本さん、クラファン達成おめでとう!